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アマチュア無線 リモート運用

リモートディスクトップremote desktop

インターネット経由でパソコンを起動する設定


  パソコンのBIOS設定でLANからパソコンを起動する機能を有効にしておく必要があります。
今回起動するパソコンは、ASUSのマザーボードを実装しているディスクトップパソコンです。このBIOS設定を次のように変更します。
詳細 --> APM --> PCIEによる電源ONを「無効」から「有効」に変更します。

※パソコンが、WoL機能(AMD Magic Packet Format)に対応している必要があります。
 

 Setupなどでアカウント、ユーザー名、パスワード、アクセスポート番号を設定後、起動するパソコンのMACアドレスを登録します。
 



インターネット経由でパソコンを起動する手順


 クライアント側パソコンのURLから固定IPアドレスとポート番号を入力します。
http://xxx.xxx.xxx.xxx:99999 (固定IPアドレス:ポート番号)
 
 
 接続できれば、クライアント側パソコンのWEB画面上に以下のログイン画面が表示されます。ここでユーザー名とパスワードを入力しOKをクリックします。
 
 
 次にクライアント側パソコンのWEB画面に以下が表示されます。ここで無線機の電源を入れたい場合は、該当のコンセントをクリックします。
 

 Systemをクリックし、Network Wakeupをクリックすると以下の画面が表示されます。ここで、Sendをクリックするとパソコン起動用パケットが送出されます。これでサーバーパソコンが起動しているはずです。
その後は、「Chrome Remote Desktop」によりサーバー側のパソコンを操作します。
 



リモートデスクトップはどうする


 リモートデスクトップは、Gmailアドレスがあれば簡単に使用できる「Chrome Remote Desktop」で行うことにしました。クライアント側パソコンから電源をONし、パソコンが起動したらリモートデスクトップ共有がスタートしているのでログイン出来ます。

@サーバー側パソコンを共有設定し、パソコンをシャットダウンします。
Aクライアント側パソコンより、サーバー側パソコンの電源をONします。
Bクライアント側パソコンより、サーバー側パソコンへログインします。
C終了するには、サーバー側パソコンをシャットダウンします。

※再度接続するには@から操作を行います。
 



 

サーバー側パソコンを共有設定するには


 「Chrome Remote Desktop」をダウンロードし、サーバー側パソコンにインストールします。このソフトを起動すると以下の画面が表示されます。ここでオンにするをクリックします。
 

パソコンの名前を入力し、次へをクリックします。
 
 
 6桁以上のピンコード(パスワード)を入力して起動をクリックします。
 

 これでサーバー側パソコンのリモートデスクトップがスタートします。 この状態でパソコンはシャットダウンしておきます。WoL機能でパソコンが起動すれば、リモートデスクトップが有効となっています。
 



クライアント側パソコンから起動するには


 クライアント側パソコンでGoogle Chromを起動し、「remotedesktop.google.com/access」を入力します。
 この時、サーバー側で設定した時と同じGmailアドレスでログインしておく必要があります。
サーバー側で設定したパソコンの名前が表示されたら、そのパソコン名をクリックします。
 
 
 サーバー側パソコンとの接続がスタートします。
 
 
 パスコード入力が要求されたら、サーバー側で設定したパスコードを入力し、矢印をクリックします。
 
 
 接続までしばらく待たされます。接続エラーとなる場合もあります。
 
 
 接続が成功すると、クライアント側のパソコン画面にサーバー側のパソコンの画面が表示されます。ここでサーバー側のパソコンにログインすると操作が可能となります。