曽我逸郎
ていねいなお返事(曽我注記:5/3の間さんのメールに対する曽我の返信のこと)ありがとうございました。
こちらからのお返事は、改めて、掲示板かメールで
おとどけしたいと考えております。

水平線のたとえ話ですが・・・ウパニシャットに
インドラが鷲に変身する話として記述されています。

「風の神の背中にのって・・・」というくだりを現代的に解釈すれば、
「注視点がはげしくふりまわされると平行感覚が狂う」
 ということになりそうです。

眼球の回転運動は、耳の神経と協調し、平行感覚をつくりだしているので
(目の中にいる)インドラと、世界の果てにある蚊の羽ぐらいの隙間(水平線)と
風の神の背中(平行感覚)は、密接な関係があるわけです。

擬人的な比喩を駆使して、自然現象の妙を語っているとすれば、
単なる作り話やでっちあげでないことが読み取れるので
おもしろいです。


間 黒男さんへの返事

 メール拝受。是非また批判的なご意見をお願いします。

 ところで先に頂いた2通目のメール(5/15)ですが、正直言って、ギブアップ! です。
 手品師のクイズの答えは「奇跡」でしょうか。奇跡を信じる人間は究極の無知ということか、と思いましたが、自信がありません。正解ですか?
 イカロスを引き合いに出すほどカッコよくはないのですが、私のもろい想像力の翼は、とても間さんの高みまで持ちこたえられないようです。鉄棒の比喩については、とりあえず飛びついてみるのと、じっくり人を観察するのと、どちらがキリスト教でどちらが仏教なのか、それさえ分からない有り様です。じっくり観察型が仏教? 仏教とキリスト教の論理構造の共通点?

 分かりません。情けない。ごめんなさい。

間 黒男様

2000、9、13、    曽我逸郎


間 黒男さんからの返事 9/19

            正解です!

      手品師のクイズの答えは「奇跡」です。

(ちなみに、20歳以上で正解する人は、なかなかいません)
 中学生ぐらいのほうが、自分の頭で考えようとするので、
   ヒントを出すと、けっこう言い当ててくれます。


 [全知] ←[賢]← 不安 ←(識)← →(想)→ 希望 →[愚]→ [奇跡]
 [運命] ←[劣]← 恐怖 ←(受)← →(行)→ 喜び →[優]→ [全能]

[ ]はキリスト教の配置です。
これに「般若心経」の構造がそのままがあてはまるのではないか、
というアイディアを、( )であらわしています。

「無」や「無知」を置くとすれば、真ん中になるかなあ・・・

むかし自分が考えたことを思い出して書いているだけなので
あんまり難しく考えないで、おもしろがってくれれば
うれしいです。

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