保坂竜哉さん hajimemasite 2003,10,17,

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はじめまして。 偶然このページを見つけ本文を読みとても共感を持ちました。 私は今年大学を卒業して現在無職の24歳の青年です。 遊ぶために大学へ進んだ私がたまたま古本屋でみつけ読んだのが岩波文庫の「ブッダの言葉」でした。それ以前一冊の本すらまともに読んだことのなかった私ですが初めて最後までよみ今までの価値観がなんてちっぽけなものだったんだとかんじそれ以後友人や恋人、家族に「ブッダの言葉」を押し付け煙たがられてきました。
仏教について深い知識はありませんが、「ブッダの言葉」をよんで想ったことはまちがっていないんだという確信が曽我さんの「あたりまえの」をよんで強まりました。
このホームページ、曽我さんの方便はわたしにとって正統な仏教解釈だとおもいます。

保坂竜哉


保坂竜哉さんへの返事 03,10,18,

拝啓

 メールを頂き、ありがとうございます。
 どんな方がどんなふうに読んで下さっているのか分からなくて、少し不安に思っておりますので、感想をお聞かせ頂けるととても助かります。励みにもなります。

 初期経典から入られたのは、良かったと思います。私の場合は、禅宗から入り、インド大乗仏教を通って、ようやく釈尊に向かおうとしています。禅も大乗もただ素通りしたようなものですが、それでも時間だけは随分かかりました。

 釈尊から2500年、様々な展開・変遷があり、釈尊の教えを理解する仕方もいろいろです。私自身も、「あたりまえ、、般若経」の頃と今を比較すると、結構変わったと感じます。なるべくたくさんの仏教解釈に触れ、私のも含めて批判的に検討されて、本当の釈尊の教えはどのようであったか、お考えになればと思います。

 その過程でなにかお感じになれば、また是非御意見・御批判をお聞かせ下さい。メールを頂いて自分の気づいていなかった点を教えられることが大変多いのです。

 今後とも宜しくお願い申し上げます。
                                敬具
保坂竜哉様
        2003,10,18,               曽我逸郎

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