古布の裂き織りは織っている時にも、布へのいとおしさが感じられます。裂き織りの後はとても穏やかな満足感に包まれます。
この地域では昔からボロばた織りと言われてきた裂き織りをしています。
経糸は草木染めや化学染料で染めた糸を使用しています。緯糸は古布を裂いて糸にしたものを使います。古布は昔の人が椿の木を燃やしたり、わらを燃やして媒染液を作って草木で染めたものです。古布の草木染めは現代の物とは違う優しさが魅力です。
最初は着物として着たものがモンペや袢纏になり、布団の生地になり、最後にボロボロになった布がもう一度裂き織りで布としてよみがえります。
はた織り体験もできます。
巾36~38センチ、長さ60㎝の機織り体験です。バッグが作れる大きさの裂き織りです。
世界に一つしかないバッグを作ってみませんか?
*農家体験は材料の準備がございますので、事前のご予約をお願いします。
時期:年中
料金:2,400円/古布ご希望の場合は50cmの裂き織に対して1,000円位。冬季(10~4月)は暖房費300円。
時間:3~4時間
ふだん着で織った布は、縫製してバッグや服をつくって展示販売しています。
作品はバッグや服の他にも、コースター、タペストリー、テーブルランナー等、草木で染めた糸で織ったマフラー、古布のリフォームの洋服、インドネシアのバティック、イカットを使ったバッグや洋服、流木のペンダント、木のボタンなどいろいろあります。
是非お出かけください。