RESPECT RG

Truth of the YOGA of RICKSON GRACIE



HOME
GUIDE

ヒクソン・グレイシーとヨガ
Truth of the YOGA of RICKSON GRACIE


現在、アートセラピーハウスブログに引っ越し作業中です。

5秒後にジャンプします。
ジャンプしない場合は、下記のURLをクリックしてください。

アートセラピーハウス・ジャパン HP


【はじめに】

これらは以前のBBS(現BBS) で私が連載していたものです。
私がヨガに興味を持ち、現在のように自分の身体をコントロールできるように
なったのも、ヒクソン・グレイシーの存在を知ったからといってもいいでしょう。

その偉大なるヒクソンのヨガを始め、
『呼吸法』、『ウディーヤーナ・バンダ』、
『ナウリ』、『太陽礼拝』
など、
いろいろ興味深いことが書かれてあると思いますので、
是非、読んでみて下さい。

但し、乱文をお許し下さい。いずれ改めてきちんとしたものに書き直したいと思っています。
また、企業秘密のために書いていない部分もあります。何卒、御了承下さい。
そして、2006年春、連載再開(あくまでも予定^^;)です。
まぁ、人生は長いのでいつかちゃんと続きを書くと思います(爆)






SIDE-A ガイド

  HOME GUIDE BBS
ガイド
究極の整体究極のヨガ究極の筋トレ

ガイド   ガイド   ガイド

究極のヨガ(ヨーガ/YOGA)でセルフコントロール!

単純明快・天衣無縫・究極のヨガ
athojapa style ヨガ・アドバンス料金表
 NEW !!!


NEW !!! 太陽礼拝 バンダ ナウリのやり方SP

SIDE-B TOP

SIDE-B TOP SIDE-B TOP

SIDE-B ガイド



ヒクソン・グレイシーとヨガ@

(96) ヒクソン・グレイシーとヨガ@名前:Young Master 2003年09月04日(木) 20:06 /HP

『ヒクソン・グレイシーとヨガ』というタイトルでいくつか書いていこうと思います。

ヒクソンは私にかなり影響を与えた人物。それと同時に彼の行うヨガ。 特に彼独特の呼吸法は鮮烈な印象。 日本のTV(バラエティー番組)などでもその呼吸法は 何度も披露しているから見た方もいるだろうと思う。 ウチの筋トレのインターバル中にやってもらっているのがそれだ。

上の画像は多分、私を含む日本の方々が初めて目にしたであろう 彼のヨガのポーズの写真:左(エーカパーダ・サルヴァーンガ・アーサナ) 右もヨガの基本的な座り方の『金剛坐』と呼ばれるものだろう。 日本で言う正坐。これは1995年の雑誌『格闘技通信』に掲載された写真。 下のキャプションには以下のようなことが書かれている。

---------------------------------------

メディテーション、ストレッチ・・・。 ヒクソンはこういったトレーニングのほかに、 厳格な食事制限も守っている。 それは「グレイシー・ダイエット」と呼ばれるもので、 徹底した菜食主義、酸性の食品を取らない、 一定の食べ合わせを守る・・・等の規律がある。 一族のほとんどが、程度の差はあれ、 この食事方法を守っているのだ。 強さの秘密は、ここにもあるのでは・・・。 もちろん、禁酒、禁煙だ

---------------------------------------

一説にはグレイシー・ファミリーは癌にならないらしい。 その秘密は上記の”グレイシー・ダイエット”なる 独特の食事理論が貢献していると言われる (当時の記事の上記には菜食主義とあるがヒクソンも普通に肉を食べている。 ただスーパーマーケットでの肉の選び方には時間をかけ、 かなり厳選している映像は見た事がある。) 私自身は食事には気を使っていないので、 グレイシー・ダイエットも昔は記事を読んだがあまり興味は湧かなかった。

まだ当時はそれほどヒクソンはヨガを格闘技関係者、 あるいは一般のマスコミには披露していなかった。 そして彼の当時の格闘技の強さと相まって彼に対する様々な幻想が膨らんでいた。 いよいよその2年半後にヒクソンという 人間の心臓部であろうヨガ、呼吸法、瞑想、山篭りなどなどの 神秘的な部分を世に公開してみせた。これは当時の私にとってはとても魅力的なものでした。 つづく。

ヒクソン・グレイシーとヨガA

(101) ヒクソン・グレイシーとヨガA名前:Young Master 2003年09月08日(月) 18:47 /HP

>いよいよその2年半後にヒクソンという人間の心臓部であろうヨガ

と、@で書いたが・・忘れていました。 大事なことを!ヒクソンという人間は柔術があってこそ。 ヒクソン=柔術と言っていいかもしれないが、 もうひとつ彼という人間を知る上での重要なものがヨガであると私は思う。

もうひとつ忘れていました。 彼のヨガ的な動きをほんの少しではあるが1997年の5月頃発売の 『ヒクソン・グレイシー 王者の真実』 というタイトルのビデオの中で 呼吸法も一緒に見ることができる(長野でも南バイパスのTSUTAYAでレンタルできたはずです) 必見です! (ビデオと同じ内容の DVD『RICKSON GRACIE CHOKE』 でも見れます!) 私も当然持っている(今は押入れの奥の方にある為出すのが面倒くさい) 昔、ウチにストレッチを習いに来ていたスポーツクラブのエアロビ兼ヨガのインストラクターの方に 貸したら「面白かった!」と喜んでくれた。 興味がある方はホントにおすすめです。但し、内容のほとんどは格闘技関係ですけどね(笑)

さてこちらがいよいよベールを脱いだ時の雑誌「格闘技通信」(1997 11・8月号)。 ヒクソンは試合前ともなると山篭りをする。 日本での山篭りの場所として選んでいるのは我が「長野県」。 この時は初秋。この雑誌の記事にはこんなことが書いてある。

---------------------------------------

この日朝7時に起きたヒクソンは、湖に散歩に行っていたのだ。 (中略)ヒクソンが、突然冷たい湖を泳ぎだしたのはこの時のことだ。 それにしても、秋の早朝の冷水は体にこたえなかったのだろうか。ヒクソンは言う。 「皆は冷たいと感じるだろうが、自分でそう感じないようにコントロールしていたので、 別に冷たさは気にならなかった」

--------------------------------------

この時の山篭りの模様は当時の「ニュースステーション(テレ朝系)」 でも放送された記憶がある。この時に泳いだ湖の温度はそうとう低い。 ただ上記で紹介したビデオにはもっと冷たい雪解けごろの川に潜る ヒクソンの姿が映像としておさめられている。

また、試合前に何故山篭りするのかとの問いには「自然が好きなのだ。 自然は凄く穏やかなもので、自分をせかしたり、ストレスを与えたりすることはしない」 とインタビューに答えている。その他にも、「自然に関わることによって、 肉体部分、精神部分など、全てコンビネーションを養いたい」。 そして更には「私は神はどこにでもいると信じている。 自然の中では、神の精神が感じられるのだ。土、水、火、風など自然のリズムが、 私自身の強さを引き出してくれる」と語っている。 もちろん、これはヒクソンの母国語(ポルトガル語)ではなく 英語でインタビューに答えていると思うので訳し方によっては ヒクソンの真意が伝わっていないのかもしれないが・・。 とにかく言葉(活字)や写真以上に映像で見てしまった私は影響を受けずにいられなかった。 そのたたずまいからして説得力があるんですよ、これが!!

私も多分、この1997年からお風呂には入らなくなりました。 シャワーで体を洗うだけで浴槽に浸かることはなくなりました。 シャワーは勿論、冷水です!冬でも(笑) ただ、流石に2年ほど前から風邪に気を付けるために真冬だけは最初、 ぬるま湯で最後は冷水で、というようにしました。今の流行のマイナスイオン効果大です! とそんなことは期待していませんけどね(笑) とにかく冷たい水を浴びることによって血管が一気に収縮します。 そのあと(反作用)で血管は拡張しようとしますので、 冷水シャワー後は体が温かくなるという仕組みです。 流石にもう慣れてしまったので温かくなる感じさえなくなりましたけどね(笑) 温泉とかはもう熱すぎて入ってられません。 私の場合温泉に行っても同じように冷水シャワーだけです(笑) また、川で泳ぐのも好きになりました。最近は泳いでないですけどね。 冷たい水は大好きです(笑)

ということで今回はあまりヨガに触れていませんが、 冷たい水に入ったりしても自分をコントロールしてる所あたりは ヨガのメディテーション(瞑想)が深く関係しているのだと思います。

またつづく。

ヒクソン・グレイシーとヨガB

(104) ヒクソン・グレイシーとヨガB名前:Young Master 2003年09月09日(火) 19:18 /HP

先月こんな本が発売された。
タイトルもズバリ 『火の呼吸!』 だ。

興味がある方は amazon.co.jp で購入も可能です。

とそんな紹介が目的ではない!! 上記のページの下にある『カスタマーレビュー』の所を御覧頂きたい。 大阪の方がこんなレビューを寄せている。



--------------------------------------

400戦不敗のヒクソングレーシーが 実践しているクンダリニーヨーガ その技法が公開されている。 初心者向けの内容となっているが、 その分ヨーガを身近に感じます。 一読の価値ありです。

---------------------------------------



ヒクソンの名前がそこにはある。 と、同時に”クンダリー二ヨーガ”というもの。 これはヨガの流派の名前。 また、上記の本の著者のクンダリー二ヨーガのページには、 またしてもヒクソンの名前が。そこにはこう書かれている。



--------------------------------------

火の呼吸とは  この流派の代表的な呼吸法は 「火の呼吸」といわれる 非常に激しい技法です。 これがテレビに始めて登場したのは ヒクソン・グレーシー選手によりますが、 彼のヨーガの師は自身のインタビューによると クンダリーニヨーガについて深く語ってはいません。

--------------------------------------



オウム真理教による一連の事件の後、 同教団でも修行の一環で行われていたために、 ヨガ自体がはマイナス・イメージを被った。 それがヒクソンによって再びポジティブなイメージが蘇ったと 言っても決して過言ではない。少なくともヨガ関係者が ヒクソンを注目し意識したのは間違いない。

上記の本の著者もまさにそのひとり。

時は2000年5月。 ヒクソンの日本での試合が決定した。 相手はプロレスラーの船木誠勝。 今度こそ400戦以上無敗と言われるヒクソンに勝てるんではないかと期待が高まっていた。 船木はヒクソンの強さの秘密はヨガにあるとし、 また船木も敵を知るため、そして己を強くするためにヨガの習得をヒクソンの一戦に向け選んだ。

そしてその船木のヨガの指導に当たったのが上記の本の著者でもある小山一夫氏。 『格闘技通信 2000年3・23日号』誌上でこう書かれている。

--------------------------------------

ヒクソンにヨガを指導したのは ヨギ・バジアン老師の直系の弟子。 船木を指導しているシリ・ベド・シン師は 何と兄弟弟子だった。 「ヒクソンと同じレベルになるには 通常だと3年かかる。 しかし、今の状態だと目標の3ヶ月で 到達することができる」。

--------------------------------------

船木を指導しているシリ・ベド・シン師とは勿論この小山氏の別名。 また、氏は別のインタビューでは 「ヒクソンのあの呼吸法を見たときにこれは私がやっているのと同じだと思った。 あれは”火の呼吸”だ。そしてヒクソンを指導したのは私の兄弟弟子だろう」 というようなことをしゃべっている。 (注:このインタビュー記事が載った雑誌はみつけられなかった)

さて、その”火の呼吸”だが全ては腹式呼吸でおこない、 しかも鼻呼吸となる。それを1分間に200回行うという大変なものだ。 またいろいろなポーズでその呼吸をやるらしい。 しかし、私がヒクソンのヨガや呼吸法を研究している段階で目にしたものと、 小山氏が船木に指導しているものは、どうみても別物に思えたのだ。

結論から言いましょう!ズバリ、ヒクソン・グレイシーのおこなっているヨガは 小山氏のいうものではありません!!当然、クンダリーニヨーガでもありません!! また、火の呼吸という呼吸法でもありません!! ヒクソンのヨガの師匠は小山氏の兄弟弟子でもありません!!

ハッキリ言うと小山氏はヒクソンの名を拝借して売名行為をしてたのです。 まぁ、本人にそのつもりがあったのかなかったのかは知る由もありませんが、 上記のカスタマーレビューにあるように『ヒクソン=火の呼吸』 と間違った情報を今も信じている方は多いのです!!困ったことです。 しかし、よく見ると素人でもヒクソンと小山氏のヨガは別物だとわかるくらいですから・・ とても怪しいものです。故に、私はこの小山氏には当然良い印象はありません。 ただ、フォローするならばクンダリー二ヨーガも火の呼吸も良いことだと思います。 ただ!ただ!ヒクソンのヨガは小山氏の指導しているものよりも無駄がなく、 ヒクソンの場合だと柔術に活きるような彼独特の動きであり 呼吸法だということがうかがい知れます。当然、私の目指すものは小山氏のとは違い、 ヒクソンのように、いやそれ以上に無駄のないシンプルなものです。

次回はヒクソン自身で語られたヨガのルーツを書きます!!

ヒクソン・グレイシーとヨガC

(108) ヒクソン・グレイシーとヨガC 名前:Young Master 2003年09月14日(日) 22:41

さて、前回紹介した”火の呼吸”の著者でもある 『小山一夫』氏の名前で検索していただけば「Kundalini Yoga」(クンダリー二ヨーガ)の ページは御覧いただけると思う。

----------------------------------------

これがテレビに始めて登場したのは ヒクソン・グレーシー選手によりますが、 彼のヨーガの師は自身のインタビューによると クンダリーニヨーガについて深く語ってはいません。

---------------------------------------

そこにはまだ上記のような分かりづらい文章で、 ヒクソン・グレイシー、またヒクソンのヨガの師匠は クンダリー二ヨーガ&火の呼吸については何も詳しく語っ ていないと、クンダリー二ヨーガに関係していると決め付けている節がある。 しかし、この間違った情報にヒクソン自身が雑誌のインタビューでハッキリと応えている。

そもそもヒクソン・グレイシーの呼吸法がクンダリー二ヨーガの”火の呼吸” であるとデマを流したのは小山一夫氏であるのは間違いないが、 同じく”火の呼吸”の本で構成を担当しているスポーツライターの安田拡了(かくりょう)氏。 当時の「週刊プロレス」「格闘技通信(2000年2月23日発売号)」誌上で 小山氏の発言を鵜呑みにして信じて載せたその人である。

そしてヒクソンから本当のことが語られたのが 同年3月23日発売の「ゴング格闘技」誌上でのインタビューである。 もともと「格闘技通信」と「ゴング格闘技」はライバル関係にある。 こうして今考えるとわずか1ヶ月の間で嘘は全国のプロレス・格闘技ファンの間を始め広まった。 現在に至るまでその嘘を信じている人は決して少なくはない。 悲しいことにそれだけ影響力、浸透力のある雑誌に載ってしまったのだ。 残念ながら同雑誌ではライバル誌でのヒクソン本人のインタビュー掲載以降も ”火の呼吸”及び”クンダリー二ヨーガ”だと押し通し現在まで訂正をしていない。

--------------------------------------------------------------------------------

ヒクソン・グレイシーとヨガC2

(109) RE: ヒクソン・グレイシーとヨガC

名前:Young Master 2003年09月14日(日) 22:56 /HP

では2000年3月23日発売の「ゴング格闘技5月号」での ヒクソン・グレイシーのインタビュー記事を紹介します。

ーー船木選手は「ヒクソンの強さの秘密はヨガにある」と言って、 あなたのヨガの兄弟弟子という人から、現在ヨガを習っています。 ヨガのトレーニングは、格闘技にそれほど効果のあるものなのでしょうか?

ヒクソン■(怪訝そうな顔をして)確かにあるが・・ただ、私のヨガの先生はブラジル人だし、 今、私が行っているヨガは自分自身に合うよう、自分でアレンジしたものだ。

ーー「ヒクソンのヨガはクンダリー二・ヨガだ」と言ってましたが。

ヒクソン■ヨガにもいくつかのスタイルがあり、もちろんクンダリー二・ヨガの存在も知っている。 が、私が習っていたのはハタ・ヨガだ。 船木はどうやら誤解しているようだな。 それに、ヨガが格闘技に効果があるといっても長い修行を積んでこそ得られるもので、 よほど特別な場合をのぞいては、3ヶ月や半年で効果があるなどということはない。 (中略)私は自分のレベルまでに到達するのに長い時間をかけてきた。 もっとも、船木のレベルを知らないので何とも言えないが。

ーー「ヒクソンはヨガのトレーニングの際、 1分間に250回ブリージング(呼吸)をしている。 僕の目標は200回だ」と言っていました。この呼吸回数を上げることは、有効なんでしょうか?

ヒクソン■確かに有効だろう。ただ心肺機能が向上すれば、 より素晴らしい結果に結びつくというのは格闘技だけでなくほかのスポーツでも同じことだ。 それに、競技の特性や各人の機能、体調によって必要とされる呼吸回数は変わってくる。 どんな状況でも自分が必要としている呼吸回数を確実にしていることが最も大切なのだ。

ーー船木選手は加えて「ヨガのトレーニングを行うと、まるで体にターボがかかったようだ」 とも言っていますが?

ヒクソン■それはヨガによって自分の感性で戦えるようになったからだろうね。 ”達人”という言葉があるが、例えば、カラテのマス大山は戦うときに「ああして、こうして」 などと考えなかったはず。頭で戦うのではなく、心が体を動かすということがわかれば、 そうした感じにもなる。ただし、これは私の経験であって、 船木がこのことを言っているのがどうかはわからないがね。

ーーまた、「ヨガのトレーニングを公開したことはヒクソンの失敗だ」とも言っていました。

ヒクソン■先にも言ったとおり、心肺機能が上がることで能力も向上するだろうが、 肝心なことは、強さというのはあらゆる要素のバランスで成り立っているということだ。 肉体はもちろん、テクニック、スピリット、闘争心など。そしてヨガによってもたらせるものは、 その中の一部でしかない。

嘘@◆小山氏はヒクソンのはクンダリー二ヨーガだと決め付けたが実際はハタ・ヨガだった。
嘘A◆小山氏はヒクソンの呼吸法はクンダリー二ヨーガの”火の呼吸”(breath of fire)dで、 1分間に250回呼吸すると断言したが実はヒクソンは別のインタビューでもそうだが 呼吸回数は気にしていないし、火の呼吸ではなく、ただのブリージング・エクササイズ(呼吸法) だと言っている。
嘘B◆小山氏はヒクソンのヨガの師匠はヨギ・バジアン老師の直系の弟子で自分の兄弟弟子であると 発言(←多分、インド人)ヒクソンの師匠はブラジル人である。

ヒクソン・グレイシーとヨガC

--------------------------------------------------------------------------------

(110) RE: ヒクソン・グレイシーとヨガC 名前:Young Master 2003年09月14日(日) 22:57 /HP

次回はヒクソンにヨガと呼吸法を教えたと言われる真のマスターを紹介します。

ヒクソン・グレイシーとヨガD

(115) ヒクソン・グレイシーとヨガD 名前:Young Master 2003年09月18日(木) 18:36 /HP

こちらの写真の人物がヒクソンにヨガを教えたとされる 『オーランド・カニ』氏。(雑誌、ゴング格闘技プラス13より)

同雑誌にはマスター・カニのインタビューが掲載されている。

ーー「私はカラリパヤットと太極拳を融合したスタイルを作り上げようと思った。 そして、それまで自分がやってきたヨガと融合しようとした。」

ーー「ヨガを研究・実践していたことも役に立ち、私は格闘技で最も大切な要素は、 伸張と柔軟性であると結論した。 あらゆる伸張と柔軟性の基礎は、ヨガの原理から発生している。 千年以上の歴史を持つヨガの多くの動きが、伸張と柔軟性に基づいているのは驚くべきことだ。」

実は私もヒクソンのヨガを研究して実践していくとヨガの優秀性というものに驚いた。 とても科学的であるからだ。 (一方では、私のように健康だけを考えた場合、 超人的というか無駄なポーズも存在してはいるものの・・)

ーー「そこで私は柔軟性と伸張、ヨガ、太極拳、カラリパヤット拳法、ダンス、 そして肉体的表現をミックスさせ始め、身体の動きを研究し始めたんだ。 それが今から33年前だ。それらをミックスすることによって、 私は新しいシステムを作り上げた。 それが『オーランド・カニ・システム』とか『バイオ・ジムナスティック』と呼ばれているものだよ。 バイオ〜はあらゆるスポーツに応用できる。私のシステムの基礎は呼吸法だ。」

今、これを書きながら改めて読み返してみるとマスター・カニは かなり重要なことをこのインタビューで語っているのでもうちょっと続けたいと思う。

ーー「酸素を十分に取り入れることがいかに重要かは、医学的・生理的にもよく知れれている。 われわれが呼吸によって取り入れる酸素が、神経細胞にとって唯一の食料なんだ。 ニューロン(神経単位)が正常に機能するためには、 他のタイプのいかなるエネルギーでもダメなんだ。 十分酸素を与えられた神経組織は、非常にバランスよく、正しく機能することができる。」

と、いうことで筋トレ中もそうですが、せっかく整体で体の骨格、 筋肉をリセットするのだから呼吸を整体中も意識させることは更に効果的となると思われる。 当然、ストレッチ中も同じことが言える。

ーー「私は動物の本能を用いた一連の動きを体系化した。 虎、猿、蛇、鷹がメインだ。特にネコ化の動物の動きは興味深いよ。 格闘技における人間と同じく、四肢を用いるからね。 ただ、われわれが訓練して伸ばすのは本能部分、 動物にとっては自然だが、人間はしない呼吸のしかたなどだ。 動物は自然なしなやかさを身につけている。」

実際、ヒクソンの師匠という紹介でマスター・カニ氏は2001年6月28日放送の 「すぽると(フジTV系)」のコーナーで映像が流れた。 その動きは独特なものでヒクソンのものとも一見すると違うように感じるのだが、 確かにヒクソンの動きはマスター・カニの教えを消化した形跡はある。 淀みなく流れるような芸術的ともいえるヒクソンの一連の動きと独特の呼吸法は やはりそうだと思わせる。 (それにしてもカニ氏の動きは怪しいというか、滑稽にさえ映るだろう)

ーー「呼吸というのがカギだ。 ファイターは横隔膜の動きを完全に統御しなくてはならない。 攻撃をしかけるとき、息を止めるファイターが多いが、 本当は肺の中にある空気を吐き出すべきなんだ。 体細胞にとって毒であるべき二酸化炭素を取り除くため、 息を吐くべきなんだよ。そして筋肉が収縮してしまったり、 乳酸が作られるのを防ぐべきなんだ。試合中、選手が反応したくても動けなくなるのは、 体中の筋肉の乳酸が溜まってしまっているからだ。」

良いこというな〜。 余談ですがちょっと前になるけど長谷川理恵さんが北海道マラソンだったかな 惜しくもリタイアしてしまったが、やっぱりマラソンなんかも当たり前だけど 呼吸法は大切だと思いました。私は彼女のことはある意味尊敬してるので応援してたのだが・・。 でも頑張り過ぎで当日のコンディションがどうだったのかということと、 やっぱりあの彼女の呼吸だと脳へ酸素が供給され難そうに感じた。 しかし、彼女はいつも良い顔してるなと思う。顔立ちのことは勿論だけど、 そういう意味じゃなくて”充実した良い顔”ということです。 なんかイキイキしてとても健康的。毎日凄い距離を走ってるらしいから凄い。 尊敬しちゃう。そういう充実振りやら自信が顔に反映されてるもの。

・・続けよう。

ーー「肉体が酸素を供給することをやめると、 ファイターは何年もの練習で学んできたことをすべて忘れてしまう。 頭の中が真っ白になり、全てを忘れてしまうんだ。 そうならないように、試合中どのように呼吸すべきか、どうやって集中するか、 そしてどうペース配分するべきかを私は教えるのさ。」

つづく。

ヒクソン・グレイシーとヨガ 番外編

(124) ヒクソン・グレイシーとヨガ 番外編 名前:Young Master 2003年09月21日(日) 00:05 /HP

「気遣ってくれなくて大丈夫だ。いつものように話をしよう」 そう言って僅かに笑みを浮かべてヒクソンは話し出したそうだ。

2001年2月、ヒクソンは最愛の息子ホクソン・グレイシーを オートバイの事故で亡くしている。それから4ヶ月後のインタビューにこう答えている。

ーー「ホクソンは私の愛する息子だ。勿論、彼の死は私にとって、 とてつもなく大きな衝撃だった。 あれ以降、私は家族とともに多くの時間を過ごすようにしている。4ヶ月の間、そうしてきた」

もしかしたら、息子の死がなければヒクソンはこの年も日本で試合をしていたのかもしれない。

ーー「私がいまするべきこと、それは私の家族を守ることだ。 何故ならば他の家族・・・妻、娘たち、息子よりも私は、 あの出来事(息子の死)を受け入れることが容易だったからだ。」

ヒクソンには娘が2人、息子が2人いた・・。

ーー「私はウォリアー(戦士)だ。 戦いの中に、引いては人生の中に勝利と敗北、 生と死があることを理解している。 そしてホクソンが短い人生を終え天に召されたことも受け入れることができる。 でも家族の者にとっては耐え難き悲しみだった。 いま私は家族とともに時間を過ごし、できるだけのことをしてあげたい。 ともにホクソンの冥福を祈りたい、新たな旅立ちを明るく見送りたいと思うんだ。 ホクソンの死を単なる不幸な事件とするのではなく、 よりよい人生のモチベーションとできるように皆で努力している。」

ヒクソン・グレイシーについた今現在も”400戦無敗” という日本でのキャッチコピーが導火線のような役目となり様々な悪口、 ゴシップなど、そして彼の格闘家としての姿勢を疑問視する、関係者やファンも多い。

私は彼のファンでもあるがそれらの話は特別気にしていない。 実際、ヒクソンは本当に強い格闘家と闘っていない。 現在のトップファイターたちともし闘わば負ける可能性は高いだろう。 私は無敗の男に心惹かれたわけではない。とにかくかっこいい。 それだけだ。 全ては私自身の価値観で彼を尊敬しているから他の人がどう思おうと何一つ変わらない。

ーー「私はナチュラルに息子の死を悲しんだ。 それが、どのようなものかは口では言い表せない。 でも、それも在りえることなのだ。生きていれば様々なことが起きる。 受け入れていかねばならない、悲しんでばかりもいられないんだ。 沢山の友人が私に、私の家族に愛情を注いでくれた。 ホクソンの冥福を祈ってくれた。そのことをむしろ喜ばしく思う。 私を気遣ってくれた多くの日本のファンにも感謝している。 そして、この現実を私自身が受け入れられたことも嬉しく思っている。 悲しみは大きかった。 でも悲しむばかりでなくポジティブな面をみつめることが最も重要なことだ」

かつてヒクソンに対戦を迫ったことがある桜庭和志が自身の著書の中で 『人生 大事なのはタイミングとバランス』(←実はよく憶えていないけど) このようなことを書いていたが、私自身もそれには激しく同感だ。

あの時に「ああしておけば、こうはなっていなかった」などと、 私も人生いろいろ後悔することがあるけど、 そんな出来事もだんだんと無理せずに受け入れられるようになってきた。 そして、とにかく耐えることを覚えた。とはいえ、耐えるときもポジティブに耐える。 これが大事!来たるその時までタイミングを見計らうっていうのかな。そんな感じ(^^ 

バランスと言っても悪いことがあったから次は良いことがあるというバランス神話は信用してない。 ずっと良いことは続くだろうしあると思ってるから(笑) ただ、生きてればいろんなことが起こるから。生きてる限り不測の事態は起こる!(←これ常識!!) ただ、それだけ。その時どうするかだよね・・上手に対処できれば悪い方向には行き難いと思ってる。 すぐ軌道修正できる人間になろうと思う。 「悪いことは続く」っていうのは私も昔は本当にそれは思った。 でもそれって単に軌道修正が出来ていないで、 変に引きずってると本当に悪いことが続くことがわかった。 悪いことを続かせているのは自分なんだよね。ホントそうだからみなさん気を付けましょう!!

インタビューアーがヒクソンに「元気な様子に安心した」と言うと、

ーー「繰り返すが私自身は息子の死を受け入れている。 ホクソンは天に召されたんだ。悲しむ必要はない、いずれ私も天に行くんだから。」

つづく。

こちらはヒクソン邸のリビングルームに飾られている息子ホクソンの写真。 ホクソンの肩口には尊敬する偉大な父の名前「RICKSON GRACIE」(ヒクソン・グレイシー)のタトゥーがあった。

ホクソン・グレイシー、享年19歳。

ヒクソン・グレイシーとヨガ 番外編U

(125) ヒクソン・グレイシーとヨガ 番外編U 名前:Young Master 2003年09月21日(日) 19:19 /HP

ーー「そう、あれはメモリアル・セレモニーが終わった直後のことだ。 私は煩わしさを感じていた。ホクソンの死に関しては私は受け入れている。 でも、いろいろと煩わしいことは多かったんだ。 やるせなくて部屋の中でジッとしているのがイヤで、 海に行ったりして日々を過ごしていた。でも煩わしさは抱えたままでいた。 そんな私の心を癒してくれたのは、この家のある丘から見える景色だった。 雄大な景観を前にしていると励まされている気分になった。自然に元気づけられたよ。」

ヒクソンはこのインタビューで何度も 「ホクソンの死を私は受け入れている」と繰り返している。 あらためて読み返してみると、ヒクソンの気持ちがわかる自分がいた。 受け入れているのも多分間違いない。ポジティブになろうとしてることも間違いない。 だけど、ヒクソンも・・・、きっと・・・

ーー「私は思ったんだ。この景色を独りでずっと見ていたい、 見ていられる場所が欲しいとね。 それで、この家の敷地にある木の上にテラス(見晴台)を作ろうと決めたのさ」

「それから3週間、私はテラスを作ることにしたよ。 誰の手も借りずにひとりでやった。 木の上での作業だ。景色を眺めながら時間が流れるのを忘れて作り続けた。 煩わしさも私の中から消えていた。きっと私は何かに集中したかったのだ。」

現在、発売中の雑誌『Free & Easy』の80Pにツリーハウス特集か 何かの記事でも上と同じようなヒクソンの作ったテラスの写真と記事が掲載されていた。 (このインタビューは雑誌『ATHRA』2001年8月号より)

URLはこちら、雑誌はこんな感じ。

http://www.east-r.co.jp/book/index.html

ーー「作業をしている私の周囲には色鮮やかな鳥が飛んでいた。 よく見ると、それはブルージェイ(青カケス)だった。 私の方を不審そうにうかがっている。ここは私の家の敷地であっても地上8mの場所だ。 そう、彼らの縄張りだったのさ。この家に私が引っ越してくる何年も前から、 そのブルージェイは、ここで暮らしていたのだろう。」

ブルージェイ。スズメ目カラス科。 体の表面は青く腹面は白い。前兆15cmほどの色鮮やかな鳥。

ーー「最初のうちブルージェイは私のことをジッとうかがっていた。 警戒していたのだろう。(中略)でも日が経つと少しずつ彼は近づいてくるようになった。 私は出来始めたテラスの木の床に試しにピーナッツを転がしてみた。 するとブルージェイがやってきて、それを食べ始めた。私と彼らの距離は近づいた。 今度はピーナッツを一粒持ってみた。ブルージェイは私の手の上に乗り粒を食べたよ。 いまではピーナッツを持たなくても彼は私の手の上に乗るようになった」

ーー「ブルージェイは誇り高き賢鳥だ。彼らは家族で過ごしている。 そして、よそ者を寄せ付けない。知っているかい?ブルージェイは一夫一婦制なんだ。 一度結婚したら、ずっと自分の家族を守るんだ。いずれが死んでも二度目の結婚はしない」

ーー「彼らとはもう友達だ。もうすぐ彼らにも子供が生まれる。 その息子たちと私は、いずれもっと親密になるだろうから、 そのうち彼らは私の家の中にまで入ってくるようになるだろう」

ーー「天気の良い日は遠くの山まではっきりと見える。 時々、この場所に来て私は静かに時間を過ごす。 独りになって心を落ち着ける場所が私には必要だったんだ」

テラスが築かれた木の幹には雨に濡れないように薄いビニールを 表面に被せた1枚の写真が貼り付けられているという。 それはもちろん、息子ホクソン・グレイシーの写真。

つづく。

ヒクソン・グレイシーとヨガE

(143) ヒクソン・グレイシーとヨガE 名前:Young Master 2003年10月03日(金) 19:57 /HP

こちらは2000年5月26日東京ドームでのヒクソン戦を前に 小山一夫氏からヨガの腹式呼吸を指導されている船木誠勝選手。 このようなポーズでクンダリー二ヨーガの”火の呼吸”を行うらしい。 この中の写真でヒクソンと船木が同じように足を天井に向かって上げているポーズの写真を並べて 『船木が習熟しているヨガはヒクソンと同じものだ。』というキャプションを付けている。 (格闘技通信2000年3月23日号より)

それはヨガの肩で立つ体位「サルバーンガ」。これは珍しくない。 その他に船木がやっている舟の体位「ナーヴァ」。 尾てい骨を支点としてバランスをとっているのがそれだ。 手を前に出して中腰のこの写真のポーズは不明である。 この2つはヒクソンの写真が添えられていない。 はっきり言ってヒクソンがこれをやっている所は見たことがない。 ヒクソンの場合、どちらかというと静止してやるのは 「ウディーヤーナ・バンダ」と「ナウリ」という呼吸法の後にやる 内臓の引き上げなどの時だけである。 それ以外はこのように船木が指導されている静止したポーズなどはやらずに 常に動きのあることをしている。

実は私はもともとは船木ファンで昔から注目していた選手。 特にUWF時代の船木は輝いていた!この頃とは全く別人のようでやんちゃで明るくて強かった。 それでもこの当時もまだ船木も好きだったからヒクソンと両方応援していた。 だからこそ、船木がヒクソンと同じヨガだと思い込んでやっているその姿に違和感を感じていた。 船木という人は本当に純粋で素直な人間だから・・・。 そのヒクソンのヨガとの違いがわからないんだから困ったものだ。 船木ファンでヒクソンファンでもあるからこそ、 この小山一夫氏は私には本当に胡散臭い人にうつったのだ。 (写真、左が小山一夫氏。金髪が船木選手。)

ヒクソン・グレイシーとヨガF前編

こちらはヒクソンの呼吸法をおこなっているところ。

この3点のキャプチャーは『ウディーヤーナ・バンダ』という内臓を引き上げる行法から、 『ナウリ』という腹直筋を立てる行法、そしてそれをロールさせている所である。

これはヒクソンが来日した際にいくつかのTV番組でも披露しているから 映像で御覧になった方もいるかもしれない。 私もそれらの出演シーンはだいたいビデオに録画して研究し ヒクソンと同じこれをマスターした。 しかし、マスターするには映像からだけだと 理屈がわかっていないのでヨガの本をいろいろ探していた。 ある日、平安堂長野店でこのヒクソンがやっている 腹の動きの分解写真が載った本を見つけることができたが 買わずに立ち読みだけで済ましてしまった。 それ以後、その本はあらゆるところを探したが二度とお目にかかることはできなかった。 それこそ東京の大きな書店なんかも探してみたのだが・・・。 また、アホなことに本のタイトル、著者名も憶 えていない。今でも後悔している1冊。 とはいえ、この本の立ち読みのお蔭でマスターすることができた。

これをマスターするには『ナウリ』という腹直筋を立てるのがポイントだと思った。 残念ながら、このキャプチャーではヒクソンのナウリは上手く伝わらないと思う。 ある番組でヒクソンのロールするナウリを見て「なんか生き物みたい」と言っていた。 私なんかは「すげぇ〜」と感動したのだが人によっては「気持ち悪い!」となる だろう。事実、私も「気持ち悪いから人に見せない方がいいよ」 と言われ3年位は人前で披露していない(笑)

ヒクソン・グレイシーとヨガF中編

変わってこちらは船木の『ウディーヤーナ・バンダ』とロールする『ナウリ』。

はっきり言って全然できていない。 これもこのキャプチャーではヒクソンとの違いが分かりづらいだろうが・・・。 とはいえ、この時はヨガを小山氏から習って数ヶ月だから仕方ないといえば仕方ない。 しかし、久しぶりにこの映像を見て思ったのは、もしかしたら船木もこれに関しては私と同じ独学、 ヒクソンの見よう見まねなんじゃないのかと思ってしまうほど基本が出来ていない。

船木の場合は『ナウリ』という腹直筋を立てるが出来ていないので、 ロールしても気持ち悪くもなんともない。 実際は右から左、左から右へと波打つ感じに動く。 その前の『ウディーヤーナ・バンダ』という内臓を引き上げるのも実は出来ていない。 本当はもっとお腹がえぐれる感じになる。それもちょっとしたポイントがある。

両者の座り方は共に『安楽坐』になっているが、 手の置き方あるいは上体などに注目して頂きたい。 ヒクソンも普通の鼻でやる腹式呼吸法の時(一番上のキャプチャー)は ヒザの上にリラックスした状態で手が置かれているが、内臓を引き上げ、 ロールするナウリになると上体は前傾して手は床に着いている。 船木の場合は呼吸法時とロールするナウリの時もさほど手の位置は変わらずに、 顔が下を向いてお腹を覗き込む形になっているだけなのだ。

ヒクソン・グレイシーとヨガF後編

私の経験からもヒクソンのようにかなり前傾した方がやりやすい。 私の場合はとにかく自分でできるようになるまで 何度もヒクソンの映像や写真などを見て研究した。 その際に、そういった体の位置や仕草など細かいチェックを怠らないようにしている。 間違いなくヒクソンのヨガや呼吸法は一流のものだと思ったから。 三流の人のマネしても自分はもっとダメダメになるのは決まってる。 今のウチで教えているストレッチはヒクソンに注目しなければ誕生しなかったと思う。 当然、私も自分の体を自分でコントロールできることはなかったか、 もし、できたとしてもそうとう先になっただろうと思う。

そんなわけで初心者の場合は特に前傾してやるといい! というか、どうやら基本は立った状態から上体を前傾させてヒザに両手を着いて行うらしい。 ↓下がそれの図解。

このような感じで行う。どうでしょうかなり気持ち悪いでしょう(笑) これは最近BOOK OFFで入手したヨガの本。もう絶版らしい。 ほとんどの教本ではこのようになっている。 だから、安楽坐でおこなうのはヒクソンのように上級者だと思う。 その点からも船木の場合も小山氏からの伝授ではなく、ヒクソンのマネだと推測してしまう。 まさかと思うが小山氏はできないんじゃないかと思ってしまう・・・。 何故なら、船木という人間は本当に覚えが早くて、技が綺麗 で正確だからだ。とにかくコピーは上手い。それくらい器用な人間。 だから、教えたことは正確にできてしまう。 しかし、どうもこの段階では”火の呼吸”というクンダリー二ヨーガの呼吸法は教わっていても、 ヒクソンのやっている『ウディーヤーナ・バンダ』 『ナウリ』といったものは教わっていないような気がするのだ。


平河出版社「YOGA/ヨーガ ヨーガ行法の段階的修練法」
番場一雄著 佐保田鶴治監修

こちらが上の写真の掲載された本、その名もずばり「YOGA/ヨーガ」。 ハードカバーで400P弱ある立派な本。 初版は1978年9月1日になっているから、もう25年も前だ。 ちなみに私のは1990年3月20日の9版だからかなり増刷したのかもしれない。 当時の定価で3914円だから、まだ消費税が3%の時代。実はあまりまじめに読んでないないで 安いから資料的なものとして購入した。 昔、平安堂長野店で見た本とは違う。あれはもうちょっと安くてハードカバーではなかった。 それは今でも気になる一冊。 上のように素晴らしい図解があった(ホント買っておけばよかった、、、)。

さて、この本の中に書かれている 『ウディーヤーナ・バンダ----内臓の引き上げ』のところをちょっと紹介。 その前にバンダとは(締めつけ)のことらしい。

なんか素人(私自身のこと)には理解しづらい用語があるのでまずは 簡単にポイントとなりそうなところを紹介。

「プラーナ(生命のエネルギー)はこのバンダにしばられている」 ←ということでなんだか重要な感じ。 「プラーナが疲れを知らず、大空にかけ上がることがウディーヤーナとよんだ」 ←生命のエネルギーが疲れを知らないってことだからやっぱり凄そう! 「怠らずにムドラーを習得するならば、老人になっても若々しい」 ←”ムドラー”って意味不明だけど、若々しくはいられそう(笑) 「このバンダはあらゆるバンダの中で最上である。このバンダをしっかりと行えば、 解脱はおのずからくる」←というわけで、 この『ウディーヤーナ・バンダ----内臓の引き上げ』は最も難しいらしい。 「バンダとしての実感のあるもので、腹部を締めつけて横隔膜をつり上げ、 内臓を引き上げることによって、腹部に対する感覚を活性化して、 それと同時に精神の集中力を高めます。 さらにこれは、次に述べる浄化法(クリアー)の一つである ナウリへの肉体感覚を呼び起こす条件をもたらします。」とこのように書かれている。

「〜〜解脱はおのずからくる」。『解脱』。 ヨガというのは、呼吸や姿勢、精神統一や瞑想などの行法により、 この解脱をめざす、解脱に達するというのが目標らしい。

つづく。(次回は、解脱、ナウリ他などについて書く予定)

ヒクソン・グレイシーとヨガG前編

162) ヒクソン・グレイシーとヨガG前編 名前:Young Master 2003年10月09日(木) 20:27 /HP

さて、『ウディーヤーナ・バンダ』という内臓の引き上げから、 更に進み『ナウリ』という腹直筋を立てるヨガの行法は、 腹部の神経が活性化されて、一般にコントロールできなと言われている腹直筋を 意識的に自由にあやつることが可能となります。その高度な技術が『ナウリ』なのです。 この『ナウリ』は6つのクリヤー(浄化法)のひとつで「ナウリは働きのゆるんだ消化の火の再燃と、 したがって食物の消化とをきたすものであり、常に快適な気持ちを生み、 体質の不調和からくる疾患のことごとくをなくするものであって、 ハタ・ヨーガの根本をなすものである」らしい。

このナウリにしろ、ウディーヤーナ・バンダ(内臓の引き上げ)または、 呼吸法は胃袋(と膀胱)が空っぽの時にやるのが良い。

また、前回紹介した本「YOGA」には、その効果として次のようなことが記されている。

◆便秘、消化不良、肝臓疾患等に対して高い効果があります。 ◆太陽神経叢(しんけいそう)を刺激して、自立神経の働きを強めます。 ◆腹部への精神集中は、いわゆる丹田を鍛え、喜怒哀楽に動じない平常心を養います。 ◆腹直筋を意識的にコントロールできるようになることによって、腹部の感覚を活性化させます。 そこで得られた感覚は、心身の潜在的素質への気づきを生みます。 ◆胃腸の働きが活発になり、排便を即座に促します。

だいたい、こんな感じである。実際に、私も以前は犬の散歩をして朝食前に ヒクソンがやっていた妙な動きのストレッチ法(特に上半身、肩関節あたりのもの)の後に、 呼吸法、ウディーヤーナ・バンダ、ナウリ、ロールするナウリとだいたい15分くらいやっていた。 朝は全て立ったままで行い、夜はストレッチ前に安楽坐で行うというメニュー。

しかし、現在、朝は何もしていない(笑)というのも朝は私には必要ないと結論に達した (←面倒臭いともいう:爆)朝にやり始めたのは、いうまでもないヒクソンの影響である。

そういえば、このウディーヤーナ・バンダとナウリを行うことでとにかく綺麗に便が 全て出てしまう感じである。私の場合、肛門から空気を腸に入れて「ぶびゃびゃびゃびゃーーぁっ!」 って感じで出すことも出来る(汚い話で申し訳ないですが:笑) これがホントにスッキリするのである!便秘気味の方にしてみたらきっと羨ましい限りでしょう。 しかし、残念ながらこれは腹筋がないとできない技です。

つづく。

ヒクソン・グレイシーとヨガG中

(163) ヒクソン・グレイシーとヨガG中 名前:Young Master 2003年10月09日(木) 20:30 /HP

ヒクソンは朝起きると、このようにぶら下がってストレッチ、立ち姿勢で様々なストレッチ、 呼吸法、ウディーヤーナ・バンダ、ナウリ、ロールするナウリをしてwake upするサマが かっこよかったからである。しかし、このぶら下がる器具はどこかに売っていないだろうか? とても欲しいのだが・・・(笑)

というわけでヒクソンに憧れそんな朝の生活を僕も2年ほど続けただろうか? 今では、朝の散歩中に呼吸法で脳に酸素を送ってしまえば簡単にwake upすることを 知ってしまっている。前の晩、寝る前にストレッチをしておけば、 とにかく体が軽く絶好調なので、朝からわざわざやらなくても良いだろうという結論に 達してヒクソン・スタイルから、自分のスタイルというものを確立したのでした。

ちなみに、今年の7月このサイトを立ち上げる前までウチのメニューにラインナップしていた、 第2のストレッチ法、確か『コンディショニング・ストレッチ』 (自分で名づけておきながら忘れた:笑)というのがあったのを憶えてる方もおられると思う。 これは、ヒクソンが朝に行っていた彼独特のストレッチ法を私がより健康に貢献するように アレンジしたストレッチ法で、私が朝に行っていたものである。

残念ながら人気(笑)と効果的に本来のストレッチよりも劣ると言う理由でカットした。 実際、本来のストレッチよりも動きながら行うので簡単である。が、その分、効果も劣る。 そのことは始めから習う方にも言ってあるので問題はないと思う。 そして料金もその分お安いというわけだ。そういえば、私の場合、 このストレッチは筋トレの前の準備運動としても長年活用していた(現在はやっていない)。 本当は、このストレッチ法もかなり使えるんだけどね(笑) ちょっと勿体無いけど封印してしまいました。

つづく。

ヒクソン・グレイシーとヨガG後編

(203) ヒクソン・グレイシーとヨガG後編 名前:Young Master 2003年12月03日(水) 19:58 /HP/MAIL 随分、長いこと書かないでいたので、続きとは言えないかもしれませんが、続きです(笑)

ウチで教えている腹式呼吸は鼻で呼吸し、更には横隔膜を意識してもらうことを徹底している。 以前は、この呼吸法は「筋トレ(ウエイト・トレーニング)」をおこなう人のみに教えていたが、 最近は、「ストレッチ」を習っている人にも教えています。 というのも不健康な人ほど胸式呼吸の上に、口で呼吸をしている人があまりにも多いからです。 さすがに「整体」の人には、腹式呼吸法は教えていないが、 鼻で吸って、口で吐く(あるいは鼻で吐く。ただ、これも最近は口で吐いた方が良いと思ってる。 何故なら、その方が多く息を吐けるから。 裏を返せば、その分多く酸素を吸うことが可能となる為です)という鼻呼吸法は徹底している。

さて、習っている人は下のイメージ図を良く御覧頂きたい。



水色の部分は肺だと思ってください。赤のラインは横隔膜。 【横隔膜】とは哺乳類の腹腔と胸腔とを境にする筋肉性の膜のこと。 簡単に言えば、【心臓と肺】と胃・膵臓・肝臓などの【内臓】を分けていることになる。 呼吸運動に関してはこの横隔膜の動きが75%を占めているといわれる。 それだけこの部分が重要である。ちなみに肺自体は伸びたり縮んだりするわけではない。 肺の収まっている胸郭(きょうかく)が(肋間筋の収縮により)拡張したり、 収縮したりするのに対応しているだけ。その胸郭を拡げたり、縮めたりする働きをあげる為に、 「筋トレ」をしている人たちは鼻呼吸(腹式呼吸法)のあと、 更に深呼吸をしてもらっているというわけです。

というわけで上の図のようなイメージがしっかり出来ている人と、 できていない人では無論、(その効果)違いは大きい!

『呼吸とは、生物が体外から酸素を吸入して、体内の物質を酸化し、 その結果生じた二酸化炭素を排出する過程をいう』 @のように、まず、空気を吸うと肺に酸素が運ばれてきて膨らみ、 それに伴い横隔膜は下がり、更には、お腹は膨らむ。 Aのように今度は肺から(汚れた空気を)吐き出す時には横隔膜を上げて 肺から全て出し切るような形になる。これは腹圧でお腹を凹まして横隔膜を上げるような感覚でよい。

『肋間筋や横隔膜は、自律神経と同時に、脳神経にも支配されています。 普段、無意識に呼吸できているのは、自律神経の働きのおかげです。』 だからこそ、ウチでは、わざと(つまり意識して)腹式呼吸&鼻呼吸をやらしているわけです! この意味がわかりますか?意識してやるからこそ、今度は無意識になった時にそれが活きてくるんですよ!始めに書いたように、不健康な人ほど(無意識で)口呼吸&胸式呼吸です。それを矯正するには、わざと条件の悪い局面、状態を作り出して(例えば、筋トレして疲れているインターバル中ということ)そこでやる事で、脳にその行為を新たに学習、記憶させるのです。それが、完了すると、もう無意識の状態でも、鼻呼吸&腹式呼吸となっているというわけ!

さて、その先に、このようにヒクソン・グレイシーがおこなうヨガの 『ウディーヤーナ・バンダ』という内臓を引き上げる行法や、 『ナウリ』といった腹直筋を立てる行法、更にはそれをロールするということが可能となります。 これらも鼻呼吸&腹式呼吸がしっかり理解、また実践できている方には教えていこうと思っています。 多分、明日くらいから、一人教えてみようと思ってます。 とはいえ、お腹を見せることになりそうなので、 女性に教えるのは場合は難しいかな…お腹を見せないで済むような教え方が出来上がれば別だけど… (苦笑)ま、明日教えようと思ってる人はちなみに女性だけど(爆)

余談ですが、恋愛バラエティー『あいのり』(フジ系 月曜23:00〜)の 「浅ちゃん」って男の子が以前、どこかの国(ミャンマー?)で自分自身を見つめなおす為に、 出家して、そこで無心に呼吸法に取り組んでいたが、あれは素晴らしかった! 彼の呼吸法が力強くて素晴らしかった!という意味と、その後の彼の成長ぶりと、 また、その国の宗教が素晴らしかった!私自身は宗教は大嫌いだし、認めてないけど、 あれが本当の宗教だと思った。もはや、多くの宗教なんて名ばかりのビジネスと化してるもの ばかりだと私は思ってるけれど、あれが真の宗教の役目だと思う! 「浅ちゃん」が修行から帰ってきたときの顔はまるで別人のように輝いてたからね! これは本当に関心しました!いや、素晴らしい!短期間であれだけ人間が変われるものかという感じ。 でも、その裏には、彼が黙々と取り組んでいた他ならぬ”修行”というのがあるからですよ! いや、ホント素晴らしい”修行”システムですよ!やっぱり、 ただただ神に祈ってるばかりの宗教じゃ人間は変わりませんよ!

やっぱり、人間刺激を受けないとどんどんしぼんでいっちゃいますね。 というわけで、彼の力強い呼吸法に影響を受けた私は、 それまで自分の呼吸法の意識レベルが低かった(ただの惰性)と反省したのでそれ以来、 更に横隔膜を意識してやるようになったし、また、 ウチに来ている人にも「(呼吸が)大人しい」とか「(呼吸が)弱い」 と注意をするようになったのでした。もっともっと力強くやらないと 普段良い呼吸なんて出来るわけないのですよ!!

ヒクソン・グレイシーとヨガH

(211) ヒクソン・グレイシーとヨガH

名前:Young Master 2004年01月03日(土) 21:54

これは昨年末頃から主に筋トレに来ている人に準備運動(ウォーミングアップ) として教えているヨガの”太陽礼拝”というもの。このスキャンした画像は雑誌 「Tarzan」からのもので、モデルはK-1選手の故・アンディ・フグさん。 実はこれには”初公開!アーユルヴェーダ式鍛錬法。”というサブタイトルが付いている。 「アーユルヴェーダ」ってよく聞くけど自分自身興味がないので何だかわからない(笑) でも、これは、ヨガでいう所の”太陽礼拝”と全く同じ動作です。 但し、このアンディのヤツはあまり参考にして欲しくない。というのも下手だから。 じゃぁ、なんでこれを載せるのかっていうと、 一連の流れが1ページに掲載してありスキャンし易かったという理由から。

私がこの動きを初めて目にしたのは'97頃だったと思う。 勿論、タイトルにある通り、ヒクソン・グレイシーの行なうものだった。 ヒクソンの行なうものは、とても早い!その上、正確で上手いと来たもんだ!残念ながら、 このアンディのとは全く違って美しいのだ。

具体的に言うと、アンディの行なうそれは、反りが全くなっていない! あくまでも見本としては適さないということでご理解頂きたい。 アンディはK-1では”踵落とし”という足を高く上げて踵を相手に当てるという技で 観客を魅了していた。その”踵落とし”ならアンディの美しさは天下一品と言ってイイと思う! そのイメージでいくとアンディという選手は体が柔らかいとなる。 実際、開脚なんかは見たことがあるが素晴らしい。 しかし、反るという柔軟性にはどうやら欠けるようだというのがこれを見た時の私の印象です。

少し話は逸れるが、アンディは御存知のように白血病で亡くなった。 白血病と言えば血液の癌とも言われている。その白血病にもいろいろ種類はあるようだ。 アンディの場合は急性白血病。白血病に関しては詳しくは知らないが、 アンディのように体を鍛えていても、そのような病気になってしまうというのはショックだ。 しかし、この”太陽礼拝”を見た時に、この首の反り、 背骨の反り具合と関係があるのかもしれないと勝手に私は想像している。 勿論、アンディの場合、K-1という打撃格闘技を行なう以上、 頭部には何度となく物凄い破壊力の打撃を喰らっていることも影響しているだろう。

人間の体には癌にならない細胞が2種類あるようだ。 そのひとつは心臓の細胞。もうひとつは神経細胞。これらは癌にならない、 つまり、癌化しない。 脳腫瘍や脊髄の癌はあるけど、 癌になるのは神経細胞を取り巻く細胞が癌化するためだから脳細胞、 神経細胞は癌にならない。 一番癌化しやすいのは消化器系か皮膚癌らしい。 ということは、癌になる細胞は新陳代謝を繰り返す細胞。再生がある細胞ということがいえる。

心臓は生まれてから死ぬまで細胞は更新されない。 脳細胞も死滅する事はあっても再生する事は無い。 どうやら癌は、細胞が再生を繰り返す頻度が大きいほど癌になりやすいのかもしれない。 再生の度にエラーのある細胞がある程度できる為だと考えられる。 つまり、私が言い続けている日々の疲れ(肉体的ストレス)が その再生の邪魔をしている可能性は極めて高いだろうと思われる。 そのことは、"intoroduction"の体の危険信号にも書いたように ”『機能的疾患からなる、痛み、凝り、疲労などは身体の危険信号で、 やがて器質的変化、器質的疾患を起こすと言われている』”というところに帰結するのだと 思います。

いわゆる自然治癒力や免疫力なんていうものも私は鍛えていない人にはその効果は薄いと思っている。 歳を取ればその自然治癒力や免疫力が弱ると言われるのもそこにある。 当然、その免疫系が肉体的ストレス+精神的ストレスなんかで弱ってくると、 エラー(異常)が発生した細胞を死滅さすことが出来なくなって、 ある日癌が、急激に増殖するだろう。

最近、書いたような気がするが、また、普段、私がよく言っていると思うけど、 人間が老いる(老化)ということは丸くなることだと!つまり、後ろに反れなくなることを言う。 年寄りの姿勢を見ればそれは歴然だろうと思う。年齢のわりに若く見えるというのには 、ひとつ姿勢が良いからというのがある。逆に若くてもなんだか年寄りくさい人は猫背だったりする。

ちょっと長くなってきたのでこの辺にします(笑)簡単に言えば、 この”太陽礼拝”の動作は素晴らしいのです。 私がやる整体も、私が教えるストレッチにも、全てこの”太陽礼拝”に通じるものがあります。

残念ながらアンディはこれを見る限りその本質の部分でこの一連の動作を理解していなかったと 言えるかもしれません。それは上記にも散々書きましたが、 例えば、7のアンディの顔なんかを御覧頂けばわかると思います。 他にも、反り系のものの顔の位置なんかは私が教える”太陽礼拝”では有り得ません!

アンディもストレッチは欠かさずやっていたはずですが、白血病という大変な病気になってしまった。 そこには、これまた私が普段から言っているし、 私が教えている「一日の体の疲れを取るストレッチ」と、 世間一般の普通の「ストレッチ」では大きく違うのです!

また、長くなって何書いてきたのかわからなくなったのでこの辺でオシマイ(笑) 書き足りないことがあるだろうから、またの機会にでも書きます…。

おまけ↓下の画像は私がモデルの太陽礼拝(スーリヤ・ナマスカーラ)など。 (ここにあった太陽礼拝の画像は削除してしまいました。しかし、 下の『新・ヒクソン・グレイシーとYOGA ch.3 (太陽礼拝編)』で画像とともに 詳しく解説していますので、そちらを御覧下さい)




ヒクソン・グレイシーとヨガ PART 2
The Legend of RICKSON GRACIE


ヒクソン・グレイシーとヨガ特別編
The Legend of RICKSON GRACIE


究極のヨガ(ヨーガ/YOGA)でセルフコントロール!

NEW !!! 太陽礼拝 バンダ ナウリのやり方SP

SIDE-A ガイド

  HOME GUIDE BBS
ガイド
整体ストレッチ(ヨガ)筋トレ

ガイド   ガイド   ガイド

SIDE-B TOP

SIDE-B TOP SIDE-B TOP

SIDE-B ガイド

------------------------------------------------

ここからは下は(現在のBBS) で私が不定期連載(?)しているログです。 以下、乱文をお許し下さい。

新・ヒクソン・グレイシーとYOGA ch.1

(17) 新・ヒクソン・グレイシーとYOGA ch.1 名前:Young Master 2004年05月10日(月) 23:59

『ヒクソン・グレイシー』によって一躍注目を集めたのはその独得の呼吸法ではないかと 思われます。そのルーツはYOGAにあることで、 「呼吸法」、「YOGA」、更には、まるでもうひとつの生き物がいるかのように、 自在にお腹を操る「ナウリ」などが注目の的であっただろうと思われます。

もちろん私もそれらに注目しました。そんな中、もうひとつ、私の目を惹いたのは・・・。

確か、2回目の高田戦を前に長野での山篭り。 『ニュース・ステーション』だったと記憶しています。 多分、私はその放送をビデオに録画したのだろうと思いますが、 今となってはどのテープにそれが記録されているかも分からずといった始末です。

そこで初めて目にした、またもやヒクソンの独得の動き! 立ったりしゃがんだりを物凄く素早い動きで繰り返していました。 とにかく早くて何をしてるのか理解できませんでした。 当時は録画したビデオを何回か巻き戻しては見たのだと思います。 しかし、その動きは早い上に、途中でカットしてあったと思います。 つまり編集されて別のカットに切り替わったか、 あるいは動きの途中でCMに入ったような気がします。 (このあたりの記憶は定かではありませんことをご了承下さい)

とにかく私はその映像を見てからは、 ヒクソンがやっていたそれが一体何なのか?ということで頭がいっぱいになりました。 おそらく、その動きもYOGAのものだろうとは想像がつきました。

その後、書店でYOGAの本を端から調べて「これだっ!」とみつけたのが YOGAの”『太陽礼拝』”だったのです!! しかし、実はその時に「何かヒクソンのと違うなぁ〜??」と思ったんです。。 でも出だしはこれに間違いないと思って、とりあえず買ってきて練習しました。

ということで私が太陽礼拝を始めてから今年で7年目です。 去年の暮れ位からですかね?ウチのお客さんにも教えるようになったのは? 今は、筋トレに通っている方の準備運動として教えることが一番多いですね。

実は、今頃になって、 いや、正確には今年に入ってから色々分かったことがあるのです! まず、当時思った「何かヒクソンのと違うなぁ〜??」という疑問が解決しました!

結論から言いますと私が行って来た 『太陽礼拝』とヒクソンが行なっている『太陽礼拝』は違ったのです! これには、ちょっとばかりショックを受けました(笑)

つづく。

------------------------------------------------

(20) RE: 新・ヒクソン・グレイシーとYOGA ch.1 名前 : Young Master 2004年05月11日(火) 18:18

>確か、2回目の高田戦を前に長野での山篭り。

と書きましたが、どうやら私の勘違いで、1回目の高田戦の時のようです。

『新・ヒクソン・グレイシーとYOGA 太陽礼拝』編の続きは、 また時間のある時、書きたくなったら書きます(笑

新・ヒクソン・グレイシーとYOGA
ch.2 (太陽礼拝編)

(42) 新・ヒクソン・グレイシーとYOGA ch.2 (太陽礼拝編) 名前:Young Master 2004年05月18日(火) 22:06

私の行なう(指導している)ヨガの太陽礼拝が ヒクソンの行なうものと違うことがハッキリとわかったのが、 昨年の末に購入した ヒクソンの写真集『RICKSON GRACIE〜21st CENTURY WARRIOR'S SPIRIT』の1ページを見た時のことです。

の1ページを見た時のことです。

このページの中央にある”PRANA HATHA YOGA CHART”を見たからです。 これはヒクソン邸(ガレージ内の練習場?)に貼られているものだと思います。

こちらがその拡大図。↓

左側の上から下に続く写真がヒクソンが行なっている『太陽礼拝』。 このチャートの上から5番目が私がおこなってきたものと違うのです。 また、これからもヒクソンのヨガのベースは 「ハタ・ヨガ(ハタ・ヨーガ)」だということがわかります。

私も『太陽礼拝』を他人に指導しはじめるまではまったく気付かなかったことですが、 この『太陽礼拝』には似通ったものではあっても、 流派(ヨガの種類)や指導者によって違っているようです。 結局、旧BBSで紹介したアンディ・フグ選手のおこなうものと (アーユルヴェーダ式鍛錬法となっているが)ヒクソンのおこなうものは同じですね。 (「ヒクソン・グレイシーとヨガ」のところを参照)

新・ヒクソン・グレイシーとYOGA
 ch.2 (太陽礼拝編)

(43) RE: 新・ヒクソン・グレイシーとYOGA ch.2 (太陽礼拝編)

名前 : Young Master 2004年05月18日(火) 22:08

それと、私がヒクソンの『太陽礼拝』を最初に目にしたのは、 '97年は多分、変わりないのだろうが、 どうやら、山ごもりの映像(高田戦の前)よりも早く、ビデオ 『ヒクソン・グレイシー 王者の真実』』 (同年5月発売)で、 '95年バリ・ジャパのバックステージ、 試合前にヒクソンがおこなう映像があったことにも気付いた。 そのキャプチャーは以下に。

この時は、ヒクソンはかなりゆっくりした本来の 『太陽礼拝』の動きでおこなっていたために、 特別気にはならなかったのだろうと思う。 その後に見た、『太陽礼拝』はとても素早い動きだった。 そんな印象があるが、今、その映像を見れたら、どう思うのか、 どう感じるのか興味がある。もしかしたら、 私が『太陽礼拝』というものを知らないから早く見えただけなのかもしれない。

さて、その『太陽礼拝』とはいかなるものなのか? 『YOGA ヨーガ』(番場一雄著)の本に書かれているものを参考に紹介します。

太陽礼拝(スーリア・ナマスーカラ/surya namaskara)。 スーリア(surya)は「太陽」、ナマスーカラ(namaskara)は「礼拝」の意。

人類は測り知れない昔から太陽を礼拝してきました。 この強烈な火の玉が天空を支配して、 その熱とエネルギーで全ての生物を養っている事実に畏敬の念を抱いたのです。 そしてインドでは全ての人々が、日常生活の中で毎日太陽を礼拝することから、 この体位が生まれたのです。この体位を毎日の日課として実習する人は、 生涯にわたって完全な健康を保障されるといわれています。

以上の最後の一文は少しばかり大袈裟かもしれませんが、 まんざら嘘でもないのです。それに関しては、 私の方でLITTLE ANATOMY 健康チェックの 『背骨チェック』のところにおいてそれとなく触れています。それでは、続きを・・・。

この体位は十二の体位の連続したものです。この十二の体位は、 原始天文学でいう太陽の黄道帯(こうどうたい=獣帯カッコ内部分は私の方での追記)の 十二宮に対応しています。太陽は天空を旅するのに、 この道の一つ一つを順々に通っていくことになっています。

この十二の体位はPA系(前屈)とBHU系(カラダを後に反る)の体位の連続で、 両者を合理的に組み合わせたもの。呼吸と動作との関係を、 特に注意して行なわなくてはなりません。

ということで次回はいよいよ、やり方(技術解説)ご紹介できると思います。 ちなみに旧BBSでも書きましたが、YOGAを習いたい方は、 この『太陽礼拝』と(バンダやナウリはなくとも) 『呼吸法』(特に、鼻だけでの腹式呼吸)を教えてくれるところを探されると良いでしょう。 特に、健康のためにYOGAをはじめるつもりならば尚更です!

(45) RE: 新・ヒクソン・グレイシーとYOGA ch.2 (太陽礼拝編)

名前 : Young Master 2004年05月18日(火) 22:15

>以上の最後の一文は少しばかり大袈裟かもしれませんが、まんざら嘘でもないのです。 それに関しては、私の方でLITTLE ANATOMY  健康チェックの『背骨チェック』のところにおいてそれとなく触れています。

よろしければこちらもお読み下さい。(しかしながらまだまだ未完です:笑)

LITTLE ANATOMY

新・ヒクソン・グレイシーとYOGA
 ch.3 (太陽礼拝編)

(79) 新・ヒクソン・グレイシーとYOGA ch.3 (太陽礼拝編)

名前:Young Master 2004年06月07日(月) 18:59

今まで私が行ってきた太陽礼拝と、ヒクソンのとは違うことがわかってから、 どちらが良いのだろうか?どういう違いがあるのだろうか?という興味の元に、 私は、全12回行なう太陽礼拝の半分の6回をヒクソン・タイプのもので、 残りの6回は今まで通りで、というやり方で、ここ5ヶ月ほど試しに行なってきました。

一連の動作中、わずかに1ポーズ違うだけで、 やり難さを感じました。そのため、動作はゆっくりと行い、 改めて自分の脳に新しい動作を記憶させることにしました。 数日もやると入力は完了し、以前からやっていたもののように早くできるようになりました。

さて、その2種類の感想ですが、それに優劣をつけるのはとても難しい問題でした。 しかし、微妙に感覚は違うので、その辺りの感想を書いておきます。 ヒクソン・タイプの方が、一度、腰を高く上げてから反る動作に移ることになるために、 少し動作の流れが止まる感じ(遅くなる)と、 その後に行なう反るという運動の焦点が少しぼやけてしまうという印象。 ただ、これは私が慣れていないだけかもしれません。 しかも、本来の太陽礼拝の動きは、ゆっくりした動作で行い、早くやる必要はないのです。

一番の違いとなるのは、ヒクソン・タイプは腰を高く上げる動作が2回あります。 その時に、肩を支点のようにして動くために、こちらは肩の運動として優れているように感じました。 (四十肩・五十肩などの症状の方にはイイかもという印象)

ということで、どちらの太陽礼拝にも、多少(本当にわずかな)の一長一短があるようにも感じました。 私自身は、何年もやってきたものを選択し、今まで通り続けることに決めました。 もちろん、指導していくものも今までのものと同じということです。

選択の理由のひとつは、スピードです。私がやってきたものの方が、 腰を高く上げる動作がひとつ少ないために、わずかに早くできるということ。 もうひとつは、反る運動を大事に考え、強調したいためです。

そもそも、私の中での、太陽礼拝の位置づけは、筋トレなどの準備運動 (ウォームアップ)にすぎませんから…(笑)ウチの場合は、 他にメインとなるストレッチがあるため、太陽礼拝はあくまでも”おまけ”なのです。

但し、今まで特別、運動をしていないような方の場合には、 全身運動+ストレッチの要素も十分な太陽礼拝は、 御自身の健康に役立つはずです。そこは期待しても良いと思います。

新・ヒクソン・グレイシーとYOGA
 ch.3 (太陽礼拝編)

(80) RE: 新・ヒクソン・グレイシーとYOGA ch.3 (太陽礼拝編)

名前 : Young Master 2004年06月07日(月) 19:15

以下は、私がモデルの太陽礼拝です。参考にどうぞ。

以前、書いたように、全十二のポーズがあります。

写真上の左から、
@『気をつけ』の姿勢から、息を吐いて両手を胸の前で合掌。この時に足は揃えて立つ。
A息を吸いながら、肘を伸ばして掌(手のひら)を天に向け、両腕・上体を後ろに反らす。 膝は曲がらない。
B息を吐きながら前屈。両手は両足の外側に下ろしてつける。膝は伸ばしたまま。

C息を吸いながら、手は地(床)につけたまま、右足を後ろに伸ばすと同時に、 上体を反って天を見る。
D息を止め、残った左足も後ろに揃えて引き、(肘を伸ばし)腕立てのような姿勢に。
E息を吐いて、両肘を曲げ、額(ひたい)・胸・膝を地(床)につけ、出尻にする。 (ただ、私の場合、額などは実際には床につけていません)

F息を吸いながら、上体を後ろに反らせ天を見る。 *注:この写真の私は悪い見本です(笑)実際には、 必ず両足は並んでいなければなりません。写真のように両足が開いて行なうのはダメ!
G息を吐いて、両腕(両肘)・両足(両膝)を伸ばして、 腰を高く上げて、逆Vの字に。踵を地(床)につけてアキレス腱をストレッチ!
H息を吸って、右足を両手の間に踏み出しながら、 上体を反らして天を見る。必ず、最初(C)に後ろに下げた足を踏み出すこと。 つまりCとは対称的になる。

I息を吐きながら、後ろにある足を両手の間に引きつけ、 両足を揃え前屈の姿勢に。
J息を吸いながら、肘を伸ばして掌(手のひら)を天に向け、 両腕・上体を後ろに反らす。膝は曲がらない。Aと同じになる。
K写真はありませんが、最後は『気をつけ』の姿勢に戻ります。 ここまでで太陽礼拝1回と数えます。

その後、足が左右入れ替わって同じことの繰り返しとなります。 少なくとも6回(左右3回づつ)は行なうといいでしょう。 できれば12回(左右6回づつ)が理想です。 私の場合は、ヒクソンの影響(以前に見たヒクソンの太陽礼拝の印象)から、 12回を早く簡単にやってしまいますが、本来の太陽礼拝は、 かなりゆったりとした動きで丁寧に行なうようです。 特に、これから始められる方は、 呼吸と動きをちゃんと憶えるためにも、ゆっくりとした動き、 全身のストレッチの意識でやられることをおすすめします。 動きと呼吸の一致が重要です。

ちなみに私の場合は、素早く行なうために全て、 鼻だけで呼吸しています。本来の太陽礼拝の呼吸は、 私の所有する本にも書かれていないのでわかりませんが、 吸気はもちろん鼻だと思います。呼気は口でも良いのかもしれません。 但し、ウチで指導する場合は、鼻呼吸で統一する予定です (やはり動きも通常の太陽礼拝よりも、早い感じで指導していく方針です。 ま、ゆっくりでも良いんですけどね:笑)

以上の技術解説はかなり簡潔なものにしました。 そのため、何かわからないところなどがあれば、 ここBBSやメールにて質問に答えます。 太陽礼拝の効果というものは次回、書く予定です。

(81) RE: 新・ヒクソン・グレイシーとYOGA ch.3 (太陽礼拝編)

名前 : Young Master 2004年06月07日(月) 19:25

ちなみに、ヒクソン・タイプでやりたい方は、 上の写真の5つ目の『腕立て』の姿勢を、 『逆Vの字』にすればいいだけです。

一番上のヒクソン邸に貼られている、 『プラーナ・ハタ・ヨーガ・チャート』を参照。

おまけ

以下は、私がHP で毎月連載している「管理人の雑感コラム」から。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

↓これが朝、空腹時にやっているヨガの「ウディーナーヤ・バンダ」という内臓の引き上げ。



そして↓こちらが、バンダの後にやっている「腹直筋を立てるナウリ」。
今日は調子悪いな。。右側がいつもよりもえぐれてないもんね。。
いや、写真を撮った角度のせいかな?




↓ちなみに下はバンダとナウリを横から見た比較画像。



↑左が「バンダ」 右が「腹直筋を立てるナウリ」
その次にやるのがこの↓「ロールするナウリ」



( 2005年3月号雑感コラムから)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、今日はちょっとばかり”ずく”(←これって長野の方言でしたっけ?)を出して、 ウチで指導している太陽礼拝を正面と横から撮影してみました。 自分で撮ってるので、なかなか上手くフレームインしてませんがお許しを〜。

ちなみに、これはかなり真面目にやったタイプ。 いわゆる「余所行き(よそゆき)」みたいなものです。 実際は、もっとデタラメ(笑)ま、デタラメっていう言い方は悪いけど・・、 もっと淀みなく流れるようにやってしまうので、こんなに正確にキチンと僕はやっていません。 実際に僕のを見たことがある方ならわかりますよね。 というわけで、下のようにあまりにも基本に忠実に真面目にやらなくても大丈夫です!!!  僕が指導した通りにやって下さい。手順などはまた今度書きます(ごめんなさい)

とりあえず、以下の12のポーズが一連の動きとなったのが太陽礼拝です。 写真は、右足からのver.(バージョン)。で、これで1サイクル。 次は足を変えて(今度は最初、左足を下げるver.)で2サイクル。最低、6サイクルやってみましょう。 つまり、片足3回ずつですね。 できれば12サイクルおこなうとイイでしょう。ちなみに、先月、 自分の太陽礼拝(12サイクル)にかかる時間を計ったところ、 どうやら2分を少し切る位(つまり、下の写真の12ポーズ=1サイクルが≒10秒位)でした。 本来、ヨガではもっとゆっくり丁寧にやるものですけどね(^^; 僕に とってはただの準備運動。ゆっくりやる価値はないのです。 だって、ちゃんとしたストレッチ(ヨガ)があるんだもん♪

@
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K

@『気をつけ』の姿勢から、息を吐いて両手を胸の前で合掌。この時に足は揃えて立つ。
A息を吸いながら、肘を伸ばして掌(手のひら)を天に向け、両腕・上体を後ろに反らす。膝は曲がらない。 この時、両手はくっつけたままで行なう(←これで後ろに反るのは大変だけどね♪)
B息を吐きながら前屈。両手は両足の外側に下ろしてつける。膝は伸ばしたまま。
C息を吸いながら、手は地(床)につけたまま、右足を後ろに伸ばすと同時に、 上体を反って天を見る。
D息を止め、残った左足も後ろに揃えて引き、(肘を伸ばし)腕立てのような姿勢に。
E息を吐いて、両肘を曲げ、額(ひたい)・胸・膝を地(床)につけ、出尻にする。 (ただ、私の場合、額などは実際には床につけていません)
F息を吸いながら、上体を後ろに反らせ天を見る。
G息を吐いて、両腕(両肘)・両足(両膝)を伸ばして、 腰を高く上げて、逆Vの字に。踵を地(床)につけてアキレス腱をストレッチ!
H息を吸って、右足を両手の間に踏み出しながら、 上体を反らして天を見る。必ず、Cで最初に後ろに下げた足を今度は踏み出すこと。
I息を吐きながら、後ろにある足を両手の間に引きつけ、 両足を揃え前屈の姿勢に。
J息を吸いながら、肘を伸ばして掌(手のひら)を天に向け、 両腕・上体を後ろに反らす。膝は曲がらない。(Aと同じ)
K最後は『気をつけ』の姿勢に。


↑とりあえず、参考にどうぞ♪

( 2005年4月号の雑感コラムから)

ヒクソン・グレイシーとヨガ PART 2
The Legend of RICKSON GRACIE


ヒクソン・グレイシーとヨガ特別編
The Legend of RICKSON GRACIE


究極のヨガ(ヨーガ/YOGA)でセルフコントロール!

NEW !!! 太陽礼拝 バンダ ナウリのやり方SP

SIDE-A ガイド

  HOME GUIDE BBS
ガイド
整体ストレッチ(ヨガ)筋トレ

ガイド   ガイド   ガイド

SIDE-B TOP

SIDE-B TOP SIDE-B TOP

SIDE-B ガイド