ご紹介

風景の写真

創業は大正13年(1924年)。今年で百年目を迎えます。北アルプス裏銀座コースの起点の小屋として知られており、高瀬ダムからブナ立尾根を登りつめた稜線上にある山小屋。

登山口の標高は約1300m。累計標高差1250m、平均斜度23度の急登が始まります。登山口には12番、山小屋到着の0番まで、およそ標高差100m毎に番号が表示されています。日本三大急登、北アルプス三大急登のうちのひとつとして記録され、ブナ立尾根と呼ばれています。

7月下旬頃、小屋前にイワギキョウの群生が咲き始めます。西側正面に赤牛岳、薬師岳、視界のいい日には、遠くに能登半島を望めます。

 

小屋から稜線伝いに45分ほどの場所に位置する烏帽子岳。小さいながらも特徴ある山容で日本二百名山のうちのひとつとして記録されています。

烏帽子岳の北東に位置する四十八池(烏帽子田圃)。大小様々な形の池が点在します。シーズン中でも訪れる人は少なく静けさにつつまれた隠れ家的な場所です。

天候に恵まれれば、小屋の正面(富山県側)から美しい夕焼けを楽しめます。玄関から夕陽を眺められる山小屋は数少ないと聞いています。

小屋から2分ほどの高台(長野県側)からは清々しい日の出を拝む事が出来ます。遠くに浅間山、四阿山が望む事ができ、大雲海が広がる事もしばしば。夜には満点の星空や夜景も楽しめます。

 

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