佐藤哲朗さん 『大アジア思想活劇』を書籍化、靖国問題 2006,8,16,

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曽我逸郎様

ご無沙汰しております、佐藤哲朗です。
いぜんHPでご紹介いただいた『大アジア思想活劇』を書籍化(オンブック)しました。

http://www.onbook.jp/bookd.html?bid=0043

オンデマンド出版のため少々値が張りますが、手に取っていただければ幸いです。

かなり加筆したので、それなりにまとまった本になったのではないかと思います。

ぶしつけですが、お知らせまで。

追伸:靖国神社にどんどん合祀しちゃえ!案、私も基本的に賛成です。
http://d.hatena.ne.jp/ajita/20060717
今年の「みたままつり」についての雑感で触れました。いわゆるA級戦犯の方々も実はいったん「鎮霊社」に祀られたのだそうですが…。そうなると、靖国神社の「分祀できない」理由が成り立たなくなります。事実はどうなっているのでしょうか?

ただ、東京大空襲の被災者子孫として言わせてもらえば、大東亜戦争の戦死者は田舎に限れば「出征した人々」つまり護国神社に祀られた人々が圧倒的かもしれませんが、都市部では米軍の都市爆撃で無差別に殺された人々が多かったのです。原爆の被爆者はその代表です。そういう「殉難者」は靖国論争の埒外なのですから、靖国問題が何となく「他人事」に感じられてしまうことは否めません。本当は靖国問題は日本国民の圧倒的多数にとって他人ごとなのに、小泉首相のレトリックによって、感情のレベルで「自分ごと」のように錯覚させられているのかも知れませんね。うがちすぎでしょうか?

では、お幸せでありますように。

祈願衆生皆安楽
佐藤哲朗

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