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公園の目指すもの
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行動目標

緑地管理
手つかず森の管理
里山の緑地管理
遊園緑地の管理

緑地管理

里山の管理



里山の長期的整備計画
公園の緑地の大半は斜面の里山で、全体の60%およそ12haの面積があります。
公園の里山作りは、その計画段階(1997年)において10年20年かけ
長期的な展望に立って進めていくべきことが計画されています。
その計画に基づいて毎年整備を進めてきた結果、おおむね全ての森の手入れが一巡しました。


アルプスビューポイント
必要な場所の下枝を切り落とし、アルプスを一望できる
パノラマビューポイントがあちこちにできてきました。
まだまだ作ります。


木漏れ日の射す森
うっそうと茂る森の中に木漏れ陽がさしこんで全体に光が
行き届くよう、高木の下枝を一本いっぽん考えながら切ったり
残したりしています。
やがて地面には様々な植物が目を吹きます。こうして生物多様性の森が作られていきます。


伸びすぎた低木の剪定
公園ができる前に伸びすぎてボーボーと生い茂ってしまった低木は、
一度低く刈り込んで新芽をふかせ、子どもたちの目から見て丁度良い
高さに成長するよう剪定しています。


薪をつくる
公園の木々は、体験教室で使う薪やクラフトの材料、
ガーデニングの小道具になります。
20haの森の木は公園の自決可能な資源の一つです。
綺麗に切りそろえ軒下につまれた薪の風景はいいものですね。


遺す
林の中のあちこちに育てていくべきドングリの木やクリの木など
様々な雑木の幼木があります。
幼木には目印として赤いリボンがついてます。
下草刈りの時にはそれらをていねいに刈り分けています。


豊かな生物・多様性を持つ森を
公園の森や林の多くは、段丘の急斜面に広がっています。
下草・低木・灌木・高木のバランスの取れた雑木林は、
雨水による斜面の崩落を防ぎ、豊かな生物多様性を持つ森を
作ることが広く知られています。

雑木林育成の要望が寄せられ、地域の皆さんや
市会議員有志の皆さん、 国際ソロプチミスト飯田の皆さん、
小中学生有志の皆さんなど、多くの方々とともに、どんぐりから
苗を育てて植えたり、ツツジの植樹会を開催したり、ハナノキ
植樹会を開催するなどして、アカマツと共生する豊かな
雑木林を育ててまいりました。

今後も豊かな雑木林づくりを皆さんと共に進めてまいります。


原体験の森
また、広い園内の森は「原体験の森」です。
森森探険隊などのイベントを通して自然体験ができる
場所として親しまれています。

これからも人と環境との共生をめざし、豊かな森を
育んでいきたいと思います。