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建物内給排水凍結防止装置(特許第3485180号)

     不凍結

 T 詳 細
1.本設備の
  特徴
@ 傾斜地・高床建築では布基礎をボイラー室間仕切りに利用できる。
A 給水・給湯管を建物内部に収容するため建物の美観を損ねることがない。
B 別荘オーナーにとっては凍結防止管理委託の煩わしさから開放される。
C 一般住宅所有者も冬季における長期間不在が可能になる。
D 本設備は建物全体ではなく、管路・水栓・排水トラップのみを温める。
E 本給水・給湯管は鞘管方式かつ耐震設計に適合する。
2.建築造作に
  与える影響
@ 2坪(H=2.0)の床下蓄熱槽をかねたボイラー室が必要
A 1坪(H=1.0)の太陽光収集可能室が必要
B 高断熱・高気密・ログハウス仕様
3.従来型との
  比較
 
《  従  来  型  》 《  H L S 設 備  》
使



使用材 鋼管+電気ヒーター+断熱材 ビニールパイプ+ビニールダクト+断熱材
給湯器 屋外設置 屋内(FF)設置





イニシャル
コスト
従来型をプラスマイナスゼロとする 布基礎工事・太陽光収集室・蓄熱室・送風機2台・非常時電熱ヒーター・温度管理機器・管材・工事費:計約95万円(傾斜地の場合)増額
ランニング
コスト
凍結防止ヒーター〉
50mX10W/m=500
0.5X22円/時=11円/時
送風機電力〉
20WX2=40W
0.04X22円/時=0.9円/時


 U 概略系統図
平坦地の場合 傾斜地の場合
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 V 動作説明
給水・給湯管はヘッダーから各ダクト内に配管し、各水栓につなげる。
1. 太陽光収集室に直射日光を取り入れる。
2. 太陽光収集室の暖まった空気を送風機(F1)で蓄熱槽に送り、蓄熱槽を温めて蓄熱室全体の空気を暖める。
蓄熱室はまた、地熱及び給湯器使用時に発生する熱をも利用できる。
3. 蓄熱室内の暖められた空気を送風機(F2)でヘッダーから各ダクトに送る。
4. 暖められた空気がダクト内を通り、その中の配管及び水栓を暖めて凍結を防ぐ。
5. 蓄熱室上部に設けた連通管を通じ、蓄熱室内の空気を太陽光収集室に戻して再利用する。
6. 住居室内全体ではなく、配管及び器具の周辺のみを暖めるため、不在時であっても無駄なエネルギーを使わず低コストが実現される。
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