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アマチュア無線 リモート運用

リモートトラブル編remote trouble

IC-705のリモート運用で地方のWFM放送を聞く事は出来ないの?

<困った内容>
 東京からRS-BA1 Ver2.0でIC-705と接続した時、WFMのポジションがないためリモートで地方のWFM放送を聞くことが出来ない。
 
 <対策内容>
 IC-705のWFM放送を聞くには、「RS-BA1のIcom Remote Utility」と「Win4IcomSuite」で実現出来ました。
まず、「RS-BA1のIcom Remote Utility」でIC-705と接続します。この場合の仮想COMポート番号は、「22」となっています。
 
 次に「Win4IcomSuite」を起動して「RS-BA1のIcom Remote Utility」へ接続します。 IC-705を選択し、COMポートは、「22」を指定します。「Connect」をクリックすると接続し「Disconnect」の表示になったら、「Save」クリックします。
 
 「Win4IcomSuite」のコントロールパネルが起動したら、WFMの周波数を設定しモードをWFMにします。
 
 「Win4IcomSuite」のコントロールパネルでスコープ表示も可能です。もちろん、アマチュア無線バンドでの運用も可能です。
 
 IC-7100で76.1MHzの「安曇野(あずみの)FM」も聞く事が出来ます。周波数は、マウス操作で変更可能です。IC-7100は、スコープ表示は出来ません。144/430MHzバンドでの運用も可能です。
 



IC-705を電源ONのままにすることができない

<困った内容>
 RS-BA1 Ver2.0で「プログラム終了時に無線機の電源を切る」のチェックを外しても無線機の電源がOFFとなります。電源をONのままにすることは出来ない。
 
 <対策内容>
 Windowsパソコンには、ICOMサイトよりダウンロードしたIC-705用のUSBドライバーをインストールします。 WindowsパソコンとIC-705は、USBケーブルで接続しておきます。これで作成したPythonプログラムで電源のON/OFFが可能です。 無線機の電源ON/OFFソフトを参照とします。
 



IC-705がシャットダウンモードになり起動できない

<困った内容>
 IC-705とRS-BA1 Ver2.0でインターネット経由で運用していましたが、何かの拍子にIC-705がスタンバイモードからシャットダウンになってしまい、RS-BA1から2度と起動できません。
この状態からリモートでIC-705の電源を入れる事が出来ないでしょうか。
 
<対策内容>
 サーバー側のWi-Fi接続に合わせて同時にUSB接続でサーバーPCを準備しておきます。 サーバーPCですることはあくまで今回のようにIC-705の完全な電源OFFの状態からの復旧とします。

RS-BA1ソフトからUSBケーブル経由で直接IC-705をローカル操作できるように設定しておきます。 これをリモートデスクトップから操作することで、IC-705の電源を復旧できます。

なお、IC-705については無線機側のリモート時のPOWER-OFF設定に関係無く、一旦、RS-BA1ソフトでON/OFFできれば以降はスタンバイ状態となります。

または、Pythonプログラムの電源ON/OFFソフトで、一旦、電源をONしてから電源OFFにすればスタンバイモードにする事が出来ます。