谷 真一郎さんより 近況(中国仏教・中国思想) 2002,5,26,

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曽 我 逸 郎 様
              from 谷 真一郎
 山下さんと3人で飲んで以来、非常に長い間御無沙汰しております。
 サラリーマンだからお互い様の事ではありますが、実は、5月以来色々な事情で非常に忙しくなってしまい、読書もあまりできずにおります。
 中国仏教の研究には今この本は欠かせまい、と伊藤隆寿『中国仏教の批判的研究』を6400円出して買いましたが、まだ1頁も読まずにおります。ただ、中国についてこれまであまりにも知識が白紙だったので、せめてもと思い『論語』『老子』『荘子(内篇)』を読み、色々と考えるところがありました。
 というわけで、伝える価値のある事は何もありませんが、とりあえず、仏教への心がけは絶やさずに生きておりますということで、近況報告です。草々

追:『論語』の中で「我十有五にして学に志し、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る……」という有名な箇所があります。四十歳前後の時、「惑わず」とはどういうことで、何について惑わなくなるのか、ということが自分なりにわかりました。で、そろそろ五十に近い私としては、「天命」そのものを知る前提として、「天命を知るとはどういう事なのか」を知りたいので、色々と考えて、こういうことではないのか、とあたりをつけております。それについてはまた次回、話を聞いて下さい。


谷 真一郎さんへの返事

すみません。まだお出しできていません。しばらくお時間を下さい。

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