無空さんから あたりまえ、、について。3通のメール 2001,3,6,
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冠省 ひょんなことから貴方のホームペ−ジに辿り着きました。
やっと印刷できましたので、これからじっくり拝見させていただきます。
その時にはまた感想を述べさせていただくことになると思います。
不躾なメールを打った理由は輪廻転生を否定されている点です。
この点は仏教と係わりを持つ以上当然問題になるところです。
また時間論等についても同様です。
この辺については私のホームページにおいても考察しておりますので
ご訪問頂ければ幸いです。
http://www2.justnet.ne.jp/~zerospace/
無空より
無空さんへの返事
メール頂戴いたしました。ありがとうございます。
是非ご意見ご批判をお聞かせ下さい。お待ちしております。
無空さま
2001、3、7、
曽我逸郎
無空さんからの2通目
曽我様
冠省 早速一読させていただきました。
大変見事なものです。そもそもこのような形式で語ろうとすること自体思いもつかないことでした。
ご存じかとも思いますが、私はバグワンこと和尚の影響を強く受けておりますので彼の文体に似せてしまいます^^。
細部には議論を楽しませていただく部分があると思いますので、今度はじっくり拝読のうえ、メールしたいと思います。とりあえずご報告まで
2001・3/8
無 空(斎 藤 利 幸)
無空さんからの3通目
・ しかし、残念なことに仏教学は専門的すぎて学問の外にほとんど広がっていません。救いを求める人は多いのに、その成果はひろく人々と共有されてい ません。また、仏教学が扱うテキストも、ほとんど十世紀以上昔の経や論で、現在の一般の人々には共感の得にくいものであることも事実です。
仰るとおりです。
我々が最終的にブッダに求めるものは人間としての範でしょう。
生き方そのものです。
しかし、何時しかブッダの生き方は人々の記憶から消え去り、言葉の解釈に走り
ました。
解釈という行為自体がその人の考え(=エゴ)の入り込んだものであり、ブッダ
の実現しようとした無エゴと反することです。
我々が学ぶべき、そして伝えるべきはブッダの態度そのものであり、一部の人に
しか理解されない学問では無いと感じます。
勿論、仏教学そのものを好きでやる分には問題はないでしょうが、普通の生活を
する人にとっては画餅のようなものでしょう。
何時の時代でも変わらずに求められているのはブッダのような誠実性につきると
思います。
なお、「ブッダとそのダンマ」はこのような観点から書かれた数少ない書と感じ
ますので、未読であれば一読されて損はない
と思います(B.Rアンベドーカル著、山際泰男訳・三一書房)。
2001/3/11
無 空
無空さんへの返事
もう一通頂いた次のメールにお出ししました。