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秋の上田城

行楽日和に恵まれた11/3(祝)、長野県立歴史館の「国宝土偶展」(~11/10)は、開館前から行列ができるほどの賑わいぶりでした。
国宝の土偶5体が勢ぞろい!同じ土偶といっても、前期と後期では作り方も異なり、ポーズや表情もそれぞれが個性的でした。
正面・背面・左右で全くフォルムや印象が変わるので、ケースの周りを何周もぐるぐる回りました。

観覧後は、「上田城紅葉まつり」に出掛けました。こちらも大賑わい!
ステージでは全国から馳せ参じた武将隊がパフォーマンスを繰り広げ、あちこちで、武者姿の地元のおもてなし隊が盛り上げていました。
「二の丸横丁」で「ずくだせ農場」の「馬肉うどん」と「柿酢タルタルの発酵唐揚げバーガー」を食しましたが、お皿や容器は紙製でした。
ドリンクも、ストローを使わず、紙製パックを工夫したエコな容器で提供されていて、目を引きました。
上田城の東虎口櫓門(ひがしこぐちやぐらもん)にも登りました。
「櫓(やぐら)」の語源が「矢倉・矢蔵」だったことを知り、随所に空いている矢狭間・銃狭間から上田の街や堀を覗き見しました。
紅葉の上田城、心地よいそぞろ歩きでした。[YT]


〇鴨鳥の 遊ぶこの池に 木の葉落ちて 浮きたる心 我が思はなくに(丹波大女娘子/万葉集 巻四 711)
[歌意] 鴨が遊んでいるこの池に木の葉が散って浮いているような、そんな浮ついた気持ちで私はあなたを思っているわけではないのに…。

2019年11月05日

レタスの花

皆さんは、レタスの花、ご覧になったことありますか?
私は、先日(10/19)、塩尻の「野菜花き試験場一般公開デー」で、初めて見ました👀
レタスがキク科というのも、初めて知りました。

この白っぽい花です!
「試験ほ場案内」に参加し、ハウスや露地栽培を見学、試験場でどんな研究がされているか、など、お話を伺いながら巡りました。
レタスは高温になると、とうが立った「抽だい」という現象が起きて商品価値が下がってしまうため、温暖化対策として、極晩抽性(ごくばんちゅうせい)の品種を開発している、そうです。
さらに、「緑肥」といって、麦の仲間(越冬ライムギ)を育てた後の土で初夏どりレタスを栽培すると、どのくらい窒素減肥ができるか、という試験もされているのだとか。

ほかにも、いろいろな種類の野菜や花が育てられていました。
11haもあるため、今回の案内では1/4ほどしか巡っていないらしいですが、研究の裏話、豆知識など、貴重なエピソードが満載の楽しいひとときでした。

 

塩尻駅からは片道30分弱、てくてく歩き、この日の歩数は12,000歩超えでした👣
行きは線路沿いのルート。原っぱの上空では、これから南に向かうのか、ツバメが群舞していました。
帰りは葡萄畑のなかの細い道を、甘い芳香にうっとりしながら、秋を堪能しました。[YT]

2019年10月23日

☠インドのゴミ山、タージマハルに迫る!?

NHK総合で10/6(日)に放送された『これでわかった!世界のいま』は「使い捨てプラ禁止に!?インドで深刻ゴミ事情」の特集でした。

インドのモディ首相は「2022年までにレジ袋やストローなどの使い捨てプラスチックを全面的に禁止する」方針を出しましたが、
背景には深刻なごみ問題が!、と紹介された映像はそれはもう衝撃的でした👀
首都ニューデリーに、65mもの高さにまで積みあがったごみの山!
近々、世界遺産・タージマハルの高さを超えるとも言われ、そのごみを夥しい数のカラスが漁っている……・

プラスチックごみによると見られる健康被害だけでなく、排水溝などに詰まって浸水や洪水が起こり、都市機能が停止することもあり、
インドで最も多くの人が暮らす都市・ムンバイがある州では、先行して昨年6月から、使い捨てプラスチック製品の製造・使用を禁止、
違反すると企業や店だけでなく、一般の人も処罰されるそうです。

プラスチックごみの増加に対する危機感は、インド以外のアジアの国々でも高まっており、タイではプラスチック使用禁止の市場「ごみゼロマーケット」が人気を集めています。
また、インドネシアでは、日本で今大ブームを巻き起こしているタピオカの原料・キャッサバ芋からとれるデンプンで作った買い物袋を広めようという動きが広がっているのだとか。
タピオカドリンクだけでなく、タピオカエコバッグも日本を席巻するといいな、と思いました。[YT]

2019年10月07日

初秋の東京さんぽ👣

週末、東京駅丸の内口から竹橋まで、内堀通りを歩きました。

青空の下、多数の皇居ランナーが駆け抜けるなか、お堀を眺めながら、てくてく。
お堀に突き当たっていきなり、白鳥が1羽佇んでいて驚きました(残念ながら写真ナシ)。
しばらくして、ピョコピョコ水中に潜るカイツブリ(写真左)を発見!
せわしなく、潜っては顔を出し、潜っては顔を出し、を繰り返していました。
ふと見ると、カワウ(写真右)も、「負けじと」ではないと思いますが、息の長い潜水を披露してくれました。
曼殊沙華の朱色も目に眩しく、のどかな秋のお散歩コースでした。

イラストは tori tonso

そして、東京国立近代美術館にて「高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの」(~10/6)を観ました。
会期末を来週に控え、大勢の来場者でごった返していました。

膨大な資料展示はどれも興味深かったのですが、特に長野県民にとって、うれしい発見がありました!
初の長編演出(監督)となった『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968年)の「迷いの森」の表現は、
信州ゆかりの日本画家・東山魁夷(1908-1999)*が描いた北欧の森の樹々を参考にした、というのです。
 *今週末、長野市城山の東山魁夷館がリニューアルオープン!
確かに、樹木が妖しく絡まり合うシーンは、東山魁夷の《樹根》をはじめ北欧の作品群を彷彿とさせるものがありました。[YT]

☝写真は撮影OKの「アルプスの少女ハイジ」のジオラマ(左)とアルムおんじの家(右)

2019年09月30日

風をつかまえた少年

先日、長野ロキシーで公開中の映画『風をつかまえた少年』を観ました。
"僕がどうやって風力発電で未来を手に入れたのか。"とチラシに書いてあったので、自然エネルギー関連の映画だと思って行きました。

ところが、自然エネルギーとだけくくったのでは収まらない、予想を超える物語がそこにはありました。
三度の食事がとれる、学校に通える、日本ではあたりまえなことが、実はどれほどありがたいことなのか、
アフリカ・マラウイ(私はこの国を今まで知りませんでした)のカムクワンバくんの境遇を目の当たりにして、突き付けられました。

学校の先生が乗っていた自転車のライトを盗もうとしたときに、なぜペダルをこぐと点灯するのか、不思議に思うのが事の発端でした。
図書室にあったエネルギーについての1冊の本と出会い、独学で風力発電のできる風車をつくりあげ、干ばつで乾いた畑に水を引くのです。

私は、何不自由なく大学まで通わせてもらいましたが、勉強したことが生活に直接役に立った、という実感は正直ありません……。
最近読んだ荒了寛氏の著書に、「頭がよい」ことと「賢い」ことの違いが書かれていました。
前者は、知識が豊富でたくさん勉強を積んでいること、後者は、勉強したり見聞きしたり体験したことを応用して、何かを実行できること。
カムクワンバくんこそ、頭でっかちではない、まさに「教育」によって得た知識を生活のなかで実行に移した「賢い」人!

一日に一食しか食べられないような状況になったとき、母親が娘に言った、
「私の腕を切ってでも、あなたたち子どもを飢えさせはしない」という覚悟の言葉も忘れられません。

長野ロキシーで上映中です。ぜひご覧ください。
☞映画『風をつかまえた少年』について詳しくはこちら(公式HP)

たまたま、スピッツの曲♪『会いに行くよ』を聴いていたら、
「広げた手は 当たり前じゃない風をつかみ どんな夢も叶えてみせる」と歌っていました。
タイトルの「風をつかまえた」という言葉には、実際に自然界の"風"を捉えて発電したことと同時に、
"夢をつかんだ"(="未来を手に入れた")ことも込められているように感じました。[YT]

2019年09月20日

シロクマ

NBSの特番「各局お天気キャスター大集合!異常気象の真実」(2019/8/30(金) 21:10~23:02放送)、ご覧になりましたか?

先日、録画しておいたのをようやく見たのですが、想像を超える映像の数々に、驚きの連続でした!

気象予報士が警鐘を鳴らす”世界の異常気象”では、
 ⚠北極圏の記録的な猛暑
 ⚠避暑地アラスカの猛暑
 ⚠オーストラリア・クイーンズランドの100年に1度の大洪水
 ⚠常夏のハワイ・マウイ島で積雪
が紹介されました。

グリーンランド北西部で、海氷が融けた水を蹴立ててそりを引くたち。
ロシアのベルーシャ・グバを50頭以上のホッキョクグマの群れが襲い、非常事態宣言発令。
アラスカのアンカレッジで、ヘラジカが民家の庭のスプリンクラーで水浴び。
サンフランシスコでは猛烈な熱波でムール貝が自然に茹で上がる!
オーストラリアのクイーンズランドで大洪水の後、街中に取り残されたワニ
など、野生の動物たちが異常気象に翻弄される姿は、衝撃的でした。

地球温暖化についても、北極圏で影響を大きく受けやすい理由(太陽光を跳ね返す氷や雪がなくなると、地表や水面が熱を吸収し、さらに融解が進む)など、図を使いながら、わかりやすい説明がありました。

なかでも、地球温暖化の影響でアザラシなどの捕獲が困難になったシロクマが、エサを求めて住宅やオフィスにまで侵入している映像は、とにかく怖かったし、シロクマを本来の野生の姿に戻してあげたい、と強く思いました。
スピッツの♪『シロクマ』に歌われている「強い日差しから逃れて来た、すごく疲れたシロクマ」が浮かびました。


その他、昨年7月の河川決壊で浸水5mの老人ホーム(岡山県倉敷市真備町)のドキュメントや、渋谷に建設中の貯溜槽潜入ルポなど、
見ごたえたっぷりの特番でしたが、「異常気象」をテーマに盛りだくさんな内容があること自体、既に異常なのだーーと気づかされました。[YT]

2019年09月10日

こんなところにも温暖化💦

久しぶりのブログ更新です。
今夏、楽しんだ映画と展覧会、思わぬところで"温暖化"に遭遇しました。

🎬映画『天気の子』

大ヒットを記録している新海誠監督(小海町出身)の最新作を観ました。
「信濃毎日新聞」の舞台あいさつの記事(8/3付)によれば、
  小海町で過ごした中学、高校時代に「夕方、形や色がどんどん変わる雲を眺めるのが好きだった」とし、
  最新作のテーマに天気を選んだ理由を
  「異常気象が常態化してきた。リアルタイムで起きていることを自分なりに描きたかった」と述べた
とあります。
実際、監督自ら執筆した小説『天気の子』にも、
  今年の夏って、もうずっと雨ですよね。
  テレビでもずっと異常だって言ってるし、温暖化とか気候変動とか気温の極端化とか、異常がついに通常になっちゃったっていうか。
という記述が見えます。
みなさん、映画はもうご覧になりましたか? ラストの地球の天気、どう感じられましたか?
先週のスコールのような雨続きの天気に、まるで映画みたいだ……と怖くなりました。

『MINIATURE LIFE展~田中達也 見立ての世界~』

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックでお馴染みの、ミニチュア写真家・見立て作家 田中達也さんの展覧会。
山形村のアイシティ21に観に行きました。
会場内は全作品写真撮影OKで、ダジャレなタイトルに思わずこぼれる笑い声、老若男女のおしゃべりにあふれた、楽しい空間でした。

左から)チャーフィン、鯛よりおめで”たい”、帰り道

そんななか、見つけたのがこちらの1枚。

タイトルは、『地球温暖化の影響がここにも(Another Sign of Global Warming)』
#棒アイス #南極 #ペンギン #このあとおいしくいただきました(2015/2/1)

ハッとさせられました。 [YT]

2019年08月26日

🎋チコちゃんつながり

おっ!あの後ろ姿は!

権堂アーケードで開かれている「長野七夕まつり」(~8/7)で、今年目を引いたのは、NHKの人気キャラクター「チコちゃん」✨

どちらも特徴を捉えていてとてもキュート♡
今朝の長野市民新聞によれば、キョエちゃんもいる左の立体作品が最高賞の「長野びんずる大賞」に輝いたとのこと。

あとは、新元号「令和」にちなんだものも目立ちました!
アーケード全体がキラキラとても涼し気ですので、ぜひ足を運んでみてください。

その日(7/22)の帰り道、もうじき上がると信じて弱い雨に降られながら自転車をこぎ、
案の定、しばらくすると止んだので、空を見上げてみたら、大きな虹が架かっていました。
先月の『チコちゃんに叱られる』「虹を見るにはどうすればいい?」の回で、
「雨の中で太陽が見えたら太陽に向かって走れ。そして雨が抜けたとき振り返ればそこに虹が見えるだろう」
を実証しようとしたスタッフが苦労していたのを、つい思い出しました。
確かに、夕日を背にした東側の空に見えました✌


というわけで、今日のブログは"チコちゃんつながり"です。 [YT]

2019年07月25日

🐤四十雀の子育て

某高校の敷地の木から、かわいらしい小鳥の鳴き声がしきりにしたので、そっと近づいてみると……
シジュウカラ(四十雀)のヒナが並んでいました。
体の大きさは親鳥と変わりないように見えましたが、お腹が黄みがかって、羽根の模様もまだはっきりとはしていないような。
そこへ、親鳥が飛んできて、なんと!ヒナにエサを口移しで与えるところを目撃してしまいました!!
の円内、左が親・右の後ろ姿がヒナ。オレンジの円内にもヒナがお行儀よく枝にとまっています)

 


通勤路の裾花川沿いの電線では、ツバメ(燕)のヒナが並んでいて、やはり、親鳥がせっせとエサを運んで口移ししていました。
子育ても終盤、無事に独り立ちできますように。ガンバレ鳥たち🚩[YT]

2019年07月02日

国谷裕子さんの「SDGs」のお話

6月16日(日)午後、まつもと市民芸術館で開催された『信州岩波講座/まつもと2019』で、国谷裕子さんによる「持続可能な未来のために SDGsが私たちに問いかけるもの」を聴講しました。

さすが、NHK「クローズアップ現代」を23年間担当されたキャスター!
2時間の講演中、原稿も見ず、滔々と、様々な調査の数値データを言い淀むことなく、「伝えたい!」という熱い思いが言葉となってあふれ出てくるようでした。
今朝の新聞によれば、聴講者数は約1,500人!
SDGsとパリ協定の関連性についてわかりやすく解説され、地球温暖化防止活動に携わる者にとって、とてもためになる内容でした。
少し長くなりますが、メモできた範囲で要旨を紹介します。
なお、信濃毎日新聞6/22付文化面に、講演の詳報が掲載されるそうです。お楽しみに♪


🌏SDGsとパリ協定は表裏一体
SDGs(持続可能な開発目標)は、国連70周年にあたる2015年9月に、
産業革命前からの世界の平均気温上昇を2℃未満に抑え、1.5℃未満を目指す「パリ協定」は同年12月に採択された。
 *2018年10月には、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が「1.5℃特別報告書」を公表
「飢餓」も「水不足」も気候変動が複合的に絡んでおり、SDGsの目標を達成するには、地球温暖化を抑えなければならない。
SDGsとパリ協定は両輪となって、国、自治体、市民社会のあり方すべてを規定するもの。

🌎SDGsとの出会い
2030年にこうありたいと目指す世界から逆算して何をすべきかを考えるSDGs。
NHKキャスターだった2015年、国連総会の取材準備で出会い、
社会・経済・環境の問題を統合して捉え、踏み出そうとするSDGsの考え方が、新鮮に映った。
食糧不足解消のための農地開発により、森林が破壊され、大量の温室効果ガスが発生してしまう、など、
ある問題の解決策を講じた結果、別のより深刻な問題を引き起こしてしまうケースを報道することがあったので。

🌍他人事ではなく、すべての課題は"自分事"として考えてほしい。
たとえば「水不足」。
世界を見ると、人口増大・気候変動で、淡水が大幅に不足している。
水資源の豊かな日本の私たちには関係ないか?というと、日本の食料自給率は38%で、小麦などの食料を輸入に頼っている。
日本が輸入する食料を生産するために海外で大量に使われている水("バーチャルウォーター"と呼ぶ)を考えると、無関係ではない。
さらに、日本は年間3億ℓものミネラルウォーターを輸入しているという現実が!

さらに「飢餓」の問題。
飢餓人口は世界で8億2,100万人にのぼる一方、日本では、まだ食べられるのに捨てられている食品が643万t!
結果的に無駄になっている食料生産のために排出されたCO2は、人間活動によって排出される量の8%を占めている。

🌏危機感を共有して行動してほしい。
SDGsの前文には、「地球を破壊から守る」「誰一人置き去りにしない」という決意に加え、
「我々は地球を破壊から守る可能性を持つ最後の世代になるかもしれない」という非常に重い言葉、強い危機感が示されている。

SDGsの背景として挙げられるのは、
❶ミレニアム開発目標の未達成課題 ❷地球環境の限界 ❸新たな社会現象と不安定化する世界 だが、なかでも背中を押したのが❷。
私たちの命を支える地球システムが、人間活動によって破壊されるかもしれない、このままでは地球は持たない、
という危機感をいかに多くの人々が共有し、いかに行動できるかが大事。

❷で最も身近なのは気候変動。
5月に北海道で40℃近く。昨夏の埼玉は史上最高気温を記録、高潮や巨大化する台風など、異常気象は地球温暖化と関係している。
CO2の排出量は日本は減ってきているが、CO2の平均濃度は観測史上最高を記録。

🌎連鎖する悪循環
地球の資源には限界があるのに大量生産・大量消費する「経済」。豊かな人と貧しい人の格差が広がる「社会」。悲鳴を上げる地球環境。
それらの課題が連鎖して、さらに厳しい状況を作り出す”悪循環”も生まれている。
たとえば、
気候候変動の影響➡不作・水害・ヒートアイランド➡雇用喪失・貧困悪化➡都市への人口流入➡格差拡大・貧困悪化➡テロ組織への勧誘
といった具合に。

地球環境の悪循環のなか、どうやって生きていくのか。
今、世界の人口は75億人だが、2050年には98億人に増え、食料は50〜70%、今より多く必要になるとの試算がある。
人口急増のための飢餓や貧困をなくすには、食料の安定供給が必要だが、気候変動が食料生産に大きな悪影響を与える、極めて難しい状況。
イノベーションと農業システムの変革が緊急に必要。
SDGsは、「持続可能の方向にみんなで変革しよう、相乗効果から大きな成果が生み出される」というメッセージが織り込まれている。

🌍プラスチック問題
ともすると、「海洋汚染」にばかりフォーカスが当たりがちだが、本来、気候変動対策に資するもの。
脱炭素社会に向け、”燃やして処分”は限りなく少なくし、プラスチックの再利用、削減に積極的に進むべき。
生分解できるプラスチックのイノベーションも進められるべき。
5月末に政府が発表した『プラスチック資源循環戦略』には、「使用済みプラスチックを2035年までに100%リサイクルする」とあるが、
焼却処分を許容している!リサイクルやリユースより、焼却処分は簡単にできるが、地球環境を考えると、疑問が残る。

🌏温暖化対策は肥満対策と同じ。
どちらも放置するといろいろの疾患が併発し、選択肢が狭まる。遅くなればなるほど、急激な対応が求められる。時間切れになる。
石炭火力発電所建設と、二酸化炭素排出量削減とは矛盾する。"環境正義"を考え、倫理的に行動するべき。

企業にとって、エシカル、倫理的である意味は何か?
自分の働いている会社が、社会に対してどう向き合っているのか、めざすビジョンが明確で、社員が共感して仕事をすることが大事。
社会に貢献しているという実感を持って仕事に当たれば生産性も上がり、会社の業績にもつながる。

孫のため、子どものため、蛸壺から脱して、世代間も連携して取り組んでいかなければならない。
危機感を共有し、地域地域で持続可能になるよう取り組んでいただきたい。


☞貸出図書、オススメです![YT]

2019年06月17日

舞の海秀平さん講演会

6月5日(水)午後、(一社)長野法人会の通常総会で行われた、NHK大相撲解説者(元小結)・舞の海秀平さんによる記念講演「可能性への挑戦」を聴講しました。
NHKの大相撲解説もわかりやすいと好評ですが、今回の講演も、数分に一度は笑いが起き、聴衆を飽きさせない、楽しい90分でした。
それは、
 "悩む人は体を壊す。真面目すぎる人が悩む。笑うことは体にいい。なにか笑えることを探して、ちゃらんぽらんな人生を!"
という講演をしめくくった言葉にも表れていました。

〇山形県の高校教師の内定が決まっていたが、後輩の急死を契機に角界入りを決意したこと
〇当時の新弟子検査基準の身長(173cm)に足りず(168.5cm)、頭にシリコンを入れたという、有名な痛~いエピソード
〇巨漢のハワイ勢(曙・小錦・武蔵丸)に立ち向かうため、小柄な体を活かして繰り出した技(三所攻め)の誕生秘話
〇最初の新弟子検査で不合格にした柏戸、二度目の検査で合格にした北の湖、そして恩師・出羽の海親方の人柄
 "学者は頭を痛めて努力する。サラリーマンは心を痛めて努力する。力士は体を痛めて努力する。"(親方の言葉)
〇引退後、タレントとして出演するテレビ番組の裏話!
など、実体験に基づいたお話はどれも具体的で、根底に、あたたかい人とのつながりが感じられました。


特に、「相撲は純粋にスポーツといえるか?」というテーマ。

  • 時代が変わり、マスコミも世間も、相撲を、勝つか負けるかのスポーツとして捉えているけれど……
    ・「柔道」「レスリング」は厳格に体重別だが、相撲は小さい人も大きい人も同じ土俵に立つ。
    ・「野球」「サッカー」などは基本的には審判が絶対だが、行事は土俵下の勝負審判から物言いがついて「行司差し違え」で覆る。
     但し、ビデオ判定は、他のスポーツにさきがけ、相撲は昭和44年に導入している(大鵬の連勝がかかる大一番での誤審が契機)。
    ・競技開始にあたる立ち合いは、力士同士の阿吽の呼吸で立ち、「陸上」のようにフライングで失格はあり得ない。
    ・五穀豊穣を願い、神々の加護に感謝する"神事相撲"として平安時代に始まった歴史を踏まえながら、江戸時代の興行形態を継承。
    ・力士は柏手を打ち、両手を広げてから四股を踏み、力水で口をすすいで身を清め、十両以上は清めの塩で土俵上の邪気を祓う。
     江戸時代のヘアスタイル・ちょんまげを地毛で結ってるのは、相撲取りだけ。歌舞伎などはみなカツラ。
    など、相撲は独特。
    相撲に、矛盾や曖昧さが残るのは、純粋にスポーツと言い切れない、伝統芸能・神事の意味合いがあるからではないか。

"相撲には歴史・文化・神事・競技など様々な側面があり、それぞれ奥深い要素を持っています。"
"土俵入り、番付表、化粧廻し、髷、着物、相撲の取組。江戸時代と変わらぬ姿を、すぐそこで見ることができる大相撲。"
(日本相撲協会HPより)

先日、実に30年ぶりに、両国国技館で五月場所五日目の大相撲を観戦しました。
郷土力士の御嶽海は、この日、大きな逸ノ城相手に堂々とした取り口で白星を挙げました。
舞の海さんが講演会で奮起を促したように、朝乃山の優勝、大関・高景勝などに刺激を受けて、ぜひ上を目指してもらいたいですね。[YT]

2019年06月10日

初夏の大谷地湿原

先週末、5月とは思えない暑さを逃れるため、飯綱の大谷地湿原へ。
長野県公式観光ウェブサイト「さわやか信州旅.net」(信州花だより)に"リュウキンカが見頃"とあったので、楽しみに出かけました。

ちょうど入れ違いに二人連れの方が帰ったため、私たちのグループが湿原を貸し切りに!
車を駐めるとすぐ下に整備された木道が巡らされ、1周約20分の散策コースになっています。

早速、きらめく星のようなリュウキンカ(立金花・流金花)が満開で出迎えてくれました。
「必ず来る幸福」「富」という花言葉も魅力的❤

私の好きなトクサ(砥草・木賊)もびっしり。
真っすぐ上に引っ張ると節ごとにスポッと気持ちよく抜ける、あの快感と言ったら!

そして、おびたただしい数のオオヨシキリ(大葭切・葦原雀/行々子)のギョギョシギョギョシと鳴く声が響きわたります。
◌ここに又 無事叫喚の 行々子 (中村草田男)
◌葭切や 揺れつつも鳴く 葭のさき (水原秋櫻子)

なおも進むと、ニリンソウ(二輪草)の群生地が広がっていました。
1本の茎から2本ずつ長い茎を出し1輪ずつ花を咲かせる様子(看板のイラストをご覧ください)からか、花言葉は「友情」「協力」。
◌一輪車 二輪草 五月の森をゆく (山口青邨)

そして締めはキセキレイ(黄鶺鴒)。
すぐ近くの木の枝に飛んできて、長いことさえずり、美しい歌声を聞かせてくれました♪
◌鶺鴒や めつむりきけば 近づき来 (加藤秋邨)

たった20~30分ほどの湿原ウォーキングでしたが、爽やかで清々しく、下界に戻るのが億劫になりました。

自宅に戻ったら、長野市から「飯綱山登山道付近で熊が2頭目撃されました」との防災メール✉がーーーなんと💀 [YT]

2019年05月31日

もみじの竹とんぼ


〇子雀に 楓の花の 降る日かな (長谷川かな女)

1週間前、昼休みに、協会の向かいのトイーゴ広場でお弁当を広げていると、パラッと空からなにか降ってきました。

木陰を作ってくれているイロハカエデの花でした。なんて可憐な!
私はこれまで秋に色づく紅葉(もみじ)は愛でてきましたが、春には花が咲くことを、迂闊にも全く知らなかったのです。
上の写真は、少し離れた民家に生えているもみじの花の満開の様子。
木全体が、下向きに咲いた小さな花のピンク色に淡く縁どられていました。

花言葉は「節制」「遠慮」「自制」。
"鮮やかな紅葉に比べ、春に開花する花は目立たないことから"、との説明に、いじらしさが募ります。

そして今日、トイーゴ広場では、花は実になり、趣を異にしていました。
竹とんぼのような形の赤っぽい実が、繁った葉っぱの間にたくさん顔をのぞかせています。

楓の開花、来年からの楽しみが増えました🌼
知っているようで知らないモノやことがらが、他にもたくさん身の周りに潜んでいるに違いありません。[YT]

2019年05月22日

山菜クッキング

少し前から撮りだめていた山菜料理の写真です。
身近な方からいただいたものを、クックパッドなどを頼りにいろいろ作って楽しみました。[YT]

〇ある時は 蕗味噌をなめ 佗びしめる(山口青邨)
……一昨日入ったお店のランチには、フキみその小鉢が添えられていて、ご飯が進みました!

○徹夜の日の出 ほろ苦い 蕗の薹を焼いて(北原白秋)
……焼きフキノトウ!食べてみたい。

☞昨春書いたブログ「春の味覚満喫😋」はこちら

2019年05月10日

草津白根山

ゴールデンウィークも終盤のこどもの日。
草津温泉(西の河原温泉)・万座温泉(万座プリンスホテル)をハシゴした折、志賀草津高原ルート(国道292号)を通りました🚘

昨年(2018年)1月23日に草津白根山(群馬、長野県境)の本白根山が噴火、死傷者を出した痛ましい事故から1年あまり。
この日、草津白根山(湯釜付近)は噴火警戒レベルが2で、通行規制が行われていました。
殺生河原駐車場~万座三差路間(8.5km)は夜間通行止め(朝8時~夕方17時まで通行可能)。
湯釜を中心とした半径1km圏内では、歩行者・自転車・オートバイ・オープンカーは通行禁止、車も駐停車禁止でした。

山肌から煙が上がっている場所があったり、避難壕(アーチカルバート)が点在していたり、車窓から見る風景にも緊張が走り、
改めて防災について思いを巡らせました。[YT]


2019年05月10日

🌼ウメジロ🐤

小雨降る朝の通勤途中(4/10)、いつもは通らない小径を入ると、満開の白梅が!
そこへ、「チチチチチ」「チーチー」と清らかにさえずりながら、20~30羽ほどのメジロの群れが降り立ち、
一心不乱に梅の花の蜜を吸い始めました。
体を真っ逆さまにしたり、器用に梅の枝をくぐりぬけて次から次へと蜜を吸います。
どこにカメラを向けたらよいか迷っているうちに素早く移動するので、1羽に定めずエイヤッと梅の木全体を収めた1枚に、
これだけの数のメジロが写っていました。

*右下メジロのイラストは「DECOR♥コレクション」より

「梅に鶯」ならぬ「梅に目白」の取り合わせは「#ウメジロ」として人気が高く、検索するとたくさんの画像がヒットします。

メジロ(目白)は英語でも"White-eye"、その名のとおり、目の周りを縁どる白いアイリングが特徴的(円内写真)。
「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛」とか「チルチルミチル」と聞きなされる鳴き声も愛らしい小鳥です。

メジロの"朝ごはんの現場"に後ろ髪をひかれつつ、職場へ急ぎました。

☞昨年書いた冬のメジロの記事はこちら。 [YT]

2019年04月19日

オレンジからネコ?!

先日(4/13)、NHK『チコちゃんに叱られる!』で「なぜ猫は魚を食べるのか?」を観ながら、
河内産のジューシーオレンジの皮をむいていたら……


なんと、むいた白い内果皮がネコ🐈の形になっているではありませんか!
伸びをしているような、「フーッ」と毛を逆立てているような、……。

「え~~っ、ネコ?!」「単なる思い込み」と言うなかれ。
家族にも「見える」と言われ(言わせ?)、「奇跡的✨」と嬉々として写真に収めた次第です。

それにしても、パスタを食べるイタリアのネコの映像は衝撃でしたね。[YT]

 

2019年04月19日

令和と梅と…春うらら🌼

新元号が「令和」に決まり、典拠となった『万葉集』巻五の「梅花の歌三十二首」の序文が話題になっています。


そんな折、先日(4/2)、思いがけず『万葉集』の原本を目にする機会に恵まれました!
「記念にどうぞ写真をお撮りください」と促されてパチリ📷

長野市は、昨日までの寒さとはうって変わって、今日(4/4)はすっきり晴れて春の陽気に。
昼休み、梅は咲いていないかと探し求めて、自転車を漕いだところ、信濃教育博物館の敷地で、満開の白梅が青空に映えていました。
爽やかな梅の香が漂っています。
よく見ると、周りに松・竹も植わっていて、松竹梅そろい踏みの縁起のよさでした。
さらに、向かいの市立図書館には、これまた満開の魯桃桜🌸

うららかな春の陽ざしの下、平成の次の代も、その名のとおり"平和で穏やかに"、と願いました。[YT]

2019年04月15日

身近な鳥❼ツバメ(燕・乙鳥)

ハヤブサの空中戦に興奮冷めやらぬまま(3/26)、川沿いに自転車を走らせると、上空から聞き覚えのある鳴き声が!
「チュチュビチュチュビジクジクビー」、春告げ鳥・ツバメの到来です♫
ツバメのこの複雑な鳴き声、「土食って虫食って口渋い」と聞きなされているそうですが、皆様にはどう聞こえるでしょうか?

〇どれもどれも どれも口まめ 乙鳥哉(つばめかな) (小林一茶)
◌又おせは(世話)に なりまするとや 鳴(く)燕 (小林一茶)


カルガモ以外の冬の水鳥が、いつの間にか姿を消していたので、「そろそろツバメがやって来る頃か?」と同僚と話したばかり。

◌燕来る 時になりぬと 雁がねは 国偲びつつ 雲隠(くもがく)り鳴く (大伴家持/万葉集 巻19 帰る雁を見る歌)
【歌意】
ツバメがやって来る季節になったと、雁は故郷を想いつつ、雲に隠れて鳴きながら渡っていきます。

当時は、燕は雁と入れ替わりに常世からやって来ると信じられていたのだとか。
「雲隠る」は「死んであの世に行く」の意もある古語で、ちょっと不吉な歌のようですが、まさに冬の渡り鳥との交代劇が詠まれています。

粒のようにしか目視できないほど空高く飛ぶかと思えば、水面すれすれに飛んで、橋桁をクルリクルリと何度もUターン!
目まぐるしい早業です。

近年、数を減らしているツバメ、実態を把握するための調査が行われています。
つばめ観察全国ネットワーク(認定NPO法人 バードリサーチ)
 「はじめて軒先でツバメを見た日」調査は、ツバメが巣づくり場所にやってきた日を調べています。


さて、このブログを最初に書いたのは、一昨年の4月12日、タイトルは「ツバメの空」でした。はや2年!
ブログの素材を探しながら毎日を過ごしているおかげで、季節の移ろいや旬の風物に、前より関心が向くようになりました。
3年目はどんな出会いがあるか、楽しみです。[YT]

2019年04月05日

ハヤブサ(隼)の空中戦

10日ほど前になりますが、3/26(火)の帰宅途中、県庁前の交差点上空で、ハヤブサ(隼)が小鳥を襲う空中戦を目撃しました👀
ハヤブサ、小鳥を捕まえるため急降下、バサバサッ、小鳥、必死に逃げる……
体当たりのような襲撃が数度繰り返されるも、ハヤブサの狩りは失敗に終わり、近くのビルで一休みする姿を、辛うじて写真に収めました。

まだ獲物を探しているのか、しきりに左右を確認し、態勢を整えて、ビルの向こう側に飛び降りていきました。
わずか5分ほどでしたが、こんな街中でこんな野性的な場面に遭遇し、大興奮でした!

例年営巣している裾花川の白い岩壁で、今年も無事に子育てができますように。[YT]

2019年04月05日

身近な鳥❻モズ(鵙・百舌鳥)

♫もずが枯れ木で鳴いている……
サトウハチロー作詞の歌で有名な「モズ」。

木のてっぺんなど、割と目立つ場所に止まってくれているので、見つけやすい!
丸い頭からつながるフォルムが独特で、ビロードのような質感にエレガントな色使いで、私は好きな鳥です。

◌鵙啼くや 一番高い 木のさきに (正岡子規)

モズは普段は「キチキチキチ…」とか「キーーッ」と鳴きますが、「百舌鳥」とも書くように、鳴きまねが得意。
私はまだ聞いたことがありませんが、他の鳥の鳴き声だけでなく、消防車や救急車のサイレン音まで真似したりするそうです。

◌淋しさに 鵙がそら鳴(き) したりけり (小林一茶)


また、モズは、バッタやカエルなどの獲物を、木の枝や有刺鉄線のトゲなどに串ざしにする習性があることで知られ、「モズのはやにえ(速贄)」と呼ばれています。以前、TV『探偵!ナイトスクープ』で「モズの贄を見たい」という子どもからの依頼で捜索した回がありました。季節も微妙で時間も限りがあったのに、見事、見つけることができ、まだ見たことのない私はとてもうらやましかったです。

◌藪先の 鵙がわるさの �蛙かな (小林一茶)


このところ、姿を見かけなくなったモズ。
モズは留鳥ですが、山地のモズは秋に"高鳴き"をして縄張りを確保して越冬、繁殖・子育てを経て、春には高原や北へ移動します。
なので、季節を観測できる生物として、環境省「いきものログ」の「全国モズ調査」で目撃情報を集めています。

◌春されば もずの草ぐき 見えずとも 我れは見やらむ 君があたりをば (万葉集巻十「鳥に寄する」)
【歌意】
春になってモズが草の茂みに隠れて見えなくなってしまっても、私はあなたの住んでいらっしゃる方を見ていますよ。

また、秋に姿を見せてくれるのを楽しみにしています。[YT]

2019年03月26日

身近な鳥❺シメ(鴲)

今飛んできた鳥、スズメにしては大きかったぞ?!
居間のカーテンから様子を盗み撮りしたところ……、太い嘴が特徴的な"シメ"でした。
我が家のちっぽけな庭をしばしお散歩する姿を何枚か写真に収めましたが、色面がくっきり分かれた姿は印象派の絵のよう。
シメは、「シー」と聞こえる鳴き声と、鳥を意味する接尾語である「メ」が和名の由来となっているとのこと。

『万葉集』には、同じスズメ目アトリ科のイカル(鵤、桑鳲)と共に詠まれた長歌があります。(巻十三 雑歌)

近江の海 泊り八十あり
八十島の 島の崎々
あり立てる 花橘を
ほつ枝に もち引き懸け
中つ枝に 斑鳩(いかるが)懸け
下枝(しづえ)に 比米(ひめ)を懸け
汝が母を 取らくを知らに
汝が父を 取らくを知らに
いそばひ居るよ 斑鳩と比米と

【歌意】
琵琶湖にはたくさん船が泊まる港があり、その沢山の崎に生えている花橘の、
上の枝には鳥もちを仕掛け、中の枝に囮りのイカルを仕掛け、下の枝に囮りのシメを仕掛け、
自分の母鳥を捕ろうとしているのも知らず、自分の父鳥を捕ろうとしているのも知らず、
遊んでいるよ、イカルとシメの小鳥は。
※万葉の時代には、イカルを斑鳩(いかるが)、シメを比米(ひめ)と呼んだ。

イカルは、善光寺東隣の城山公園で地面をつつく群れを見かけたことがありますが、写真は撮りそびれてしまいました……。

👆フリー素材無料写真「森の父さん花鳥風穴」より

シメの写真、ボケボケなので、無料のイラストを探したのですが、地味な鳥ゆえか、思うように見つかりません。
そんななか、「富士山麓の野鳥絵はがき」というブログのフリー素材に、「おやじキャラ」のシメとイカルコンビが!(👇)
確かに、少しずんぐりで太い嘴が武骨な感じの強面な鳥。
でも、どちらも鳴き声が特長的で魅力なのだそうです(聴いてみたい!)[YT]


2019年03月22日

身近な鳥❹ホオジロ(頬白)

裾花川沿いを自転車で走っていると、ワンマンライブのように高らかな鳥の歌声が聞こえてきました。
きょろきょろ辺りを見回すと、木のてっぺんに、胸を張り、嘴を大きく開けたホオジロ(頬白)が見つかりました。
澄んださえずりは「一筆啓上仕候(イッピツケイジョウツカマツリソウロウ)」とか「源平つつじ白つつじ」などと聞きなされます。


諏訪市出身の歌人・島津赤彦は、

◌高槻の 木末(こずえ)にありて 頬白の さへつる春と なりにけるかも
【歌意】高いケヤキの木のてっぺんでホオジロが囀る春になったことだ

と、ホオジロの囀りをとらえて春の喜びを詠んでいます。

👆写真は白馬五竜高山植物園で撮影。右イラストは「パブリックドメインQ」より

数年前、妹と牟礼宿から野尻宿まで北国街道を約10km歩いた際、野尻湖公民館で足を休めると「ほほじろの声」という詩碑がありました。
夏の盛りを過ぎた野尻湖畔は他に訪れる人もなく、静けさに包まれていたこともあり、この詩の孤独・静寂は深く印象に残りました。
『銀の匙』で知られる作家・中勘助が、明治44年(1911)秋、27歳のときに静養のため野尻湖を訪れ、琵琶島(弁天島)の安養寺に仮寓、大正13年(1924)に当時を懐かしんで「ほほじろの声」は作られたそうです。[YT]

◌ほほじろの声 中勘助

 ほほじろの声きけば
 山里ぞなつかしき
 遠き昔になりぬ
 ひとり湖のほとりにさすらひて
 この鳥の歌をききしとき
 ああひとりなりき
 ひとりなり
 ひとりにてあらまし
 とこしへにひとりなるこそよけれ
 風ふきて松の花けぶるわが庵に
 ほほじろの歌をききつつ
 いざやわれはまどろまん
 ひとりにて

2019年03月18日

♪ちいさい春みぃ~つけた

季節外れの雪が降ったり、寒かったり暑かったり、季節の変わり目で不安定ですが、
とある昼休み、善光寺に上る参道にて、ちいさい春をみつけました👀

🌼クロッカス
身を寄せ合って咲く姿がほほえましい。
クロッカスといえば、五味太郎さんの『絵本ことばあそび』。
「赤はかさないけどクロッカス」と言ってクレヨンを貸し借りするクロッカスのユーモラスなイラストが目に浮かびます。
花の名前あそびは他にも、「道をキク」「むこうのかどをマーガレット」とか「妹思いのアネモネ」など、個性的なラインナップです。

気をつけて見てみると、"春告げ花"がそこかしこに顔をのぞかせていました。

🌼福寿草
25年ほど前に長野県に越してきて驚いたのは、桜だけでなく、いろんな種類の花の”見ごろ情報”です。
「福寿草まつり」という響きに誘われ出掛けた四賀の群生地、斜面にまるでタンポポのようにたくさん咲いていた光景を今も覚えています。

◌日輪の ゑがける如く 福寿草 (山口青邨)
◌どこ向けて 見てもやさしや 福壽草 (正岡子規)
◌ふゝと笑ふ 夫婦二人や 福壽草 (正岡子規)

🌼オオイヌノフグリ
小さくてカスミソウみたいに愛らしくて、見つけるとうれしくなる大好きな花ですが、高校生の頃、そう言うと、
「若い女性にはあまり口にしてほしい名前ではないなぁ…」と父がつぶやいたのが忘れられません。
他の名前をつけてあげたい花ランキングがあれば、ダントツ1位だと思うのですが、
実が似ているとの理由から、かの植物博士・牧野富太郎氏が命名したそうです。

◌いぬふぐり 星のまたたく 如くなり (高浜虚子)
◌いぬふぐり 残らず咲いて 信濃かな (飯田龍太)
◌犬ふぐり 人なつつこさに 犇(ひし)めきて (中村草田男)

🌼蝋梅
脇道に入った民家に咲いていて、曇天で沈みがちな気分を上向きにしてくれました。
蝋でできたような花びらから、その名がつけられたそうですが、淡い目立たない色合いが奥ゆかしい。[YT]

◌臘梅や 雪うち透かす 枝のたけ (芥川龍之介)

2019年03月11日

🐤電線バードウォッチング

なかなか高原や清流には行かれないから、バードウォッチングは無理……とあきらめている方、
自宅から見える電線、街中に立っている電柱や道路標識の看板柱(下の写真のキセキレイ)などに、ぜひご注目ください👀
どうせスズメ・ハト・ツバメしかいないでしょ……と思っていませんか?
よく見てみると、意外とレアな野鳥との出会いがあるものなのです。
拙いボケた写真ではありますが、一部を紹介します。

特にヤマガラ(山雀)・コムクドリ(小椋鳥)を見つけたときは、心躍りました!

ところで、なぜ鳥は電線に止まっても感電しないか、ご存知ですか?
それは、同じ電線をつかんでいるため、だそうです。
電気は、少しでも抵抗の少ないところを流れようとする性質があるので、流れにくい鳥の体内を通ることなく、鳥の足元の電線の中を流れていく、というわけです。
人間も、理論上は、同じ電線にぶら下がって地面に足をつけたりしなければ、感電することはないのだとか。
ただし、2本の電線をつかんでしまうと、電位差が生じて感電してしまいます。
現在、多くの電線は塩化ビニルなど絶縁体で電線が覆われているため、そもそも電線に触れても感電しなくなっているようです。
(ただし高圧線はむき出し)

"電柱バードウォッチング"ならではの楽しみは、鳥たちが電線をキュッとつかむ足と、下からのアングル。
くれぐれも真下で見とれすぎて、ブツをお見舞いされないよう気を付けつつ、レッツ!電柱バードウォッチング♪[YT]

2019年03月01日

身近な鳥❸オナガ(尾長)

ブルー・グレー・白・黒の配色で、その名のとおり長~い尾。
貴婦人のようにエレガントな容姿に恵まれているのに、カラスの仲間だけあって「ギョエー、ギイー」となんとも残念な鳴き声。
でも大きな声を出すからこそ、見つけやすい鳥でもあります。
そしてその飛ぶ姿はまるで鳳凰のよう。というのも、広げた翼・尾羽がドレスの襞のようにギザギザしているのです。
(掲載できる画像がなくて残念…。)

下の写真は裾花川。
枝をブランコみたいにしていたり(中央)、何やら仲間と話していたり(右上)、木の幹にへばり付いたり(右下)……
いろいろとおもしろい生態で、見ていて飽きません。

👆イラストは「 tori sonso」より


現・塩尻市広丘吉田出身の太田貴志子を妻に持った歌人・若山牧水は、尾長を詠んだ歌を多く残しました。

〇尾長鳥その尾は長く羽根ちさく 眞白く晝(ひる)をとべるなりけり
〇山に雪降り里はあんずの花ざかり 尾長鶏あまた群れてあそべる
〇山出でて尾長の鳥とあそぶらむ 松代町の春をおもふよ
〇啼く聲(こえ)のみにくかれども尾長鳥 をりをり啼きて遊ぶ美し

さらに、内田百閒は、飼っているオナガに自分の心が通じているのではないか、という体験を、随筆『尾長』に書いています。[YT]

2019年02月19日

身近な鳥❷カワラヒワ(河原鶸)

近所のお宅の松の枝に飛んできた鳥。
スズメと思ったのに、「えっ?色が違う?」と目を疑い、写真(左)を撮って調べたのが、野鳥に興味を持つようになったきっかけです。
しかも、止まっているときはチラリとしか見えない黄色が、羽を広げて飛ぶときには大きな半円となり、それはそれは美しい。
☞ぜひ「カワラヒワ 飛翔」で画像検索してみてください🔍
オリーブグリーンのボディもビロードみたいな質感に見えます。

👆右の写真はフリー素材無料写真 森の父さん花鳥風穴」より


ただ、姿の美しさに増してカワラヒワの一番の魅力は、何といってもその美しい歌声🎵だと私は思います。
「キリリ、コロロ、キリコロコロ……」と鈴を転がしたようなかわいらしい声が、降るように空から聞こえてくると、うれしくなります✨
そしてときどき「ビ~~ン」という弦を弾いたような低い音で締めくくる。

野口雨情は、童謡『河原鶸』(曲:山田耕筰)で、
  河原鶸 ビーン / 朝から ビーン
  ビン ビン / ビーン
  糸ひく ビーン / より糸 ビーン 〔後略〕
と書き、さらに『二つの小鳥』では、河原鶸を「河原で機(はた)織」り「呉服屋出す」と表しています。 

カワラヒワを歌った童謡があることを今回初めて知ったので、ぜひどんな曲か聴いてみたいと楽譜などあれこれ検索したのですが、たどり着けず、まだメロディーがわかりません。嗚呼、知りたい!

〇しみしみと 夕冷えまさる しら雪に 岩うつり啼くは 河原鶸かも (北原白秋)

信州では、スズメのように当たり前に存在し、あまりありがたがられないカワラヒワですが、先日、映画『この道』を観た私は、北原白秋・山田耕筰、そして野口雨情が、カワラヒワを愛し、作品を生み出していたことに感動を覚えています。[YT]

2019年02月14日

身近な鳥❶ヒヨドリ(鵯)

一昨年の酉年にちなんで「野鳥と温暖化」について、日本野鳥の会長野支部長・小林富夫さんに取材させていただいた際、
「雪が降ると鳥たちはエサをとるのが難しくなりますので、リンゴひとつでも庭に置いてみてください。」
と仰られたのが印象的で、以来、我が家では、余ったご飯🍚はふやかして、猫の額ほどの小さな庭に、撒くようにしています。
するとーーー
"鳥の目"の良さには本当に感心させられますが、あっという間にスズメが集まってきて、ついばみます。
窓越しに微笑ましく覗いていると、平穏なモグモグタイムを乱しにやって来るのが、そう、ヒヨドリなのです!
「ピィーッ、ピィーッ」と大声を出し、バサバサとはばたいてスズメたちを蹴散らし、ご飯を独り占め。
近くの樹々や電線に避難したスズメは、隙を見ては舞い降りて、邪魔にならないように食事を再開するものの、
ヒヨドリのご機嫌次第では、また追い払われてしまいます。その繰り返し…。

ヒヨドリは、花の蜜も好物で吸いに来ますが、嘴のサイズが合わないのか、単に不器用なのか贅沢なのか、花ごと落としてしまったりで、
ガーデニング愛好家からも煙たがられる存在です。果樹を食害する農業害鳥として"狩猟鳥"の指定も受けているとのこと。

でも、私はヒヨドリが憎めません。
全体的にグレーなボディは地味かもしれないけれど、ボサボサヘアーも、赤いほっぺたも、世話の焼ける息子みたい。
よく見ればお腹の模様もツグミのように綺麗です。
平安時代には貴族たちがこぞって愛玩し、飼っているヒヨドリを披露しあって鳴き声の優劣を競う「鵯合わせ」も行われたそう。

源平合戦・一の谷の戦いで有名な「鵯越」(ひよどりごえ)は、元々渡り鳥だったヒヨドリが毎年急斜面を越えるために付いた地名とか。
それにしても、ヒヨドリ(鵯)は漢字まで「卑しい」「鳥」と書いてかわいそうになりますが、
これは、ヒヨドリの語源が、「ヒーヨヒーヨ」という鳴き声説の他、「ヒエ(稗)ドリ」から転じたという説に関係するようです。

グイ―ングイーンと波形状に飛ぶ姿もやんちゃな鳥です。[YT]

〇鵯(ひよ)どりの朱の一刷(ひとは)けの頬も秋 (三好達治)
〇鵯(ひよどり)の 来るも 去るも あはれかな (三好達治)
〇鵯の声 去りてもゆらぐ 梅もどき (水原秋櫻子)
〇鵯の こぼし去りぬる 実の赤き (与謝蕪村)

👆写真は「森の父さん花鳥風穴」、イラストは「みさきのイラスト素材」より

2019年02月08日

開運!縁起物めぐり

1月19日(土)晴天に恵まれるなか、老舗のお茶屋「長喜園」のご主人の案内による「新春!開運縁起ものめぐり」に参加してきました。


まず向かった「西宮神社」は、ちょうど「初えびす祭」にあたり、長蛇の列の大賑わい。
昨年、初めて"御種銭"をお借りしたので(☞以前書いたブログはこちら)、今年は200円の倍返しです💰
ほんのり甘いお茶をいただきながら宮司さんのお話を伺っただけでも十分ありがたいのに、
お賽銭箱の奥の社殿で急遽正式参拝!金色に光る御幣でシャラシャラとお祓いしていただきました。

続いて老舗の和菓子屋さん「凮月堂」へ。
店内右手には、善光寺御開帳の御柱からつくられたという小さな祠に"大黒天"が鎮座していました。

次は、しんきん大門町支店の隣にある、こぢんまりとした「熊野神社」。
本殿の欄間にある「龍と天女の彫刻」は、日光東照宮の眠り猫で名高い左甚五郎の作と伝わっているそうです。
本殿下には神聖な"神護石"が埋まっていて、祈ればなんでも成就するとか。
庚申塔の根本部分には、見ざる聞かざる言わざるの三猿が🐒


少し下ると、北野文芸座の脇には石の祠の道祖神。
さらに下って、「十念寺」の出世大仏を拝み(☞以前書いたブログはこちら)、
敷地内の「秋葉神社」で、"幕末の左甚五郎"の異名を持つ名工・立川和四郎冨昌作「粟穂と鶉」の彫刻を鑑賞しました。


締めくくりは、長喜園さんの名物「抹茶ぜんざい」でほっこり。

朱塗りのお椀の陰に隠れている濃い抹茶を注いでいただきます😋

充実した2時間の街歩きでした。2019年にいいことがたくさんありますように![YT]

2019年01月29日

白鷺の舞


 

数年前の冬の朝、通勤途中の裾花川の光景です。
私は、それまでも、それからも、これほど多くの白鷺(ダイサギか)が群れているのを見たことがありません。
寒空の下、鈍い色合いの川面に純白の鷺が映え、優雅に舞うような動きが息をのむほどの美しさで、
「楽園」という言葉を思い浮かべながら夢見心地になったことを、今も覚えています。
毎年冬が来ると、またあの景色に出会えないかと、橋の手前から期待を高めるますが、残念ながら、以来一度も目にしていません。[YT]

〇凍雪(いてゆき)のひとひら 鷺と舞い立ちぬ (水原秋櫻子)

2019年01月15日

恭賀新年🎍

2019年は亥年。
イノシシにちなんだ和歌・俳句を集めてみました。


🐗和泉式部
かるもかき 臥す猪の床の いを安み さこそ寝ざらめ かからずもがな (後拾遺和歌集 巻十四 恋四 821)

[歌意]
枯草をかき集めて寝床をつくるイノシシは、居心地がよくて何日も安眠するというけれど、
そんな風に熟睡できないまでも、このように恋に思い悩まずほんの少しでも眠れたらよいのに……。

 *猪を題材に「恋」の歌を詠むなんて、驚きでした👀

🐗吉田兼好『徒然草』第14段
和歌こそ、なほをかしきものなれ。
あやしのしず・山がつのしわざも、言ひ出でつればおもしろく、
おそろしき猪のししも、「ふす猪の床(ふすいのとこ)」と言へば、やさしくなりぬ。

[現代語訳]
和歌というのは、やはり情趣・風情がある。
身分の低い下賎な者・山に住む木こりの所業も、歌にすればおもしろくて、
恐ろしい猪でさえも、『臥猪の床』と言えば優しい印象になってしまう。
(凶暴な野生の獣も、萩や萱など優しげな植物を寝床にしているのだから。)

🐗俳句
〇猪も ともに吹かるる 野分かな (松尾芭蕉)
〇猪の 床にも入るや きりぎりす (松尾芭蕉)
〇風吹くや 猪(しし)の寝顔の 欲げなき (小林一茶)
〇猪や臥せし 鹿や乱せし 萩の花 (正岡子規)
〇落葉あびて 山くだりゆく 猪に逢ふ (加藤楸邨)

 *秋の草や、秋に吹く強い風(野分)と取り合わされるのは、まさに花札の「萩に猪」のイメージ。
  そして、前述の「臥す猪の床」からの「寝顔」! [YT]

 

2019年01月07日

✨善光寺表参道イルミネーション

街はクリスマスのイルミネーションで華やかですが、善光寺エリアでは今、「善光寺表参道イルミネーション」という新しいイベントが行われています(~12/25)。仕事帰りに立ち寄ってみました。


「善光寺イルミネーション」のテーマは「開花」。
公式パンフレットには"仏教とゆかりの深い「蓮の花」をモチーフに、花が生まれ、咲き誇る姿を通じて、幻想的な世界を表現"とあります。

まずは「予感」。
仁王門がライトアップされ、蓮色に染まっています(📷写真上段左から2番目)

ランタンが灯された仲見世通りの「誕生」エリアを抜けるて、「花咲く」山門(📷写真左)へ。
光るオブジェのフォトスポットでは、蓮台に乗って記念撮影する人が後を絶ちません。
なんとも清らかな香りが漂ってきますが、蓮の花をイメージして学生とコラボしてつくったオリジナルのアロマオイル「syuka」だそう。
名前の由来は「羞花閉月」(その美しさの前では、花も恥じらい、月も隠れてしまう、の意味)。

そして「結ぶ」。
本堂エリアにはキラキラとしたヒーリングミュージックが流れ、本堂が舞う花びらに包まれたり(📷写真下段左から2番目)、めくるめく背景の色を変えながら蓮の花や蝶々が映し出されたり(📷右の上下4枚)、3分ほどのショーは心躍り、極楽浄土を思わせました。

「表参道イルミネーション」、権堂アーケードの電飾など、余韻に浸りながら帰りました。
空には、負けていられないとでも言うように、月が輝いていました�[YT]

☞詳しくはこちら(NAGANO DESIGN WEEK)


2018年12月18日

🚽トイレの神様

カフェやレストランなどお店のお手洗いには、ときどき思わず見入ってしまう貼り紙があります。2つご紹介します。

🚽スタッフお気に入り四字熟語……とある沖縄料理店。イラストもかわいい。

初めて知る熟語が2つありました!
〇「一福延寿(いちふくえんじゅ)」
一つ一つの小さなことにも 喜びや幸福を感じられる心をもつことが、千寿万寿へつながっていく、という意味の禅のことばだそうです。
〇「知覚動考」
知って、覚えて、行動して、それから、考える(結果を見て検証する)、というこちらも仏教や禅のことばとのこと。
Plan(知覚)➡Do(動)➡Check・Action(考)、いわゆる"PDCAサイクル"に通じ、
「知」=とも、「覚」=かく、「動」=うご、「考」=こう、すなわち、「ともかく動こう」とも読める!ともありました。
なんと覚えやすい👏

🚽トイレをキレイにするポスター……男性用・女性用ともエスプリが効いてます!

☟画像をクリックするとPDFファイルが開きます。


じっくり読んで「なるほど」と納得(^!^)

「トイレの神様」ならぬ「様」も大切にしないとな~。
☞詳しくは、日本のトイレをキレイにするのは、「思いやり」だとおもう。「トイレジャパン」HPへ [YT]

2018年12月11日

無花果のスイーツ

いちじくを袋一杯いただいたので、簡単にできるスイーツをいろいろと試してみました🎵
いちじくは「無花果」と書きますが、花がないわけではなく、実を割った中にたくさん詰まった赤い粒々、あれが花なのだそうです!
子どもの頃は食べつけなかったけれど、大人になった今は「いちじく」とメニューにあるとつい頼みたくなる、そんな上品な果物です。
(先日も、とあるレストランで「いちじくのパイ包み焼き」を見つけて注文、絶品でした。)[YT]

〇無花果を 割れば 夕日の ごとくなり(加藤秋邨)
〇無花果を 食ふや いまさき 生(な)りゐしを(山口誓子)

2018年12月05日

晩秋の松本

11/23(祝)、松本で『環境・自然エネルギー・原発 ドイツは?日本は?』という講座を聴講してきました。
立命館大学経営学部教授のラウバッハ・スミヤ・ヨーク氏が「ドイツにおけるエネルギー政策-その経緯と日本との違い-」と題して講演。

"2022年までに原子力をゼロにする""再エネ・省エネは徹底的にやる"を掲げた「ドイツのエネルギー転換政策」について、
電気・ガス・水道・交通などの公共インフラを整備・運営する自治体所有の公益企業「シュタットベルケ」について、
交通・建物のエネルギー転換の遅れ、石炭よりも環境に悪い"褐炭"の問題など「ドイツの現在の課題」について……
私にとっては、初めて見聞きする話ばかりでした。

特に興味深かったのは、日本とドイツの違い。
CO2削減目標を設定するにあたって、日本とドイツは根本的に考え方が違う、というお話。
日本は、Econometric Modelling(経済を優先して、現状からどんな改善策ができるかを考えて"積み上げ"ていく方法)であるのに対して、ドイツは、Backcasting Modelling(目標が実現している未来の姿から"逆算"して現在の施策を考える方法)。
現在の延長線上の未来ではなく、理想の未来を実現するためには創造的破壊を起こす、大胆な発想の転換も必要なのだと感じました。

ドイツは再生エネルギーでエネルギー自給率をアップさせることに成功、雇用の創出、治安の確保にもなっている。
「既得のエネルギーは輸入に多額の費用を払うけれど、太陽・風からは、一切、請求は来ません。」という言葉も印象的でした。

松本はぽかぽか陽気の青空☀
講座開始前のほんの小一時間でしたが、晩秋の紅葉、そして野鳥との出会いを楽しみました。[YT]


〇秋晴に 白鷺さつと 翅拡げ(山口誓子)


2018年11月26日

ハクセキレイの集団ねぐら

仕事を終えて長野駅に向かうと、「チチチチッ」とハクセキレイ(白鶺鴒)の澄んだ鳴き声が響きわたり、思わず夕暮れの群青の空を見上げます。見ると、ロータリーに面したビルにおびただしい数の鳥の影が!
デパートの前の街路樹にも、びっしり!
寝場所争いのためなのか、しきりに鳴いた後は、打って変わって静かになりますが、その密集度には驚かされます。

ムクドリやカラスの集団ねぐらは知られていますが、ハクセキレイとは!
人間社会に近づくことで天敵(猛禽類やヘビ・イタチ等)から逃れられるし、市街地は冬も暖かく、人工物が風を遮ってくれるから生きやすいから、と考えられているとのこと。

 

セキレイは、東京生まれの私がまだ小学生で、ピアノのレッスンでブルグミュラーの「♫セキレイ」を弾くときに、先生から「水のきれいな清流にしか生きられない鳥なのよ」と教わって以来、憧れてきた鳥。
生き残りをかけて都会進出をしているたくましい生態に、感心するばかりです。[YT]


2018年11月15日

照紅葉

週末、秋の軽井沢散策に出掛けてきました。
穏やかなぽかぽか陽気のなか、たくさんの観光客で賑わっていました。
やわらかな陽光を透かして、黄葉・紅葉が照り映えるさまは、
まさに、♫秋の夕日に照る山もみじ~(唱歌「紅葉(もみじ)」作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一)。
日本画家・東山魁夷の名作《照紅葉》を思い起こさせる光景でした。[YT]

〇このもより かのも色こき 紅葉哉 (与謝蕪村) *このも・かのも=こちら・あちら
〇枝のべて 水も燃えゐる 紅葉かな (水原秋櫻子)
〇裏表 きらりきらりと ちる紅葉 (正岡子規)

2018年11月06日

生物多様性ってなに?❶人間も地球に生きるいきものの一つ

10/28(日)、「環境こどもサミット」(長野市)の学習会「生物多様性ってなに? 支えあい つながる命」を聴講してきました。

 

<1>身近な生きものと生物多様性――長野県環境保全研究所

「生物多様性」=「生物の種類がたくさんあること」は大切なこと。
そのためには
 〇数が少なくなっている生物(=希少種)を守る
 〇生物が生きるよりどころ(=環境)を守る
 〇なくした環境をもう一度つくる
 〇環境に悪い私たちの暮らしを見直す
 〇協力して環境を守る ことが必要。

生物多様性を脅かす4つの危機
❶人の活動・開発 ❷人の活動がなくなること ❸人がもちこんだ生きもの ❹温暖化
近年、人が管理していた草原が放置されて森林化するなど、❷が増大中!

生物多様性を守るのも人の活動
〇観察して記録する……生きものの情報をわかちあう
〇地域の歴史とつながる……かつての里山の利用や管理の仕方を調べて復活させてみる など


<2>市内で出会える鳥たち――日本野鳥の会長野支部

長野市内で出会える、ウグイス、オナガ、カッコウ、カワセミ、コゲラ、サンコウチョウ、シジュウカラ、
ツバメ、ヒヨドリ、フクロウ、ムクドリ、メジロ、モズの13種類の野鳥を、鳴き声と共に紹介されました。

"観察記録をつける"ことの大切さ!
先日(10/18)の「中部ブロック合同推進員研修会」での杉本淳氏(長野県自然観察インストラクター)の講演にも通じるお話でした。

また、創立20周年記念事業「世界環境写真展」のスライドトーク(10/6)で、昆虫写真家・海野和男氏が、「環境を変えるのは人間。人間の生活が虫や動物に影響を与えている」と仰っていましたが、まさに今回のお話とぴったり重なります。
人間も、地球に生きるいきものの一つ。自然の中で他のいきものとバランスをとらなければいけない、と感じました。[YT]

2018年10月29日

生物多様性ってなに?❷チョウをとりまく自然を守ろう

「環境こどもサミット」(長野市)の学習会「生物多様性ってなに? 支えあい つながる命」の聴講内容のつづきです。

 

<3>ゴマシジミ(蝶)の一生――浅川地区住民自治協議会ゴマシジミ保護・育成チーム

ゴマシジミはごく近い将来、野生での絶滅の危険性が高い蝶で、長野県では、松本市の奈川地区と長野市の浅川地区のみに生息しています。

ゴマシジミの一生
①ゴマシジミの成虫は年1回7~9月頃に交尾、ワレモコウ類の花に産卵。
➁幼虫はワレモコウの花を食べて成長(=草食)。
③卵で1週間、幼虫で2週間経つと、ワレモコウから地上に降り、甘い成分を出して、クシケアリ属のアリを誘い、巣内に運ばれる。
④アリの卵・幼虫を食べて大きく成長(=肉食)
⑤アリの巣から出て、枯れ木の下や土の中でさなぎとなる。
⑥翌年夏に羽化する。

ゴマシジミが減った理由
〇草原が減った
〇ワレモコウが減った
〇成虫が吸う蜜のある花が減った
〇アリが減った
〇人間がチョウを捕ってしまった

浅川地区の生息地は霊園なので、適度な草刈りが行われ、在来の草花が残されてアリもいるため、ゴマシジミが残ったと考えられます。
ゴマシジミを守るため、こどもたちにゴマシジミを知ってもらうための紙芝居の作成、生息地の除草作業、違法捕獲防止のパトロール、
食草「ワレモコウ」の育成などに取り組んでいます。

先日、創立20周年記念事業「世界環境写真展」のスライドトークで、昆虫写真家・海野和男氏より、松本市浅川地区のゴマシジミ保護活動が紹介されたので、とてもタイムリーな内容でした。
アリの巣に運んで育ててもらいながら、アリの卵・幼虫をエサに大きくなるとは!
恩を仇で返すようだけれど、自分の子どもたちを犠牲にしてまでもアリにとって魅力的な甘い汁って一体?
と、その生態の不思議さに驚かされました。[YT]

 

2018年10月29日

一位の実

中部ブロック合同地球温暖化防止活動推進員研修会を今年は長野で開催、2日目の昨日は午前中、裾花川沿いで自然観察会を実施しました。
研修会場の長野県林業センターから現地に向かう途中、山王小学校の校庭には、小粒の赤い実を鈴なりにつけた、クリスマスみたいな木が!


休み時間で校庭に出てきた子どもたちがフェンス越しに話しかけてきました。
「この実、なんだと思う?イチゴじゃないよ。---イチイだよ。」
(☞一字違い!ヒントだったんだね!)

【イチイ(一位)】
※別名「シャク(笏)の木」「アララギ(蘭)」など。

今回の研修にも参加されている"木の国・飛騨"=岐阜県の「県木」に指定されているそうです。
「イチイ(一位)」の名の由来には『日本書紀』にまでさかのぼる伝説がありました。
仁徳天皇の時代、飛騨の国にいた両面宿儺という鬼賊が退治され、降参の証にイチイの木で作った笏を献上、
その見事な出来栄えに、当時の最高位の官位である「正一位」を賜ったというものです。
伝説さながら、今も歴代天皇の即位の際には飛騨からイチイの笏を献上する習わし続いているとのこと(近くは明治・大正・昭和・平成)!
イチイは岐阜県の位山が名高い産地で、「一位一刀彫」でも知られています。

参加者のなかには、赤い実を口に入れた方もいらっしゃいましたが、中の黒い種は有毒らしいので、くれぐれもご用心くださいませ~。

〇一位の実 ルビーの如し 九月尽 (山口青邨)

☝秋もだんだん深まってきています。[YT]

2018年10月19日

秋の味覚満喫😋

先月中旬の写真ですが……。
岩手の友人から、新鮮な旬の秋刀魚10尾、氷塩水に浸かった状態で届きました!
二晩かけて、クックパッドなどを参考に、いろいろな調理法で"秋刀魚づくし"を楽しみました。
実家でもらった野菜の天ぷらと共に、秋の味覚満喫です🎵[YT]

〇そこらより 秋刀魚の匂ひ 攻めきたる(加藤秋邨)
〇栗飯の 栗剥き悩む 二人かな(尾崎紅葉)
〇熱あつの 皮紫に 甘藷黄なり(山口誓子)
〇きやうだいの やさしかりけり なめこ汁(山口青邨)

2018年10月12日

🎥「地球が壊れる前に」を観ました

🎥『タイタニック』で主人公の青年を演じたときに20代だったレオナルド・ディカプリオも、もう40代。
俳優としてアカデミー賞を受賞する一方、財団を設立して、環境や野生動物の保護を支援する活動でも知られています。

🎥『地球が壊れる前に(Before the Flood)」(2016年制作)は、国連平和大使に就任した2014年から2年間に渡って、中国・インド・キリバス・パラオ・インドネシア・北極圏など世界各地を旅し、関係者や有識者からオバマ大統領やローマ教皇まで、直接会って話を聞き、気候変動の現状を伝えるドキュメンタリー映画です。
凝縮された96分間でした!(※私はAmazon Primeで無料視聴しました。)
知らなかった現実を、臨場感あふれる映像で、レオナルド・ディカプリオと一緒に見て・聞いて・考えさせられます。[YT]

☞予告映像(2:18)はこちら(YouTube)
☞公式HPはこちら(英語)

「気候変動は持続可能な未来への最大の脅威ですが、
同時に気候問題に取り組むことは、繁栄、安全保障、すべての明るい未来を促進する絶好の機会です」(潘基文・国連事務総長)

「この映画(『レヴェナント:蘇りし者』)は、自然界にいる男たちを描いた作品です。
2015年は歴史上もっとも気温が高くなった年。本作を撮影するために、私たちは雪を求めて南極まで行かなければなりませんでした。」
「気候変動は真実です。問題は今起こっています。何よりも急速に、生けるものすべてを脅かしかねない課題です。
先延ばしするのはやめて、みな一丸とならねばなりません…この星(地球)があって当たり前だと思わないようにしましょう。」
(レオナルド・ディカプリオのオスカー受賞スピーチより)

 

2018年09月20日

仲秋の名月と波のうさぎ🐇

今年の中秋の名月(旧暦八月十五日の月)は今月24日、翌25日が満月だそうです。


○名月や うさぎのわたる 諏訪の海 (与謝蕪村)
〈句意〉
今宵は中秋の名月。
諏訪湖の湖面に立つ白波が、月に照らされてキラキラ輝いている。
きっと、月に住む白うさぎが、諏訪湖を飛び跳ねて渡っているのだろう。


波と兎(波うさぎ)」は古来から親しまれているモチーフですが、その由来は謡曲『竹生島』の一節に由来するのだとか。

緑樹 影沈んで 魚 木に登る景色あり
 月 海上に浮かんでは 兎も 波を奔(かけ)るか 面白の島の景色や
〈意味〉
緑豊かな木々の影が(琵琶)湖に深く沈むように映り、まるで魚たちが木を登っているよう。
月は湖面に浮かぶように映り、白くさざ波が立つ様子は、まるで月に住む兎も波間を走って行くようだ。
(琵琶湖の中の島である)竹生島の景色はなんとも素晴らしい。


最近では、『この世界の片隅に』(作・こうの史代)で、主人公のすずさんが、級友・哲の代わりに描いた課題の絵に、
江波の海の白波を「白うさぎみたいなねぇ」と、飛び跳ねるうさぎに見立てたシーンが印象的です。[YT]

2018年09月07日

朝顔いろいろ

紫陽花のパレット🎨(2017/7/4)いずれあやめかかきつばた(2018/5/28)に続く、「花の色」シリーズ第3弾は朝顔

"みどりのカーテン"にも使われる朝顔(☞「みどりのカーテン」写真募集していますは!詳しくはこちら)ですが、
我が家の西側の外壁に毎年夫が植える朝顔は、お盆が過ぎて涼しくなってから見頃を迎えます。


センターまでの通勤途中に咲いていた朝顔(昼顔も含む😊)を集めてみました。

白地に藍の絞り染め、茄子紺の星型(上段)など、どこか"江戸の粋"を感じる種類が私は好きです。
江戸時代に朝顔は大ブーム、品種改良が盛んに行われました。
さらに、西洋の品種も加わり、ひとつとして同じ色・模様はなく、どれも個性的!
今回、漏斗状の花の奥に淡いピンクを宿した、真っ白な朝顔(下段左)の佇まいもゆかしく思いました。[YT]


○大輪の 藍朝顔や しぼり咲き (杉田久女)
○暁(あかつき)の 紺朝顔や 星一つ (高浜虚子)
○朝顔の 今や咲くらん 空の色 (夏目漱石)

2018年08月30日

温暖化ユニーク雑貨❸シロクマのMEMO

シロクマのメモ帳。

一見、かわいらしいイラストですが、よく見ると……
微笑ましいシロクマの親子の背景の氷山は溶けだしています。
広げたときには、シロクマは一面真っ白な雪上をお散歩しているのに、丸めると、ほとんど氷のない海上を漂流!

「メモパッドという身近なアイテムの特長を生かして、環境問題を、難しく考えずに日常の話題として捉えることができたら…」という作り手の思いが伝わってきます。[YT]

ペーパリー株式会社 kamiterior マルメテツカウ ku・ru・ruシリーズ「shiro-kuma」


2018年08月23日

温暖化ユニーク雑貨❷溶ける溶ける…世界の大陸が溶ける💧

シロクマ&ペンギンに続く第2弾は、世界の大陸をかたどった氷!

五大陸(北アメリカ大陸・南アメリカ大陸・アフリカ大陸・ユーラシア大陸・オーストラリア大陸)に
南極大陸とグリーンランドをセット。
……南極、大きすぎて、初め、何だかわかりませんでした💦

世界を”一飲み"にできて、征服したような大きな気持ちになりますが、
徐々に溶けてなくなってしまう様は、地球温暖化の末路を暗示しているようで、不安を感じる一品です。[YT]

2018年08月23日

温暖化ユニーク雑貨❶溶ける溶ける…シロクマ&ペンギン🐧

お盆を過ぎて涼しくなったと思いきや、最高気温が体温を超える厳しい残暑がつづく今日この頃。
こんなアイストレイ(製氷器)はいかがでしょうか?

ひんやりイメージにぴったり!流氷にのったシロクマとペンギンをかたどった氷です。
愛らしいフォルムなだけに、じんわり溶けていく様子があまりに切ない……。
地球温暖化によって変化を迎えている北極・南極の自然環境を考えるきっかけにしてほしい、という願いがこめられています。[YT]

monos「POLAR ICE」(日本製)

2018年08月23日

乗鞍高原で雷鳥に出会う!

先日(8/5)、日本野鳥の会長野支部主催の「乗鞍高原探鳥バスツアー」に参加しました。
乗鞍高原は、SBC「エコロジー最前線」(6/23)で「自然環境を守る!松本市の乗鞍高原」が放送されたばかり。
この日も、腕章をつけたレンジャーが園内をパトロールされていました。
●植物を採らない ●動物を捕らない ●野生動物に餌を与えない ●道から外れない ●歩行中禁煙 ●ゴミは捨てない
●ストックのゴムキャップ着用
ゴミひとつ落ちていない、この美しい乗鞍の自然を次世代に引き継ぐため、マナーを守ることは大切ーーと心から思いました。

残念ながら、クロユリはすっかり花が終わってしまい、照りつける日射しにコマクサなども色があせていました。
現地の方のお話では、今夏は「例年よりも10日ほど季節が早い」とのこと。下界だけでなく、山もでしたか!

それでも、イワツバメが飛び交い、カヤクグリやイワヒバリがさえずり、お目当てのライチョウの親子の元気な姿も目にすることができ、
大満足の1日となりました。[YT]


○雷鳥も われも吹き来し 霧の中 (水原秋櫻子)
○雷鳥を 追ふ谺(こだま) 日の真上より  (河東碧梧桐)

2018年08月09日

ECOEDO日本橋🎐金魚の涼

「COOL CHOICE」NEWSでご案内のあった日本橋のクールシェア。
先日私用で日本橋に立ち寄った際、「おっ!クールシェアの看板がある!」と、ビルの入口を写真に収めておりました。(写真中)

日本橋の室町界隈は、近代的なオフィスビルと、昔ながらの江戸情緒漂う福徳神社が共存するエリアに整備され(写真右上)、
「ECOEDO日本橋」なるイベントを開催中でした。(写真左)
台風の接近で、金魚大提灯や森の風鈴小路の江戸風鈴は撤去されていましたが、祭提灯や、ミストが降りそそぐ木のベンチ(写真右下)など、あちこちに涼しげな演出が施され、特典もあるためか、浴衣でお散歩する姿もあり、なんとも粋な雰囲気でした。

 

そして、訪れた「アートアクアリウム2018」は大賑わいでした!
普通の水族館とは異なり、屏風をモチーフにしたな水槽(写真上)、<超・花魁>と名付けられた巨大な金魚鉢(写真下左)など、様々な形の水槽におびただしい数の金魚が、まるで模様のように泳いでいました。
江戸時代に愛され、品種改良が重ねられた、独特の金魚文化。
当時の人が見たら驚くだろうな~と思いつつ、一生分の金魚を見尽くしたようにも感じました。

写真下右は、水槽にプリズムがついていて、こんな不思議な写真が撮れる仕掛けでした。

○深窓に 孔雀色なる 金魚玉 (飯田蛇笏)
……江戸時代、金魚売りから買った金魚はガラス製の「金魚玉」に入れて、家に持ち帰り、風鈴のように軒に吊るしたり、棚の上などに置いて金魚を間近で見て楽しんだそうです。アクアリウムの金魚たち、「孔雀色」という表現がまさにぴったりの印象でした。[YT]

2018年08月01日

太陽系を体感しよう!星空観察会🔭

7月21日(土)夜、長野市立博物館プラネタリウムで開催された初心者向け天文講座「太陽系を体感しよう!」に参加しました。

プラネタリウムで「本日のほしぞら」の説明を受け、真夜中に見える、季節を代表する星座(春:しし座、夏:さそり座、秋:ペガサス座、冬:オリオン座)が、どのようにめぐっているかをおさらいした後、別室に移り、スポットライトを太陽に見立てて、自分自身が地球になって、自転しながら太陽の周りを公転してみたり、発泡スチロールの白い球を月に見立てて、スポットライトの光で月がどのように見えるか、新月から三日月、半月、満月までの月の満ち欠け、さらには月蝕の仕組みまで、太陽と地球・月の位置関係を、身をもって体感しました。

そしていよいよ館外の芝生に出て、星空観察。
ボランティアスタッフの方々が持ち寄った3台の望遠鏡を覗かせてもらって、半月🌓金星木星土星を見ました。
☆沈みゆく金星は、満ち欠けをしていて、月と同じく、ちょうど半分でした!
半月は、「海」「陸」「クレーター」など、表面の状態までつぶさに見えて大興奮!!
木星は、縞模様を3筋確認できました。
土星は、まるでホログラムみたいに”輪っか”がくっきり見え、知識としては知っていても、自分の目で初めて見ると、「本当だったんだ」と信じられない気持ちになりました。

大接近中の火星は、時間が早くて顔を出してくれなかったし、雲がちな天気で、幾度も惑星が隠れてしまい、もどかしくもありましたが、だからこそ観察できた喜びは大きく、至福の時間を過ごしました。[YT]


☝2枚とも、望遠鏡にスマホをあてて撮影

いよいよ今月末は皆既月食&火星大接近!期待が高まります!!

☞火星大接近2018について詳しくはこちら(国立天文台HP)[YT]

2018年07月23日

🎋七夕の笹竹とパンダのこと

今週末から行われる「長野七夕まつり」に向けて、権堂アーケード通りでは七夕飾りが始まっていました。(~8/7)
吹き流しが風になびいてキラキラ光って、涼しげです✨

今年は、パンダのシャンシャン1歳の誕生日にちなんだ飾りに目が釘付けになりました🐼
カーリング姿も様になってますね😊

日本にいるジャイアントパンダは、ワシントン条約が認める「繁殖の学術研究」を目的に、中国から期限付きでレンタルしているのだとか!
シャンシャンの両親のリーリー(♂)とシンシン(♀)は2021年2月まで。
「子供は生後24カ月で中国に返還する」という協定を東京都は中国と結んでいるのだそうで、
シャンシャン、早ければ来年2歳の誕生日を迎える6月に日本を離れるかもしれない!?
まだまだ人気で行列をつくっているようだけれど、やっぱり一目会っておきたい♥


○うれしさや 七夕竹の 中を行く (正岡子規)
……願い事を書いた短冊を下げるため、うれしそうに子どもたちが七夕の笹竹の中に入っている。
○涼しさは 七夕竹の 夜露かな (小林一茶)
……日中は残暑が厳しいけれど、七夕の笹竹に夜露が置いているのを見ると、季節は秋に入り、涼しくなっていくのを感じる。
記録的な猛暑日が続く今夏、そろそろ涼しくなってもらいたい!と切に思います。[YT]

☞「第70回長野七夕まつり」のイベントなど詳しくはこちら(さわやか信州旅.net HP)

2018年07月19日

🌟火星大接近

「今夏は天文現象が盛りだくさん!」(信毎こども新聞)「真っ赤に輝く星 今年の夏は火星に注目!」(週刊長野)
3連休初日の7月14日(土)に新聞紙上で特集が組まれていましたが、今夏の最大の天体ショーは、火星の大接近!!

今年1月1日には約3億kmも離れていた地球と火星の距離が、7月31日(火)には5,759万kmまで近づき、
地球から見える大きさは約2倍、明るさは4倍にもなるとのこと。
地球(365日)と火星(687日)の公転周期の違いから起こる現象で、次回の大接近は2035年だそうです。

昨夜21時半すぎ、2階の窓からふと外を見ると、ひときわ赤く光る星が👀(写真では赤く映りませんでしたが…)
あわててスマホのアプリ「星座表」を開き、星空に照らし合わせると、まさに"火星"でした。
さらに右に目を動かすと、"土星"に"木星"も!
3つの惑星がほぼ一直線に整列し、圧巻の光景でした。
火星は6月下旬から既に観察しやすい期間に入っており、9月上旬ころまでマイナス2等を超える明るさで輝いているそうです。

☝スマホのアプリ「星撮りくん」で撮影した画像2枚を合成して加工

7月27日(金)の宵から28日(土)の明け方には、満月と火星が並ぶのだとか!
28日(土)の朝3時30分ごろからは"皆既月食"が起こるので、28日(土)の明け方には欠けた満月と火星が並んで見える絶好のチャンス✨
どうかお天気がよいことを今から願います。

☞火星大接近2018について詳しくはこちら(国立天文台HP)[YT]

2018年07月15日

雲の遠吠え☁

突然の雷鳴に驚いて帰宅を急いだ昨夕、家の近くで北の空を見上げると、もくもく湧きあがった雲が夕焼けに染まっていました。(写真右)
と思うと、東の空には不穏な黒雲!遠吠えしているオオカミの横顔に見えませんか?

同じことを考える俳人はいないものかと探すと……
 〇雲の峰 頭を挙げて 咆哮す(山口誓子)
こんな句も見つけました。
 〇口開けし 怪獣大き 雲の峰(山口誓子)
雲のかたちはいろいろなものを連想させます。[YT]

 

2018年07月02日

☁ミニお天気教室⚡

「急な大雨・雷・竜巻から身を守ろう!ミニお天気教室in長野図書館」に参加しました。
会場は親子連れで大賑わい!

講師は、長野気象台(今年の「エコシン」新春インタビューでお世話になりました)の職員のお姉さん・お兄さん。

まずは"つかみ"のクイズ
子どもたちは、「せーの」というお姉さんの合図を待てずに、答えの×〇をジェスチャーしながら声を上げます。

次に「急な大雨・竜巻・雷の危険」についての短編DVDを2本。
やってはいけない行動の映像の後、博士が正しい行動のポイントを教える構成です。

続いて、"雲の先生"が、たくさんの画像を映し出しながら、雲のお話をします。
配られた「10種類の雲のかたち」には、ふりがなが振ってあり、前の席の女の子は、
「けんうん けんせいうん けんそううん こうせきうん こうそううん らんそううん……」
とまるで呪文のように得意げに読み上げていました。
「かわった雲やめずらしい光の現象」では、"レア度"をミシュランの星のように付けて、興味を引き出します。
今朝、レア度★★★★の「環水平アーク」が見られた!と聞いて、私もくやしくなりました…💦

そして、お待ちかねの、ペットボトルでお天気実験

❶ペットボトルで雲をつくろう
ペットボトルにアルコールを少し入れ、ポンプ式炭酸抜け防止キャップでふたをします(ここまで準備されていました)。
ペットボトルが硬くなるまで、ポンプでペットボトルに空気を送り込み、キャップのフックを外すと、ペットボトルが一瞬で曇るのです👀

ペットボトル内の空気を圧縮して温度を上げると、中に入れたアルコールが気体になる
➡フックを外すことで空気が膨張して冷えると、そのアルコール分が氷や水の粒になって"雲"ができる……
こういう難しい原理についての説明は、今回は一切ナシ。
子どもたちは何度も何度も雲をつくって、その変化を楽しんでいました。

❷ペットボトルで竜巻�をつくろう
1本のペットボトルに水を入れ、もう1本とジョイントでつなぎます(ここまで準備されていました)。
ペットボトルをさかさまにして、上の部分をぐるぐる回してから立てると、ペットボトルのなかに竜巻のような渦巻き🌀ができて、水が下へ落ちていきます。渦の中心に空気の通り道ができて、下のペットボトルの空気が上がってきて水と入れ替わり、水が落ちる、という仕組み。

どちらもとても簡単な実験ですが、「どうして?」「不思議!」と子どもたちの瞳がキラキラしているのが、印象的でした。

最後はおさらいクイズ。参加者全員全問正解!で気持ちよくお開きとなりました。[YT]


2018年06月25日

善光寺七寺めぐり(安茂里編)

長野郷土史研究会主催で、善光寺四十九霊地の「七寺(院)」のうち、安茂里地区にある2か寺を拝観するイベントに参加しました。
 ☞くわしくはこちら(ブログ「小林玲子の善光寺参道日記」)
日頃マイカーでせかせか運転している国道19号線も、今日は路線バスでのんびり旅行気分、景色まで違って見えるから不思議です。
🚏「無常院」下車、細い坂道を下りると立派なお寺が!

❶無常院(安茂里小市)◎浄土宗
正式名称は「菩提山無常院南泉寺」、鎌倉時代中期の銅像阿弥陀如来一光三尊像(長野市指定有形文化財)を安置しています。
この日はあいにく長野市立博物館に出張中で拝観できませんでしたが、善光寺御本尊の分身仏四十八体のひとつと伝えられているそうです。
 ※お姿は、長野市ホームページ「長野市文化財データベース デジタル図鑑」でご覧になれます。
ご住職から、お寺の来歴や宝物について、さらには、先の神城断層地震で大変な被害が出たことなど、詳しくお話を伺いました。

境内には中見堂大悲殿があり、馬頭観世音菩薩が祀られています。
子どもが大好きな観音様が、中から子どもの様子が見られるように、ガラス張りになっているという、微笑ましいエピソードも。


ふたたび路線バスに乗り込み、🚏「安茂里大門」から坂道を登ります。
この日は真夏日で、少し歩くだけで汗ばむ陽気。
近所に住んでいる私は、「こんなところに"正覚院"という名刹、あったかしから?」と訝しく思いながら、たどり着いた所は……
仁王門も、急勾配の階段も見覚えのある、何度もお祭りに子どもを連れてきた”窪寺(久保寺)観音"でした!

❷正覚院(安茂里大門)◎真言宗
正式名称は「慶紫山正覚院月輪寺」、今回初めて左手の本堂にあがらせて頂きました。
本堂には、大本願のお上人様をお迎えする上段の間が設けられ、お上人さんをお乗せする駕籠もありました。
『天地明察』を彷彿とさせる江戸時代の算額、平安時代ともいわれる弘法大師像の掛け軸など、見どころ満載!
気さくなご住職の説明もとても興味深かったです。

さらに、普段は閉じている扉を開帳いただき、木造伝観音菩薩立像(県宝指定)を拝観しました。
 ※お姿は、こちらも長野市ホームページ「長野市文化財データベース デジタル図鑑」をご覧ください。
木製の案内板には、
「造立は藤原時代(10-11世紀頃)、六尺の像身と一木から掘り出し、正面して前方を直視するすがたが、まことに堂々として古い様式を伝え、肉どりも厚くひきしまり、すぐれた作品である。埴科郡西条清水寺の諸像につぐ県内の古像の一である。」
と書かれています。

窪寺観音には観音堂も2つあり、仁王門に近い月光殿(下堂)には聖観音像、石段を登った円通殿(上堂)には千手観音像がまつられています。

また、同寺は芸術家・池田満寿夫のご両親の菩提寺。
満寿夫自身のお墓は熱海市の医王寺にありますが、両親の眠るここ正覚院の墓地にも分骨されています。(全く知りませんでした!!)
「満寿院叡彩心酔大居士」という戒名が、いかにもマルチな才能を発揮した芸術家らしい。

山の静寂のなか、ウグイスのさえずり声だけが響きわたり、ときおり吹き抜ける風も爽やか……
お堂の縁側をお借りして腰掛けながら、改めて地元のよさを噛みしめました。[YT]

2018年06月20日

スズメもツバメもセキレイも! 鳥たちは子育て奮闘中

🐦スズメ(雀)
昨年につづき、センターの隣の建物の屋根の下の隙間では、スズメが巣をかけ、子育てをしています。
親雀がしきりに出入りするだけでなく、エサをねだっているのか、中からチィチィ甘えるような小さな鳴き声も聞こえ、ソワソワします。

🐦ツバメ(燕)
しまんりょ小路にあるビルでは、非常口のサインの横に手づくりの木の巣台が設置され、ツバメが子育て真っ最中でした!
お店の方が、
「(ヒナは)普段は巣から顔が見えないのに、エサをもらうときは、首がこ~んなに伸びてビックリするよ」
とジェスチャーを交えて話してくれました。
家の近くでは、ツバメの巣が落ちてしまって、ヒナの亡骸を目撃したばかりだったので、元気に育っているヒナたちに救われる思いでした。

ツバメは泥に藁や枯れ草を混ぜて巣をつくるので、田圃が少ない都市部では材料が少なくて丈夫な巣をつくることが難しいといいます。
さらに、現代では、巣をつくれる場所もかなり限られ、ツバメにとっては住宅難……。
少しでも多くのつがいが子育てできる環境を、と、日本野鳥の会では、巣台の設置を呼びかけています。
☞詳しくはこちら(野鳥の会HP「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン」)

🐦ハクセキレイ(白鶺鴒)
裾花川にあるコンクリートの丸い中洲は、冬は水鳥のたまり場ですが、この日はハクセキレイの親子が占領していました。
トコトコツツーと歩き回ったり、砂浴びをしたり、気ままなヒナたちを、そっと見守る親鳥1羽。
もう1羽はせっせとエサを運んで与えては、すぐ飛び立ちます。頑張れ!大黒柱。
帰宅途中で思いがけず遭遇したハクセキレイの子育て--夕食の買い物に気が急きながらも、双眼鏡で見入ってしまいました。[YT]


🐤山口誓子(1901-1994年)には、家に巣をかけたスズメを詠んだ句が数多く残されています。
〇巣をつくる 雀と思ふ 一眼見て
〇親雀 誓子書屋(しょおく)の 簷(のき)に入る
〇この家の わが住むまゝに 雀の巣
〇親雀 藁(わら)咋(く)ひ持ちて 天上す
〇雀らの 巣のいとなみの 暮ちかし
〇みだれつつ 藁(わら)は雀の 巣を守る
〇雀の巣 藁(わら)しべ垂れて 日没す
〇親雀 巣を出て遠く 志す
〇巣の雀 家居の吾を 又覗く
〇子雀を 盗るにはあらず 梯(はしご)出す
〇親雀 鳥毛咥(くわ)へし よろこびに
〇何事を 欣(よろこ)ぶこゑぞ 巣の雀


2018年06月13日

山のカケス

☝画像は「フリー素材無料写真 森の父さん花鳥風穴」より
 サイト内検索に「カケス」と入れると他にもたくさんの画像がアップされています。

先週、探鳥会に参加し、戸隠森林植物園に行ってきました。
あいにく昼前から雨が降ってきてしまいましたが、初めてカケス(掛巣・懸巣・橿鳥)をじっくり見ることができました。

「大きめの鳥が枝から枝に飛んでます!」思わず声を上げた、その鳥こそカケスでした。
体全体はシックな色合いながら、翼には鮮やかな青と黒の市松模様がチラリと見え、なんとも粋な装いです。

 〇山の鳥 掛巣が啼けば 天竺の 婆羅門の顔 おもほゆるかな(与謝野晶子)
 〇山滝に 日射すとみゆれ 懸巣翔ぶ(飯田蛇笏)

この日は一声も発しませんでしたが、カラスの仲間のカケスは「ギャーギャーギャー」と耳障りな鳴き声をあげるそうです。
(同じカラス科のオナガも、貴婦人のように上品な姿からは想像もできないダミ声……うぅ、残念💦)
英名の「Jay」も「ジェーイ」という鳴き声に由来。
川崎宗則選手が在籍したトロント・ブルージェイズの球団名も、オンタリオ州の州鳥「アオカケス(Blue Jay)」から。

さらに、カケスは他の鳥の鳴き声を上手に真似することでも知られ、「ピーポーピーポー」と救急車の音まで真似できるのだとか!
庭木に籠を吊り下げてカケスを飼っていた室生犀星は随筆『懸巣』に、カラス・ウグイス・猫の鳴き声の他、人間の咳・笑い声、果てはピアノやラジオの音まで真似をする様子を微笑ましく綴り、さらに次のように書いています。

 かけちゃんと呼べばかけちゃんと答え、むろうさんと言えばむろうさんと啼く、
 かけ! かけ! と叫べばかけ! かけ! と怒ったように啼く、
 何んじゃそれはと言えば、なんじゃ・なんじゃと答える。
 口笛でぴりぴりと書斎から呼ぶとぴりぴりと答える。
 まるで私は終日机のところで懸巣と懸合いをしているようなものである。

ああ、うらやましい、私もカケスとカケアイしてみたい!![YT]

2018年06月05日

いずれあやめかかきつばた

アヤメ(菖蒲・文目・綾目)、カキツバタ(杜若・燕子花)、ハナショウブ(花菖蒲)、キショウブ(黄菖蒲)にジャーマンアイリス……
いずれもアヤメ科アヤメ(アイリス)属で、ことわざどおり、優劣もつけがたいし、見分けるのも難しい!

通勤途中で見つけた、いずれ劣らぬ美しさのアヤメ科の花たちを集めてみました。[YT]

 

〇思ひよる いづれか あやめ かきつはた
〇打ちまじり 咲きけり 菖蒲 燕子花 (いずれも正岡子規)

2018年05月28日

桐の花は恋の香り


〇私は何時も桐の花が咲くと冷めたい吹笛(フルート)の哀音を思ひ出す。
 五月がきて東京の西洋料理店(レストラン)の階上にさはやかな夏帽子の淡青い麦稈のにほひが染みわたるころになると、
 妙にカステラが粉つぽく見えてくる。 (北原白秋 歌集『桐の花』「桐の花とカステラ」より)

北原白秋の歌集『桐の花』は、恋に落ちた隣家の松下俊子(のちに結婚→離婚)が、夫と別居中の人妻だったため、姦通罪により告訴され拘置される、というスキャンダルの直後に出版されました。

〇君をみて いくとせかへし かくてまた 桐の花さく 日とはなりける
 いつとなく いとけなき日の かなしみを われにおしへし 桐の花はも
 いととほき 花桐の香の そことなく おとづれくるを いかにせましや (『芥川龍之介歌集』「桐」より)

芥川龍之介は、結婚まで考えた幼馴染・吉田弥生を、桐の花とその香りをよすがに思い出しています。

〇夢よりも ふとはかなげに / 桐の花 枝を離れて / ゆるやかに 舞いつつ落ちぬ / 二つ 三つ 四つ
 幸あるは 風に吹かれて / おん肩に さやりて落ちぬ / 色も香も 尊き花の / ねたましや その桐の花
 昼ふかき 土の上より / おん手の上に 拾われぬ (三好達治 詩集『艸千里』より「桐の花」)

「肩」に触れて地面に舞い落ちた桐の花を拾い上げる「手」……
三好達治は、若いときから恋焦がれた萩原朔太郎の妹・アイ(破談して10年以上の後、妻子を捨てて結婚するも離婚)の姿を映しています。

高くそびえた梢に気高く咲く桐の花には、文学者たちの情熱的な恋のエピソードがいくつもありました。[YT]

2018年05月23日

春の味覚満喫😋

こごみ(屈)、たけのこ(筍)、ふき(蕗)、生命力あふれる春の山菜たち……。
今しか食べられない旬の食材を、身近な方々から次々にいただいたので、クックパッドなどを参考にいろいろ作って存分に味わいました。[YT]

〇飯に炊く 春の蕗あり 小海老あり(水原秋櫻子)
 ……小海老と一緒に炊き込むのもおいしそう♪
〇ひさびさに 糸ひく蕗を 食べにけり(山口誓子)
〇蕗のうまさも ふるさとの春 ふかうなり(種田山頭火)

〇ここらしづか 筍を煮る にほひのみ(山口青邨)
〇もてなしの 筍飯や 田螺和(正岡子規)
 ……たにしあえ!!(=茹でてから出したタニシをアサツキやタゼリなどといっしょに酢みそあえにしたもの)初耳👂
〇筍に 虫歯痛みて 暮の春 → 歯が抜けて 筍堅く 烏賊こはし(正岡子規)

2018年05月14日

🌼善光寺花まつり

こどもの日、「善光寺花回廊」を一目見ようと善光寺へと出掛けたら、金襴袴に天冠姿の稚児行列がちょうど山門に到着!
思いがけず、「仏都花まつり」の大法要に立ち会うことができました。

「花まつり」は、北インド・ルンビニーの花園で生まれたお釈迦様の誕生をお祝いする法会。
春の花で飾られた花御堂(はなみどう)には、白象の像の背中に水盤が載せられ、中央に誕生仏が安置されていました。

誕生してすぐに七歩あゆみを進め、右手で天を指差し、左手で地を指し、「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげ ゆいがどくそん)」と宣言された姿を写した"誕生仏"の頭上に、誕生のときに空から甘い雨が降りそそいだとの故事にならって甘茶をかける「灌仏(かんぶつ)」。

「法妹(ほうまい)」といって、インド風の色鮮やかな装束を身に着けた少女たちによる舞も奉納されました。
足につけた鈴がシャランシャラン鳴り、讃美歌のような美しい楽曲が響く、異国情緒に満ちた雰囲気に、
そうだ!お釈迦様はガウタマ・シッダールタ、外国の方だったのだ--と当たり前のことに思い至りました。

「見えざる敵に備えて軍備を拡張」するのではなく、「すべての人が明るく正しく生きる道を」との大導師の宣言も心に沁みました。[YT]

2018年05月07日

藤の花は しなひながく…

〇藤の花は しなひながく 色濃く咲きたる いとめでたし。(枕草子「木の花は」)
〇色あひふかく 花房ながく咲きたる 藤の花の 松にかかりたる。(同「めでたきもの」)

清少納言は、「あてなるもの」(上品なもの)の段にも「藤の花」を挙げています。
当時、高貴な色として尊ばれた紫色が濃くて、花房がしなやかに長いタイプの藤が好みだったようです。

鍋屋田小学校の脇にある「藤棚のオアシス」でも、紫色の花房をぶどうのように垂れ、咲いていました。(写真左)
善光寺大門の駐車場脇にある藤棚、こちらは、鍋谷田のよりも淡く白っぽい藤が満開!(写真中)
甘~い香りに誘われてクマバチもたくさん飛んでいました。
藤棚の真下に設置されたベンチには先約があったため座れませんでしたが、心地よさそうに本を読んでいました。
時計塔の斜め上には、月も顔を出していました。(写真右)

藤の花といってもうひとつ思い浮かぶのは、黒田官兵衛の「獄窓藤花の瑞祥」のエピソード。
有岡城に1年以上幽閉され衰弱していたた官兵衛ですが、獄舎の柵を伝って新芽を出し、紫色の花を咲かせた藤の”生命力”に勇気づけられたといわれています。
大河ドラマでも印象的に描かれた場面、覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。[YT]

2018年04月27日

🐦地附山公園探鳥会

昨日、地附山公園で開かれた探鳥会に参加しました。総勢40名を超える大盛況!
4月というのに夏日の暑さで鳥たちの出現も懸念されましたが、20種類以上もの野鳥たちに出会えました。
夏羽のノビタキ、センダイムシクイ、ヤマガラ、マヒワ、アオゲラ……。
ぶら下がって松ぼっくりを食べる赤い鳥・イスカを見たグループも!
ハイライトはなんといってもエナガの巣(写真参照ください)。
空ではノスリが"ディスプレイフライト"(求愛の飛翔)をしたり、ハヤブサが超高速で飛び去ったり、猛禽類も見ることができました。

「温暖化でサクラの実がなるのが早まり、コムクドリの子育ての時期と合わなくなってきてしまっている」と、
日本野鳥の会長野支部長・小林富夫さん。(昨年・酉年の『エコシン』新春インタビューでもお世話になりました。)
この自然がいつまでも保たれますようにーーと心から願います。

コムクドリ(画像は「うおみのとりみ」より)

2018年04月23日

🌸オオシマザクラ(大島桜)

花の命は短くて……
先日の風雨でソメイヨシノがはや見頃を過ぎるなか、県センターと道路をはさんだ「もんぜんぷら座」の前で満開になっている花が!
花と葉が同時に開き、かといってヤマザクラとも違う……。
昨年は樹名がわからずじまいだったので、「謎の花」という名のフォルダーに写真を保存しましたが、この花は「オオシマザクラ」と判明。

名前のとおり、「大島」を含む伊豆七島・伊豆半島及び房総半島を原産とするサクラで、ソメイヨシノをはじめ多くの里桜の母種となっているそうです。材の目が細かく均質なため、古くは浮世絵の版木としても用いられたのだとか。
なにより馴染みがあるのは桜餅😋
桜餅を包む塩漬けの葉っぱは、このオオシマザクラのものだったんですね!

次の俳句と和歌は、桜の名所・隅田川沿いにある長明寺境内の桜餅屋「山本や」に寄宿した正岡子規の作。[YT]

〇薄き葉の 中に朱味や 桜餅
〇花の香を 若葉にこめて かぐはしき 桜の餅(もちひ) 家つとにせよ (*いえづと:手土産)

2018年04月13日

🌸満開の桜の下で

入学式に桜が咲くなんて、TVの東京のニュースの話で、長野県では想像もしていませんでしたが、
一昨日・昨日は、満開の桜がヒラヒラ舞うなか、県下で一斉に入学式がとりおこなわれました。

今年の桜は、開花予報が更新される度に開花日がどんどん早まりました。
気象庁の発表によれば、結局、長野の「さくらの開花日」は平年よりも11日早い4月2日。
「満開日」も、平年より11日早い4月6日となりました。
各地の桜まつりも予定を前倒しにするなど、異例の事態です。

かと思えば、「うめの開花日」は、平年より11日遅い3月28日でした。
梅も桜もほぼ同時に一気に咲きそろったといえます。

写真は、長野市・柳町公園の桜。

2018年04月06日

🎥映画「不都合な真実2」観ました。

長野ロキシーで上映中の映画「不都合な真実2」、アル・ゴア元副大統領のみなぎる情熱に胸打たれました。

大統領選を戦っただけあって、光るユーモアセンス、説得力抜群の話術、類まれなカリスマ性に圧倒されます!
講演では、ゴア氏がすっぽりおさまるほど大きなスクリーンに、わずか15分前の洪水の映像を映し出したり、
静止画ではなく動画で映した棒グラフ・折れ線グラフだけで聴衆を沸かせたりと、
"見せる"="魅せる"工夫が満載で、ためになります。

パリ協定でインドが賛同するまでの裏事情、グリーンランドをはじめ世界中を飛び回って気候変動の現場に赴くなど、
ゴア氏は、できることはすべてやる、という強い意志の下で行動していて、不勉強な私は知らないことばかりでした。
そして、どんなに悲惨な状況・困難に直面しても、
 『最後の「NO」のあとには「YES」が来る。その「YES」に未来はかかっている(ウォーレス・スティーヴンズ)』
と信じていて、楽観的なのです。
彼の放つエネルギーに奮い立たされる98分でした。

4/6までの上映です。どうぞお早めにご鑑賞ください。[YT]

☞長野ロキシーHPはこちら

2018年03月23日

冬の鳥❹真っ赤なウソ(鷽)!


正確には、渡り鳥の「冬鳥」ではなく、高山から冬になると低地へと下りてくる「漂鳥」です。
私が初めて見たのは、数年前、朝日山観音にお参りに行ったときのこと。
ヒューヒューという聞きなれないかすかな鳴き声をたどると、木に群れでとまっていました。(写真)
オスの首のピンク色が得も言われぬ美しさで、黒・グレーとの組み合わせが、甘すぎない上品さを醸し出し、目が離せませんでした。
それから程なくした朝、我が家の小さな庭の梢に訪れ、娘が「ピンク色の鳥が来てる」と小声で教えてくれました。

名前の由来は、「口笛」を意味する古語「うそ」から来ており、口笛のような鳴き声を発することから付けられたそうです。
江戸時代には「弾琴鳥」や「うそひめ」とも呼ばれたのだとか。
ピンク色が特徴的なオスは「照りウソ」「赤ウソ」とも。"真っ赤なウソ"はオスだけだったのです……!

また、ウソといえば各地の天満宮で行われる「うそ替え神事」も有名。
菅原道真が蜂に襲われたときにウソの大群が飛んできて助かったという伝承、また「鷽」の字が「學」に似ていることから、
学問の神様である天神様との縁が深くなった、と考えられています。
凶事を「ウソ(嘘)」にして吉事に「取り(鳥)」替えるとして、木鷽を毎年取り替える習わしです。
開運のお守り・木鷽、手に入れたいものです。

そんなウソをこよなく愛し、「紅梅の花にも負けない美麗さと風格とのある鳥」と絶賛したのが、高村光太郎。
鳥屋さんで買ってきたオスのウソを描写した随筆「木彫ウソを作った時」からは、彫刻家ならではの鋭い観察力にうならされます!
☞「木彫ウソを作った時」は青空文庫で読めます。

光太郎自身、毎日懐に入れて持ち歩き、智恵子も気に入っていたという木彫のウソ。
こちらもぜひ実物を見てみたい。[YT]

2018年03月14日

冬の鳥❸いろいろいるカモ?!

先月の終わりに、水鳥が飛来することで知られる長野市・辰巳公園に行ってみました。
すると、いるわいるわ、これまで見たこともないほど、おびただしい数の水鳥が!
遊歩道を通るにも、カモたちに遠慮しながらそろそろと歩きました。
一斉に飛び立ったり、一斉に陸にあがったり、ときには喧嘩したり…。
その生態を眺めているのが面白くて、寒風吹きすさぶなか、時のたつのを忘れました。
主にオナガガモ(尾長鴨)とヒドリガモ(緋鳥鴨)の2種類。
他の種類も探すべく、出勤途中の裾花川でも目を凝らしたところ、今度はカルガモ(軽鴨)とマガモ(真鴨)に出会えました。
※こちらはスマホに双眼鏡をあてた撮影のため、画像不明瞭ですが……。

他にも、オカヨシガモ、オシドリ、コガモ、トモエガモ、ハシビロガモなど、信州でみられる鴨の種類はたくさんあります。[YT]


〇鴨のなく 雜木の中の 小池哉 (正岡子規)
〇日輪が ゆれて浮寝の 鴨まぶし (水原秋櫻子)
〇水鳥の ふくよかの胸 水を押す (山口青邨)

2018年03月07日

唐提腿馬俑

センターの建物の2階の廊下に、その”馬”はいます。
力強くたくましいボディ、波のように美しいたてがみ、精悍な顔立ちで、私たちスタッフをいつも見守っています。

プレートには「唐提腿馬俑 TANG DYNASTY(618~906A.D.)」の文字。
中国・唐の時代の、腿を上げた馬の「俑」であることを示しています。
「俑」は中国古代の墳墓の副葬品である陶製の人形(埴輪)で、仕えていた人々、動物などを模し、秦の始皇帝陵の兵馬俑が有名です。
前髪に「緑」、たてがみに「紺」、体全体に「赤褐色」の彩色が残っていますが、この三色はいわゆる”唐三彩”の色の組み合わせ。

右の前肢を上げ、首をひねって顔をこちらに向け、ポーズを決めているように見えるのは、唐の時代に流行った「舞馬」(音楽に合わせて馬を踊らせる)の風俗を映すものである、と別の加彩馬俑を紹介するサイトにありました。

それにしても、見れば見るほど、惚れ惚れします。
真贋のほどは不明ですが、遥かいにしえの異国に思いを馳せ、つぶらな瞳と目を合わせる瞬間は、私のひそかな癒しです。[YT]

2018年03月02日

冬の鳥❷ツグミ(鶫)

飛んできた鳥の影に「ヒヨドリかな?」と思い、姿を追うと美しい茶色の羽!
秋から春にかけてしか出会えない、冬の使者・ツグミです。
胸のまだら模様が特徴的な正面と、茶色の印象の背面では、まるで違う鳥のよう。

日本ではほとんど鳴かないことから、口を「つぐむ」の意で、「ツグミ」と呼ばれるようになったといわれますが、
全く鳴かないわけではなく、「キュッキュー」とか「ケケッ」とか、カ行音に聞こえる大声を発します。

エサを求め、両足を揃えてピョンピョンと歩いては、周囲の安全を確かめるために立ち止まって胸をそらす……
”お散歩姿”が実にほほ笑ましいです。
この、地面を跳ねるように飛んでエサを採る様子から「鳥馬・跳馬」(ちょうま)と呼ばれていたことも。

現在は全面禁止ですが、かつてはかすみ網で捕って食用にしていたため、俳句にも「つぐみ罠」「焼鶫」など哀れな姿が見られます。

全身がまだら模様の「トラツグミ」にも、一度だけ探鳥会で出会ったことがあります。
「クロツグミ」という種もあるそうです。お目にかかりたい![YT]

〇氷る畦 ゆらぐと見るや 鶫居り (水原秋櫻子)
〇御柱立ち くろつぐみ 囀れる (山口青邨)

2018年02月27日

冬の鳥❶ジョウビタキ(尉鶲)

小鳥好きの私の、とりわけお気に入りです♫ 秋になると、その到来をまだかまだかと待ちわびます。
川沿いで「ヒッヒッ」という高い声がしたら、河原の草叢に目を凝らし、鮮やかな橙色がチラっとでも見えると、胸が高鳴ります。
メスは灰色がちで探すのが難しいのですが、こちらは楚々とした可愛いらしさ。(残念ながら写真は撮れていません…)

「尉鶲」の「尉」は辞書では「①老翁。おきな。⇔姥(うば)➁炭火の白い灰となったもの。」で、頭の色が銀髪に見えることから。
スズメくらいの小ささだし、丸くポテッとしていて、仕草も子どもっぽいのに、お爺さんだなんて😢 
「鶲」は「火焚」で、カッカッと火打石をたたくような音を出すことに由来するそうです。
清少納言も『枕草子』「鳥は」の章で「火たき」を挙げています。
雌雄どちらも翼に白斑があり、「紋付鳥」とも呼ばれます。

ときどきピョコンとお辞儀をして、尾を上下にフリフリする姿が、なんとも愛くるしいのです。
水辺の石から何度もはばたいて、飛ぶ練習(?)をしている様子を、飽かず眺めたこともあります。
なんと、先程、センター隣の建物の蔦をピョンピョン跳ねた後、トイーゴの建物へ飛んでいきました。
こんな街中で見かけるとは!

シベリアで繁殖して越冬のために日本を訪れる渡り鳥ですが、近年、信州各地で繁殖している姿が確認されており、気候変動による影響も指摘されています。[YT]

〇水蹴立て 浅瀬をわたる 鶲匠(ひたき)かな (水原秋櫻子)
〇鶲来と 目くばせしをり 道祖神 (加藤楸邨)

 

2018年02月19日

善光寺灯明まつり

平昌オリンピック!
連日連夜、目が離せない熱戦が繰り広げられていますが、オリンピックの「平和を願う精神」を後世に遺していく目的で開催される「第十五回善光寺灯明まつり」を、先日楽しんできました。[YT]

 

2018年02月13日

善光寺門前七天神めぐり

2月4日(日)午後、長野郷土史研究会の講演会「善光寺四十九霊地とは~善光寺と四十九名所再発見」を竹風堂大門町ホールにて聴講、テキスト巻末に紹介されていた「門前七天神めぐり」に、受験生の母は敏感に反応、早速実行してみました。
※地図はテキスト「善光寺四十九霊地ー善光寺と長野の七名所」より転載
☞長野郷土史研究会のHPはこちら

巡った順番は、
⑥伊勢町天神社→⑦新町天神社→⑤上西之門町天神社→④桜枝町天神社→③立町天神社→➁長野天神→①嶋の天神

【⑥伊勢町天神社】
「雲切目薬」で知られる「笠原十兵衛薬局」の右脇、部外者が足を踏み入れていいのかためらわれるような細い路地を抜け、湯福川の小橋を渡った先にあります。
天神様=菅原道真といえば梅の花。
 〇こちふかば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春をわするな(拾遺集)
京の屋敷で愛でていた庭の梅の木が、左遷された道真公を追いかけて、太宰府まで飛んでいった(飛梅伝説)という逸話も残ります。
この天神社にも、神紋のかわいらしい梅がふんだんにあしらわれていました。

【⑦新町天神社】(柏崎地蔵尊隣)
実は、⑥と⑦、見つけるのにずいぶん右往左往してしまいました。
道に面した小さな祠。

【⑤上西之門町天神社】(弥栄神社内)
道を1本間違えて、熊野神社に行き着いてしまいました…。
弥栄神社境内にあるこの天神社、江戸時代は宿坊や寺侍の子弟の、学問の守り神だったそう。
弥栄神社では、7月に「御祭礼」が行われ、屋台巡行もある、とのことなので、また訪れたい!

【④桜枝町天神社】
大通りからではなく、信号手前の「天神小路」から入ると、立派な鳥居をくぐって入れます。

【③立町天神社】(耕雲庵隣)
信州大学教育学部の裏に建つ、赤煉瓦の「旧長野県庁書庫」の真向かいにあります。
ここにも梅紋がたくさん!
信大の敷地の樹々の間を、エナガの群れが飛び交っていました。

【➁長野天神】
今までの天神社もそうですが、路地を一本入るだけで、「こんなところに!」という驚きがあります。
この付近が「長野」の名前の発祥の地なので「長野天神」という名が付いているのだとか。

敷地には「孝信桜の碑」
善光寺大地震(1847年)で亡くなった学問好きの青年・宮下嘉之(戒名:孝信信士)は、菅原道真の業績を研究、
 〇さくら花 主をわすれぬ ものならば 吹き来む風に 言づてはせよ(後撰集)
と道真が歌を詠んだことにちなみ、桜の木を植えたといいます。※現在は木はなく碑のみ。

【①嶋の天神】(栽松院境内)
センターから目と鼻の先にある「しまんりょ小路」入口の「栽松院」。
しょっちゅう前を通っていますが、実は、お参りしたことはありませんでした。
「しまんりょう」という通称は、「島の寮」で、島に建てたお堂(観音堂)の意。
今は暗渠となっていますが、昔は両脇を善光寺平用水の八幡川が流れ、島のようになっていたそう。
境内で目を引くのは、子育て赤地蔵尊。
天神社の小窓から内部を覗かせてもらうと…
右大臣・左大臣、奥には、天神様が中に鎮座されている御殿、そしてお供え物がされていました。


途中、迷ったり、寄り道したりしながら、自転車を走らせること、およそ1時間🚲
7か所すべて回りきった達成感といったら……、「爽快」でした。
「七福神めぐり」は経験済みなので、次は「門前七稲荷めぐり」!と気合がみなぎっています。[YT]

 

 

2018年02月08日

🗻野口健さんトークショー

1月27日(土)午後、abn長野朝日放送主催の『地球を守ろう!ミーティング』で行われた、アルピニスト・野口健さんのトークショー「信州の山・世界の山が教えてくれたこと」を聴講しました。

エベレスト登頂に成功した登山家として名前だけは聞いたことがありましたが、エベレスト・富士山の清掃登山を皮切りに、環境学校、旧日本兵の遺骨収集、災害地支援など、多彩な活動を精力的になさっていることを、今回のトークショーで私は初めて知りました。

印象的だったのは、活動のきっかけとなったエピソード。

  • ”地球環境を守ろう!”などたいそうな決意で始めたわけではありません。
    エベレストに登った時に、ゴミの多さに驚きましたが、
    「日本隊のゴミが特に多い。エベレストを世界で最も汚いMt.Fuji(富士山)のようにするのか!」
    と言われて、くやしかった。恥ずかしかった。
    現場で、見て、知って、背負っちゃったから、ゴミを拾う。ただそれだけです。

そして、環境活動に携わっている方へのメッセージとして……

  • 活動は、続けることが大事。
    そして、伝えることが大事。一人では限界があるから。
    「環境」の「環」は「人と人との環(わ)」だと思っています。

肉体的にも精神的にもタフな体験を、おもしろく楽しく話される、エネルギッシュな野口健さん。
見たこともない世界に、いっときでも連れて行ってもらい、パワーをお裾分けいただきました。 [YT]


🗻野口健さんHPはこちら

🗻野口健さんによるトークショーのツイートはこちら

2018年01月29日

西宮神社の初えびす

赤い幟旗に誘われて、初めて西宮神社の初えびすに行ってきました。
狭い路地には達磨などの縁起物を売る出店もあり、賑やかです。
そして、平日の昼下がりにもかかわらず、「御種銭」を求める人で長蛇の列!
なんと10時の開始時刻には2時間待ちだったそう。


「御種銭」……、私は初体験なのですが、全国的にも珍しい行事、と案内板に書かれていました。
年頭にえびす様からお金をお借りして、それを元に1年間励んで、商売繁盛・家内安全・開運招福などの御神徳を頂き、翌年御礼の参拝時には倍返し(!)して又お借りする、というシステム。
一体おいくら?と不安でしたが、初回費用は100円の安心価格😊 ご利益ありますように!


参拝後、今年まだおみくじを引いていなかったので、運試ししてみました。
渡して下さる方が何やら意味ありげな表情だったので、ドキドキしながらおみくじを見ると『半吉』。


「半吉」……私、半世紀ほど生きておりますが、人生初の「半吉」です。
一体どのくらいの順位?と調べてみると、
大吉→吉→中吉→小吉→「半吉」→末吉→末小吉→平(たいら)→凶→小凶→半凶→末凶→大凶
 ※または、大吉→中吉→小吉→吉→「半吉」→以下同じ
で、意味は「吉凶が年間を通じて半々ある運」とのこと。
それほどよい運ではなさそうですが、おみくじは「大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶」の6種類くらいのものが一般的で、「半吉」が入っているおみくじ自体が少ない上、「半吉」を引く確率もとても低いので、「超レアもの✨」と喜ぶ人も多いのだとか。
なるほど、あの意味深な表情はそういうことだったのか。

「そら曇りて天日いまだかがやかざるがごとく」と出だしは不穏ですが、「心だてよろずに骨惜しみせずば二つの仕合せ一時に来らん」と一石二鳥的な締めくくり、ずく出して幸せつかむ所存! [YT]

2018年01月19日

北欧のキャラクターたち

センター試験で話題沸騰の北欧ゆかりのアニメーション。
スウェーデン代表の「ニルスの不思議な旅」、フィンランドの「ムーミン」、ノルウェーの「小さなバイキングビッケ」!
まさに世代の私にはあまりに懐かしいけれど、受験生泣かせだったろうな~と。

放送年を調べてみると、ムーミンは私がわずか2~3歳のとき、ビッケが6~7歳、ニルスは12歳でした。
髪型と顔の輪郭が似ていたのか、性別が違うのに、「ビッケ」とあだ名されていたこともあります。

主題歌のサビは今でも歌える!と自信を持っていたのに、今回記憶違いが発覚💦
でも、一気に昔に連れ戻される、という意味で、歌の力というのはスゴイと改めて感じました。

〇ニルスのオープニング曲は英語の歌詞がカッコよくて、エンディング曲とともにタケカワユキヒデさん作のメロディーが好きでした。

〇ムーミンは、なんと井上ひさしさんが歌詞を書いていたとは!!
最近、ムーミンのお相手はフローレンというらしいけれど、私たちにとっては絶対ノンノン。
「すきすき」というノンノンのテーマ曲は本当にかわいかった。

〇ビッケの主題歌は「小さなバイキング」と題名にもあるのに「かわいいビッケちゃん」となぜか歌ってきました…。不思議だ。

子どもの頃は”北欧”だと意識して観てはいなかったけれど、他にも北欧あるかしら?と思ったら、
ありました!「スプーンおばさん」がノルウェーでした。ちなみに放送時は15歳。
突然体が小さくなってしまうスプーンおばさん。
小さくなると動物たちと話ができるようになるというのは、ニルスとも共通点。
北欧は冒険とファンタジーの宝庫ですね✨

ところで、ニルスは鳥たちのふるさと”ラップランド”を目指して旅をします。
ラップランドは永久凍土の地、凍土の下には温室効果ガスの一つである大量のメタンが貯蔵されており、温暖化により大気への放出が懸念されています。 [YT]

 

2018年01月16日

🐤メジロの一団

朝の通勤時、県庁前でメジロの一団に遭遇しました。
ヒメリンゴの木に一斉に舞い降り、せわしなく赤い実をついばんで、あっという間に飛び去って行きました。
「メジロ色」(決してウグイス色ではありません…)とでも呼びたくなる黄緑色の羽。
白く縁どられたつぶらなまんまる瞳。
みんなでチィチィ鳴きながら飛ぶのもキュート。
出会うとうれしくなる小鳥です。

大分県では県鳥に指定されており、「応援団"鳥"」のめじろんが鉢巻き姿もりりしく、頑張ってます!

〇南天の 実をこぼしたる 目白かな (正岡子規)
・・・・・・この句も赤い実とのコントラスト

〇へうときて へうとい(去)にたる 目白哉(かな) (会津八一)
・・・・・・本当に動きが素早くて、一瞬でいなくなってしまう!

📷5年程前に撮影した写真です。 [YT]

2018年01月10日

犬とお正月🐕

今年は戌年。
お正月の犬をモチーフにした俳句を集めてみました。[YT]


🐕小林一茶
〇犬の子や かくれんぼする 門の松
〇つく羽を 犬が咥へ(くわえ)て 参りけり 
〇江戸衆や 庵(いお)の犬にも 御年玉


🐩正岡子規
〇初鶏の 鳴くかと待てば 犬吠ゆる
〇切れ凧を 犬の追行く 野道かな


🐕加藤楸邨
〇歳旦の 雪ちりぢりに 犬ねむる
〇犬の鼻 大いにひかり 年立ちぬ


2018年01月04日

🎍謹賀新年

仕事始めの今日は長野では雪が降っていますが、善光寺への参道は初詣客で賑わっています。
途中、十念寺の入口に、こんな記念写真撮影用の顔出しパネルが!

なんと!鎌倉幕府の初代征夷大将軍・源頼朝になりきれます。
何故に頼朝ーー?
その昔、頼朝が善光寺を参拝した際、この地にさしかかったときに、今まで聞いたこともない美しい調べと、得も言われぬ芳香を漂わせながら、西方極楽浄土から阿弥陀様が紫の雲に乗って姿を現し、頼朝一行に向かって「南無阿弥陀仏」と十回唱えた(=十念)という言い伝えが、「紫雲山頼朝院(しうんざん らいちょういん)十念寺(じゅうねんじ)」の始まりとのことです。

金色に輝く”出世大仏”は、受験にご利益があるのだとか。
我が家はW受験……念入りにお参りしなければ!![YT]

2018年01月04日

飯綱高原は雪景色⛄

センターから車でたった30分の飯綱高原。
下界とは異なり、すっかり雪景色でした。 [YT]

2017年12月18日

★星はすばる

ふたご座流星群と共に楽しんだ冬の星座の世界。
今回、将棋の駒のような五角形の「ぎょしゃ座」を覚えました。(写真参照)

さて、私は♉おうし座なので、アルデバラン、そしてすばるは特にお気に入りです。
小学生の頃に聴いた谷村新司さんの♫「昴」、今でもすらすらと歌詞が出てきます。

すばるは、平安時代の清少納言のお気に入りでもありました。

 星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。
 よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。(『枕草子』より)
  【現代語訳】
  星は昴、彦星、宵の明星がよい。
  流れ星も少し趣がある。尾を引かなければもっとよいけれど。

流れ星は尾を引いてこそでしょ?、とツッコミたくなりますが……。

もう一つ、すばる=プレアデス星団M45にまつわり、印象に残っているのは、児童文学の『風にのってきたメアリーポピンズ』にある「クリスマスの買い物」です。
遠いプレアデス星から七姉妹の2番目のマイアが、ロンドンの百貨店に姉妹へのクリスマスプレゼントを買いに来るというお話。
少女の頃に心震わせた、星を擬人化したファンタジーですが、大人になった今も色褪せません。

写真ではボケて滲んでしまいましたが、双眼鏡では7つの星が集まって煌くのがくっきり見えました。
[YT]

スマホのアプリ「星撮りくん」で撮影した画像を加工

2017年12月14日

♊ふたご座流星群

夕方の退社時には曇り空☁だったので、あきらめかけていたのですが、就寝前、念のため外をみたら、先日に負けないほどの見事な星空が!
あわてて外に飛び出すと、すぐさまスーッと光が流れました!👀
次から次に、あそこにもここにも!
東の空は街の灯なのか明るいけれど、放射点のあるふたご座以西、北のカシオペア座や北極星まで見えました。が、さらに暗さを求め、息子と二人、歩いて小学校の校庭へ。
期待どおり、数えきれないほど、名もなき星たちがさんざめいていました。
たくさんの流星を目にしましたが、願いごとをする余裕はひとつもなく……。
1時をまわり、後ろ髪引かれる思いで戻りましたが、壮大な天体ショーの興奮は冷めやらず。

写真は、時間も長さもこの夜一番だった流れ星。
先日のリベンジに冬の大三角を狙っていたら画面に突如現れ、収めることができました。[YT]

★流星の左上がプロキオン、右下がシリウス。オリオン座も薄く映っています。

★冬の大三角。
プロキオン(こいぬ座)・シリウス(おおいぬ座)・べテルギウス(オリオン座)

2017年12月14日

きらめく冬の星座🌠

就寝前、いつになく冷えるので雪でも降っているのかと障子を開けると……
群青の夜空にオリオン座が瞬いていました!
前々日にスーパームーンだった月の光の明るさにも負けず、 目をこらすと、おおいぬ座やこいぬ座など他にもたくさんの星たちが煌いています。

夜空にスマホをかざすと星座表が表示されるアプリを起動し、「オリオン座の真下はうさぎ座なんだ🐇」など、星空観察に時を忘れました。
あまりに綺麗で写真に収めたいと欲が沸き、新たに星空を撮影できるアプリをダウンロード!

露出の3秒、動かないように我慢し、多少手ぶれはあるものの、三つ星の下の大星雲M42も映りました!
若干左に振れば、こいぬ座のプロキオンも入り「冬の大三角」となりましたが、月光🌖にさえぎられ…惜しい!

オリオンのベルトに位置する三つ星は、古代中国より軍神(将軍星)としての信仰があり、「一文字に三つ星」は戦国大名・毛利氏の家紋になっているそうです。※一文字は「無敵」の意。
また、日本では、左上(狩人オリオンの右肩)の赤いベテルギウスと、右下(左足)の青白いリゲルの二つの1等星を対比して、「平家星」「源氏星」と呼んでいました。
雅楽の鼓に見立てて「鼓星」とも呼ばれるオリオン座ですが、ギリシャ神話でもこん棒を持った乱暴者、洋の東西を問わず、戦いがつきもののようです。

〇寒空と会ひ 颯颯(さっさつ)と オリオン過ぐ (山口誓子)

12月14日(木)0時過ぎ(13日深夜)、「ふたご座流星群」が見ごろと予想されています。
1時間に40個も流れ星が見られるかも知れないとのこと。どうか晴れますように! [YT]

2017年12月07日

👍いい〇〇の日

「今日は11/29の語呂合わせで「いい肉の日🍖」です」と朝テレビから聞こえてきました。
11/22の「いい夫婦の日👫」は有名ですが、他にどんな「いい〇〇の日」があるのか??
「いい〇〇」が由来になった記念日も含め、調べてみました。

11/01●いい医療の日、いい姿勢の日(※1は背筋を伸ばしたいい姿勢)
11/02●書道の日(=いい文字)
11/03●いいお産の日、いいレザーの日、(いい)みかんの日、(いい)サンドウィッチの日
    調味料の日(=いい味)
11/05●(青森県)いいりんごの日、縁結びの日(=いいご縁)、(いい)ごまの日、いい男の日
    いい酵母の日
11/07●いいおなかの日、いい女の日、(もつ)鍋の日(=いいお鍋)
11/08●いい歯(ならび)の日、いいお肌の日、(いい)刃物の日、(いい)八ヶ岳の日、いい泡の日
11/09●換気の日(=いい空気)、いい靴の日
11/10●いいトイレの日、(いい)井戸の日、ハンドクリームの日(=いい手)、いい頭皮の日
    いい音・オルゴールの日、いい友の日
11/11●いい出会いの日(※1+1=2で出会い)
11/12●いい皮膚の日、(いい)育児の日
11/13●いいひざの日
11/14●いい石の日、いい樹脂の日、アンチ・エイジングの日(=いい年・歳)
11/15●のど飴の日(=いい一声)、いい遺言の日
11/16●いい色の日、いいいろ塗装の日
11/18●いい家(いえ)の日
11/19●いい育児の日、いい息の日
11/20●毛皮の日(=いいファー)
    いいかんぶつの日(※干物の「干」=「十」「一」、乾物の「乾」=「十」「日」「十」「乞」で「11月20日に
      かんぶつを乞う」と読む)
11/21●かきフライの日(=いいフライ)
11/22●長野県りんごの日(=いいふじ)
11/23●いいふみの日、いい兄さんの日、いいファミリーの日
    珍味の日(=いいつまみ)、(いい)分散投資の日、ゆず記念日「いい風味の日」
11/24●鰹節の日(=いいふし)、「和食」の日(=いい日本食)
11/26●いい風呂の日、いいチームの日、いいプルーンの日
11/28●(いい)フランスパンの日
11/29●いい肉の日、いい服の日、いいフグの日
11/30●本みりんの日(=いいみりん ※0が「輪(リン)」)、鏡の日(=いいミラー)

あるわあるわ、ザっと見ただけでもこんなにたくさん!
「次は〇〇かな?」と想像どおりのもあれば、「そう来たか!」とか逆に「11/28=いい庭の日なかったかぁ…」など予想を裏切られたりもして、記念日おそるべし!

写真は先日のえびす講花火大会の模様(📷現地で観覧した知人撮影)。
”ファミリー”ではなくただ一人、”珍味”もつままず、自宅の2階のベランダから眺めました💦[YT]

 

2017年11月29日

街路樹のヒメリンゴ🍎

善光寺へつづく中央通り、他の街路樹が葉を落としてさびしくなるなか、ヒメリンゴの木だけは真っ赤な実をたわわにつけています。
見上げると、青空によく映えていて、気分も晴れ晴れ、思わずパチリ📷
サクランボのように数個の実が鈴なりについて、まるでクリスマスの飾りのよう。
実は食べられるけれど、酸っぱいそうです。

 

長野中央郵便局前の歩道にも、ヒメリンゴのプレート。[YT]

 

2017年11月22日

🐑サフォークのペコくん

朝の出勤、急いで自転車を走らせていると、小学校のフェンス際になにやら見かけない動物の姿が…
なんとサフォーク(羊)!
顔と足が黒くて胴はモコモコ、一心不乱に校庭の草をむさぼり食べています。
こんなに間近で見たことがないので、突然の遭遇に興奮しました😃

ネットで公開されている「学校だより」によれば、農業大学校からやって来たペコくん(♂)
ペコは「腹ぺこ」の「ペコ」なんだとか。
2年生の児童が生活科の授業で飼育に取り組んでいるそうです。
今日は声を発しなかったけれど、「べ~~っと低い声で不気味」とあるので、ぜひとも聞いてみたい👂
毎朝の楽しみが増えました♫ [YT]

 


2017年11月17日

街はイルミネーション✨

ハロウィーン🎃も終わり、街にはクリスマスのイルミネーションが灯り始めました。
日暮れが早まり、17時の退社時にはすっかり暗くなっていますが、建物を一歩出ると、目の前のトイーゴ広場では、木々がキラキラと光り輝いています。
長野市民新聞によると、イルミネーションは12年目になり、約3万球のLED電球が使われているそう。

「そろそろかも!」と駅前まで足を延ばすと、ながの東急前に大きなクリスマスツリー🎄が今年もそびえていました。
ウキウキする気分と同時に、いよいよ年の瀬が迫っているんだ…と焦る気持ちも💦[YT]


2017年11月10日

🐕ワン!ワン!ワン!

名古屋への日帰り出張、地図を頼りに会場に向かう途中、信号待ちの交差点でふと見上げると……
巨大な犬のオブジェが3匹、バルコニーから身を乗り出していました!
5時起きの寝不足でしたが、「ええっ!?」と驚いて目が覚めると同時に、緊張でこわばった頬が緩み、明るい気分で会場入りできました。[YT]

 

2017年11月02日

蔦もみじ

県センターから少し南下したところにある長野県信用組合第二本店。
建物前の憩いのスペースのレンガの壁に這う蔦が見事に紅葉していて、思わず足をとめました。

チャペル⛪ではないけれど、ペギー葉山さんの♫「学生時代」を口ずさみたくなります。

プレートによると、「ナツヅタ(夏蔦)」(和名ツタ)。
ブドウ科、とある通り、よく見ると青紫色の小さな実がついています。

左右から伸びて交差して、先端にいくほど小さくなる葉っぱは、それでももみじの形をしているのが、なんとも可愛くて。
吸盤でしがみついている様子も”頑張ってる”感があっていじらしく、つい意地悪してはがしたくなる衝動に駆られます!
(我慢しましたが💦)

ちなみに、名前の由来は、他の植物や岩に「つた」(伝)って伸びるから。
花言葉は、「勤勉」「誠実」「結婚」「永遠の愛」(死んでも離れない)だそうです。
確かに、壁を覆いつくすというミッションに邁進する、働き者の頑張り屋さん。
でも、絡みついたら「死んでも離れない」って、一方的なら怖いぞぉ……。[YT]

〇行く秋に しがみついたり 蔦紅葉 (正岡子規)
〇ひっぱれば 思はぬ蔦の 動きけり (正岡子規)

 

2017年10月20日

鰯雲とお月さま

昨日の帰り道、西の方角からおびただしい数の鰯雲が空を覆いつくさんばかりに流れてきて、思わずその動きに見入ってしまいました。
夕焼けに染まりがら、徐々に暗くなるなか、雲散霧消していく様は、もの悲しくもあり、秋を感じるひとときでした。

〇天覆ふ 鰯雲あり 放心す (山口誓子)


間もなく家、という頃、今度は東の空に、丸い大きなお月さま🌝
今年の中秋の名月(旧暦八月十五日の月)は一昨日だったそうですが、今宵は満月。
むら雲もかかって、「ザ・お月見」の絵のようでした。

〇月月に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月(詠み人知らず)
毎月、月は見れるけれど、月を見るならやっぱりこの月、さて何月でしょう?
答えは……、歌中に「月」が8つあるから「8月」!
旧暦8月の月、すなわち中秋の名月 が一番、という、言葉遊びが楽しい歌です。[YT]

2017年10月06日

問御所町界隈プチ散策Part2

昼休み、TOiGO北側の駐車場でたわわになった柘榴❶を見上げ、いつもなら右手に抜けるところを、そういえばまだ通ったことがない!と、正面の小道に初めて歩を進めてみました。
すると……
路地を抜けた先には、タイムスリップしたかのような、可愛らしい「於菊稲荷社」❷が!
小さなお社ながら、狛犬❸や龍の彫り物が施されています。

◆於菊は、江戸時代中期に実在した、上州新町(群馬県高崎市)の美しい芸者で、突然不治の病にかかりますが、近所の神社に救いを求め、深く信心を続けたところ、病はすっかり治癒、その後、稲荷神社の巫女となって、作物の出来具合や人の吉凶、なくしもののありかまで言い当てたそうです。

目の前には、「経読み地蔵」❹が祀られる延命庵
中央通りから見える建物の壁に大きく「延命庵」と書かれているのは気になっていましたが、勝手にお蕎麦屋さんなのかと思い込んでいました💦

◆質屋も営んでいた造り酒屋「菊屋」のご主人が目の病で伏せっていると、蔵の中から読経の声が聞こえます。扉を開けると、質草として預かっていた小さなお地蔵様が汗びっしょりになって懸命にお経を唱えており、おかげでご主人の目は全快した、といいます。なんとけなげな…。

延命庵には小さな「安産観音」❺も。やさしいお顔に癒されます。

延命庵からセントラルスクウェアを通って北側には、地蔵庵
六地蔵➏がひっそりと佇んでいます。
たった200mの範囲が、こんなにみどころ満載だったとは!灯台下暗しでした。 [YT]

2017年09月26日

百日紅・百日白

ハナミズキツツジトチノキヘクソカズラに続く、「🌼紅白の花シリーズ」第5弾は……
「サルスベリ(猿滑・百日紅)」

北斎とその時代を描き、アニメーション映画にもなった、故・杉浦日向子の代表作の漫画のタイトルでもあります。
「わさわさと散り、もりもりと咲く、というお祭りが、秋までの百日間続きます。(中略)百日紅のしたたかさに、江戸の浮世絵師がだぶり、」表題にしたそうです。

〇炎天の 地上花あり 百日紅(高浜虚子)

サルスベリというと、暑さをものともせず旺盛な生命力で咲き誇る真夏の花のイメージがあります。
が、当の高浜虚子自身、実際に庭に植えた百日紅をつぶさに観察し、「其の赤い花は長い間咲いてをるが、其は夏の末から秋にかけて咲くのであつて、むしろ秋の部分が多いのである。(中略)が、しかし席題に百日紅といふ代が出た時などは、ふと真夏の炎天下に真赤に咲いてゐる、葉の無い、花ばかりが梢にある、肌のつるつるした木を想像するのである」と、随筆「百日紅」に記しています。

先週末、長野市若穂保科のサルスベリの丘に初めて車を走らせてきました。
少し見頃には遅かったものの、赤・白・ピンクのサルスベリのトンネルに心躍らせました。 [YT]

2017年09月07日

懐かしのオシロイバナ

帰り道、オシロイバナ(白粉花)が咲いているのを見つけました。 子どもの頃、花の名前の由来にもなった白い粉(胚乳)を、黒い種から取り出して遊んだ記憶がよみがえります。

南米原産で江戸時代に渡来、貝原益軒『大和本草』(巻之七・草之三・花草類)に
「実黒く大(き)さ胡椒の如し 内に白粉あり」と記され、当時は白粉の代わりに用いられたそうです。

幼少時には気づかなかったのですが、1株から赤と黄色の2種類の花が咲いています!
英名で「ペルーの不思議(Marvel of Peru)」と呼ばれる由縁です。
花びらと思っていた部分は、萼(がく)で、よく見ると、絞り染めのような模様があったり、線が入っていたり、1枚ごとに個性豊かでした。

夕方から花開くため、英名で「午後4時(Four o'clock)」、和名で「夕化粧」の別名があり、 花言葉も「臆病」「内気」とのこと。

ラッパのような花の蜜を吸った気がしていましたが、「有毒で、誤食すると嘔吐・下痢を催す」とありましたので、ツツジとの記憶違いなのかも知れません……。 [YT]

〇一つ木に おしろいの花の 黄と赤と (正岡子規)

2017年08月31日

名を へくそかずらとぞいふ 花盛り

ハナミズキツツジトチノキに続く、「🌼紅白の花シリーズ」第4弾は……
映画化もされた有川浩『植物図鑑』で一躍脚光を浴びた「ヘクソカズラ(屁糞葛)」。
(ブログタイトルにした句は高濱虚子の作)

「オオイヌノフグリ」に匹敵する気の毒な名前ですが、茎や葉を揉むと悪臭がすることが由来で、英名も「skunk vine」(スカンクの蔓)。

古くは万葉集に「クソカズラ」として詠まれています。
 □莢(ざうけふ/かわらふじ)に 延(は)ひおほとれる 屎葛(くそかづら)
     絶ゆることなく 宮仕へせむ (高宮王/巻16-3855)
※□は「皀」「皂」「蓙」「菎」とも。

<歌意>
カワラフジ(ジャケツイバラ・サイカチ)に絡まりつくヘクソカヅラは絶えることがないが、自分もそのようにずっと宮仕えをしよう

古代にはサヤを洗剤に使ったという「カワラフジ」を朝廷に、一方、汚いものの代表のような「クソ」の名を持つ「クソカズラ」を自分にたとえたこの歌、宴席で物の名前を詠み込むお遊びで披露されたとのことですが、やんやの喝采だったのでしょうか?

名前とは裏腹に可憐な小花を咲かせる「ヘクソカズラ」を可哀想に思ったのか、花に由来した別名もあります。
花の内側の赤色がお灸をすえた跡に似ることから「ヤイトバナ(灸花)」、また、筒状の小花を田植えをする早乙女の花笠に見立てた「サオトメカズラ(早乙女葛)/サオトメバナ(早乙女花)」など。

今朝、家の近所でヘクソカズラのピンク版(?!)(写真右)が咲いているのを見つけました。
怖くて、まだ揉んでみたことはないです…😱 [YT]

2017年08月22日

合歓の花

合歓木(ネムノキ)の花が咲いているのを見つけると、気持ちが舞い上がります。
幻想的なピンクのグラデーションに、得も言われぬフワフワ感。
まるで夢のような……。
英名では「silk flower」と絹糸に例えられる花は、雄しべが集まったもの。

「ネムノキ」の語源は、夕方になると葉が合わさって閉じて垂れ、眠るように見えることから。
(就眠運動というそうです。)
花言葉の「夢想」「安らぎ」もこの姿に由来するとのことです。[YT]

〇合歓の花 おもひでが 夢のように (種田山頭火)
〇誰(た)が魂(たま)の夢をさくらん 合歓の花 (正岡子規)

2017年08月09日

鳩ぽっぽ

ToiGOひろばの木陰に置かれたテーブルでお弁当を食べていると、ハトがトコトコやって来て、テーブルの下の日陰に座り込み!
ここは自分の縄張りとばかり、闖入者を睨むような視線をこちらに向けて。
ひるむものか~!足元を気にしつつ、完食まで粘りました。


ところで、ハトにも種類があるのをご存知ですか?
街中でもっともよく見るこのハトは「ドバト(カワラバト)」。
元々は伝書鳩・レース鳩として海外から持ち込まれた外来種が、日本で野生化して繁殖したのだとか。

世界にハトは約300種類もいて、そのうち日本に野生で生息しているのは、
キジバト、アオバト、シラコバト、カラスバト、ベコバト、キンバト
の主に6種類だそう。

🐦キジバト(写真下)は通称「山バト」。
古来より日本に生息する鳩で、「デーデー、ポッポー」と繰り返す鳴き声が特徴的。
オレンジがかったスマートなボディに羽のウロコ模様が美しい。
今春、わが家の庭の木に巣をつくりかけたのですが、ネコでも来たのか途中でやめてしまい、残念…。

 

🐦アオバトは黄緑と赤のキレイな体をしていて、「アオーアオー」と鳴く(!)そうです。
まだ一度も会ったことがないのですが、長野県でも群れで生息しているとのこと。
さぞ壮観なことでしょう![YT]

2017年08月02日

しまんりょ小路の涼しい夏🎐

チリン、チリリン……♪
今年もしまんりょ小路(長野市)では、お店の軒先に風鈴が吊るされ、夕方、打ち水がされています。
今年は7月1日~8月31日、長野しまんりょ会の23軒が参加して実施、「涼しげでいいね」とお客様から声をかけていただけるなど、評判は上々とのことです。
☞長野しまんりょ会について詳しくはこちら

風鈴の音を聞くと涼しく感じるのはなぜかー?
調べてみると、いろいろな理由があるようでした。
①条件反射!
 風鈴が鳴るのは風が吹いている証拠。
 風鈴の音色から脳が「風=涼しい」とイメージ、末梢神経に脳からの指示が届き体温が下がるそう。
➁風鈴の音色には、1/fのゆらぎ(規則正しさと不規則さがちょうどよいバランスで調和したパターン)
 リラックスしているときの脳波=α波を誘発し、安らぎへと導いてくれるとのこと。
③風鈴の音色には、小川のせせらぎや小鳥のさえずりと同じ高周波音が含まれる。
 脳内のストレスを抑制、暑さによる不快感やイライラをやわらげてくれる癒しの効果があるとか。
④風鈴の音色には、倍音(周波数が倍々で含まれ、一つの音の中に様々な音が入っている)も含まれる
 聴いた人に心地よさを与える効果があるとの説も。

打ち水の効果については、「information」の「7/23〜8/23は打ち水強化月間💦に書きました。
あわせてお読みいただけると幸いです。

風鈴も打ち水も、温暖化防止にもつながる、日本人の昔からの知恵。
科学的根拠など解明されていなかった時代に、スゴイです! [YT]

 

2017年07月28日

権堂の七夕飾り🎋

今年も、権堂アーケード通りで七夕飾りが始まりました。(~8/7)
大型の飾り物が約100点・竹飾り70本、とのこと。圧巻です!
趣向を凝らしたオブジェを仰ぎ見たり、園児たちのかわいい願いごとが書かれた短冊を読んだり…
あっ! 時流に乗って、ネコ🐈が将棋を指しています。
季節を感じるそぞろ歩きは、心が弾み、思わず顔がほころびます😊
よし、午後の仕事も頑張ろう。[YT]

☞「第69回長野七夕まつり」のイベントなど詳しくはこちら(権堂商店街ガイドHP)

2017年07月25日

梅シロップできました😋

7月上旬に当協会・茅野顧問からいただいた梅(写真❶)で梅シロップをつくり(写真❷)、今日は炭酸で割って梅ソーダにして味わいました😋(写真❸)

梅シロップ(梅ジュース)といえば、吉田秋生さん作の「海街diary」。
4姉妹が暮らす鎌倉の一軒家の庭には、古い梅の木が生えていて、毎年実を収穫して梅酒をつくっていたのですが、新たに加わった中学生の妹・すずのために、姉たちが梅ジュースを作ってくれるのです。

それが実においしそうで、昨年、真似してつくってみると、すずと同じ年頃の娘に大好評♫
今年は、冷凍した梅のヘタを竹串でとる作業を、「冷た~い😱」と言いながら、一緒にやりました。

梅シロップに使った梅のうち、そのまま食べるには硬い実は、これから梅ジャムにする予定です。[YT]

 

2017年07月17日

梅雨の晴れ間☀

各地に大きな被害をもたらした大雨。一日も早い復旧を祈るばかりです。
雨で洗われた長野の空にはさまざまな表情の雲が現れては消えます。[YT]

 

2017年07月11日

サラダ記念日🍅

この味がいいねと君が言ったから 七月六日はサラダ記念日

昼休み、駅前まで自転車を飛ばしておいしいサラダランチを食べてきました😋
お店のスタッフに、「今日はサラダ記念日だから」と伝えると、はてな顔 ?😶?
それもそのはず、俵万智さんが歌集『サラダ記念日』(河出書房新社)を発表してから30年経つんですね!

ところで、3年前の俵万智さんの記念連続ツイートによれば、「実際に七月六日だったわけでも、サラダだったわけでもない」のだとか!
実際は、カレー味に工夫した鶏の唐揚げを褒められて嬉しかった気持ちを短歌にしたいとの思いから、「唐揚げ」では重すぎるし、メインディッシュがおいしいのは当然だから、軽やかなサイドメニューとして「サラダ」に変更。サラダに使う野菜が新鮮な初夏で「サラダ」のS音と響きあう「七月」が決まり、普通のなんでもない日を記念日と思える歌にしたい、と七夕の前日の「六日」になったそう。
創作とはいえ、7月6日に手づくりのサラダの味を彼から褒められるという光景は、本当にほほえましく、くすぐったいほど可愛らしい…リアリティーがあります。

サラダといえばもうひとつ思い浮かぶのは、Dreams Come True「あなたにサラダ」
切って盛るだけの、誰でもつくれる簡単なサラダを、残さず食べてくれるあなたが世界で一番好き
というストレートなラブソングです。

サラダはエネルギーを使わないエコクッキングの代表格。
今日に限らず、もりもり食べて、野菜のパワーを摂り入れたいですね🍅 [YT]

許可をいただき撮らせてもらいました。
(diningフタリヤ「有機野菜たっぷりのサラダ」)

 

追記)
この記事をアップしてから、サラダ記念日の翌日の七夕の日が「ドリカムの日」であることを知りました。
なんというタイミング!

2017年07月06日

紫陽花のパレット🎨

梅雨も前半は晴ればかりでしたが、ここにきて避難勧告まで発令される豪雨に見舞われる事態となりました。
花を愛でる余裕を持つのもなかなか難しいですが、気を取り直して…

雨に映える花といえば、やはり紫陽花。
センターの付近だけでも、色とりどりの、そして様々な種類の紫陽花が咲いているので、集めてみました。

打ち上げ花火を連想させる紫陽花-。
紫陽花の花びらのように見える部分は、萼(ガク)が大きく発達した装飾花で、中にある丸い小さな粒が花。
まんまるのブーケのような「手毬咲き」の紫陽花は、ヨーロッパで品種改良されたセイヨウアジサイ。
花の周りを装飾花が取り囲む「額縁咲き」の紫陽花が、日本古来のガクアジサイだそうです。
ガクアジサイ贔屓の私ですが、星のような八重咲タイプ(写真左下)が登場しているとは!うれしい驚きです。

紫陽花は土壌の酸性度(一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」)や、咲いてから散るまでの間に花の色を変える(葉の色に近いクリーム色→水色→青→青紫→赤紫・ピンク)ことから、「七変化」の別名もあり、代表的な花言葉は「移り気」だそうです。[YT]

〇紫陽花や はなだ(縹=薄い藍色)にかはる きのふけふ (正岡子規)
〇紫陽花に 絵の具をこぼす 主(あるじ)哉 (正岡子規)

2017年07月04日

アリストテレス?!

実家から送られてきた、義母手づくりの蜜りんご🍎
そのラッピングの袋に英文が書かれていたので、調べてみると……

「幸せかどうかは自分次第である」
「働く喜びが仕事を完璧なものとする」

なんと!どちらも古代ギリシャの哲学者・アリストテレスの格言でした。

肝に銘じます、仕事励みます。
甘い蜜りんごが一層沁みる夜でした。[YT]



【補足】
最初このブログをアップしたとき、
 「幸福はあなた(の考え)次第」byマルクス・アウレリウス・アントニヌス(第16代ローマ皇帝)
としていました。
「幸福は、その人が真の仕事をするところにある。」
「幸福な人生を送るのに必要不可欠なものなどほとんどない。それはすべてあなたの内部、あなたのものの考え方の中にある。」
この二つは、アリストテレスに続いて発展したヘレニズム哲学の一派・ストア派の哲学者としても名高い、マルクス・アウレリウス・アントニヌスの格言とされています。

2017年06月29日

川の大食いギャング・カワウ

6月22日付の信濃毎日新聞夕刊に「温暖化で増えている カワウ撃退 ドローンで/群馬・桐生 川魚の食害対策 巣にドライアイス投下も」という記事が掲載されました。
記事によれば、「カワウの数は全国的に増加傾向」にあり、原因として、中央水産研究所内水面研究センターの坪井潤一研究員が「地球温暖化」を挙げ、「冬を越すのが容易になり、幼鳥が死ななくなった」としています。

5月24日のTBS「あさチャン!」でも、三重県の北山川で放流しているアユがカワウの餌食となってしまっていること、世界遺産にも登録されている和歌山県新宮市の阿須賀神社がカワウのフンで真っ白になってしまったことなどが報じられたそうです。

長野県ではどうなのかーー?
日本野鳥の会長野支部長・小林富夫さんに問い合わせてみました。
野鳥の会の仲間の方々にも聞いて下さった結果、「県内では、カワウはむしろ減少しているのではないか?千曲川水系では最近目立ってカワウが減少しています。先日、千曲川沿いを津南まで行きましたが、カワウは見ませんでした。上田市のため池群でも数を減らしています。こうした現象は、狩猟鳥の指定化が効いているのではないか、との意見もありました。」とのこと。
飛んで移動できる野鳥の動向は把握が難しいし、地域によっても状況が異なることを改めて感じました。

アユをはじめ、川魚を大量に「鵜呑み」するため、嫌われるカワウ。
でも、個人的には、首をまっすぐ伸ばして悠々と飛ぶ姿に惚れ惚れするし、魚を獲るために潜水する瞬間を目撃したら、次はどこから姿を現すか予想して水面を探すのも楽しいし、濡れた羽を大きく広げてじっと乾かす姿(写真左)もどこかユーモラスだし、黒ずくめかと思えば嘴の付け根に黄色いアクセントがあるのも阪神ファンにはたまらなく好きな鳥なのです。(YT)

2017年06月26日

問御所町界隈プチ散策

昼休み、TOiGOの裏の道を歩いてみたら……
白壁を蔦にびっしり覆われ、時間が止まったようなレトロな建物が!
旧「問御所町公民館」でした。
木の扉に書かれている図案化された「問」は、問御所町の紋章とのこと。
フェンスには小判草(俵麦)が絡まっていました。

東に少し進むと鍋屋田小学校。
「古川」でお馴染みになった”善光寺平用水”のひとつ、暗渠となっていた「北八幡川」が姿を現し、水際には黄菖蒲が咲いて彩を添えていました。

「幸せをつかむ」の花言葉を持つキショウブも、「大金持ち」のコバンソウも、調べてみると、侵入生物に指定されていました(参照:国立環境研究所HP)。
風情を感じて思わずカメラを構えたわけですが……、難しいものですね😓 [YT]

2017年06月05日

⚠スズメのお家、建設中!

2階にあるセンターの事務室は、風を通すために裏階段の小窓を開けると、お隣の建物の屋根が迫ってきます。
ここ数日、その屋根の下の隙間をスズメが頻繁に訪れ、どうやら巣づくりをしている模様です。
トタン屋根を足で引っ掻く音がしたかと思うと、チュチュチュンと鳴いて上手に狭い側面に飛び移り、隙間に潜っていきます。
中はどうなっているのか、入る姿は目撃しても、出る姿は見かけません。

私たちは決して悪い人間ではないから、安心して巣づくりして、可愛いヒナを育ててね。
じいじ・ばあばの心境で見守る今日この頃です。[YT]

〇遠くより わづかの巣藁(すわら) 咥(くわ)え来し (山口誓子)


2017年06月02日

(-_-) 顔だと思ったら…!


通勤途中、県庁向かいのデニーズ前にあるグレーチングの金属製のカバー。

顔になっているなんてシャレてるな~😊 眉毛があるのに鼻がないとは!
「おじゃる丸」に出てくる電ボ(電書ボタル)に似てる!?
でも、どうして左下だけ角が欠けてるんだろ?
両方角(カク)っとしてた方が左右対称でおさまりがいいのに…とずっと思って見てきました。

カワイイ癒しキャラとして、満を持してブログにアップしようと写真を挿入してみたところ……

「ふ、ふ、古川???」
なんと漢字が浮かび上がって見える!
隣席の同僚に確認してみても、「古川だね」。

調べてみました。
県庁横にある善光寺平用水 大口分水工で分水している3堰のひとつ「古川」が暗渠になっていることが判明!
紛れもなく「古川」だったというわけ。気になる角も「川」の字なればこそ。
それにしても、下を流れる川の名前をこんな形で表示するなんて……知りませんでした。

いろいろ真相が解明されてしまったけれど、私にはやっぱり顔に見えます。
これからもよろしく!古川様ー。[YT]

2017年06月01日

アルコールランプの芯?


つんつんと垂直に立ち上がっているのは、松の新芽で、「松のみどり」というそうです。
季語は「松の芯」「緑立つ」「若緑」とも。
余分な新芽を摘む「みどり摘み」は、マツの手入れでは重要な作業なのだとか。
取られてしまうんですね、気持ちよいほどまっすぐ伸びているのに…💦

ところで、アルコールランプといえば、私は小学校の理科の実験を懐かしく思い出すのですが、
火を使うから危ないと、今、教育現場から消えつつあるのだそうです。
「うんうん、似てる」と共感してもらえるのは何歳くらいまでかしら。

〇つまみゆく 堤の松のみどりかな(五升庵蝶夢)
堤に生えた松のみどり、ついつい先っぽをつまんでみたくなる気持ち、よ~くわかります! [YT]

2017年05月29日

仰々しい季節🐤

ギョギョシギョギョシ ケシケシケシ! ギョギョシギョギョシ ケシケシケシ!(繰り返す)
今年も川辺の葦の茂みから、仰々しい鳴き声が聞こえる季節となりました。
行々子(ぎょうぎょうし)ことオオヨシキリ(大葭切・葦原雀)がやって来たのです。

〇行々子 口から先へ 生れたか (小林一茶)
夫や親から同じように呆れられる私には、行々子は親近感がわく野鳥です。

〇葭切の 巻舌 休む ときもなし (山口誓子)
〇能なしの 眠たし我を 行々子 (松尾芭蕉)
芭蕉の安眠をも妨害する大声で、昼夜を問わず一心不乱に鳴き続けます。

葦と同系色のため、けたたましい鳴き声はすれども、姿を見つけるのはなかなか難しいですが、か細い葦につかまって大口を開けたツンツンヘアの姿はなんともいじらしいのです。
〇行々子 一本芦ぞ 心せよ (小林一茶)

一夫多妻制で繁殖に力を入れている割に、カッコウに托卵されるケースが多いことでも知られています。
📷写真小さくて見づらいですが…。 [YT]

2017年05月22日

栃の花

ハナミズキ、ツツジに続き、紅白の花シリーズ第3弾はトチノキ(栃・橡の木/七葉樹)の花=「栃の花」。
10年ほど前、「栃乃花」という四股名のお相撲さんがいたことを思い出しました(現在は年寄・二十山)。

写真は、再び登場!ご近所の県信さんの敷地に咲くトチノキとベニバナトチノキです。

〇栃の花 燭(ともしび)かかぐ 谷暗ければ (山口青邨)
暗い谷を照らす灯火に見立てられるように、小花が円錐状に集まって咲いています。

梶井基次郎の短編小説『橡の花-或る私信-』では、「飯倉の通りは雨後の美しさで輝いていました。
友と共に見上げた七葉樹(トチノキ)には飾燈(ネオン)のような美しい花が咲いていました」と描写されています。

〇仰ぎ見る 樹齢いくばくぞ 栃の花 (杉田久女)
うつむきがちな頭を上げて、大木に咲く栃の花を仰ぎ見ませんか。
花言葉どおり、「贅沢」「健康」が手に入るかも?! [YT]

2017年05月15日

愛鳥週間🐦

今日から5月16日までの1週間は「愛鳥週間(バードウィーク)」です。
約120年前にアメリカから広まった「バードデー」は4月10日ですが、日本では積雪が残る地域もあることから1ヶ月遅く設定され、ちょうど野鳥の繁殖時期にあたる期間中は、全国各地で野鳥保護にちなんだ行事が行われます。

☞バードウィーク全国一斉探鳥会の情報はこちら(日本野鳥の会HP)


繁殖といえば、出勤途中にある裾花川の岸壁では、今年もハヤブサ(隼)が子育てをしています。
昨日の朝も、バズーカのような望遠レンズを装着したカメラや、本格的な望遠鏡を携えた愛鳥家たちが、大阪など遠方からも詰めかけて、ハヤブサ親子の様子を静かに見守っていました。
これまでよりも、枝に遮られて見づらい窪みにいるため、私自身は確認できませんでしたが、まだ真っ白い毛におおわれたヒナが4羽いるそうで、親鳥が給餌をしたばかりとのことでした。
こんなに人家に近い場所で、野生の命の営みがなされることに毎年驚かされるとともに、ハヤブサが来年も再来年もこれから先もずっと安心して繁殖できるよう、この自然を残したい、と願わずにはいられません。
ヒナが全員無事に巣立ちますように--。[YT]

📷写真は親鳥(スマホに双眼鏡をあてて撮影したため鮮明ではありませんが…。)

2017年05月10日

🎏五月鯉

県センターのご近所の提灯屋さんのビルの上で、毎年、こいのぼりが泳ぎます。
まさに、歌のとおり、屋根より高い!
今日も、青空をバックに大きな口を開けて悠然と風をはらんでいました。

〇おもしろくふくらむ風や鯉幟(正岡子規)


先日、紅白のハナミズキをご紹介しましたが、今度は紅紫色と白のツツジが見頃となりました。
ツツジは漢字で「躑躅」。
花なのに足偏、一見「髑髏💀」と間違う強面の熟語(読みは「てきちょく」)の意味は、「 二・三歩行っては止まること。躊躇」。
見る人の足を引き止めるほどの花の美しさから、とも、中国の羊が食べて「躑躅」の状態になる毒性のツツジ「羊躑躅」が由来とも言われているそうです。


サツキとも混同してしまいますが、サツキはサツキツツジの略称で、旧暦の五月(皐月)に咲くことからその名がついたそうです。
このブログのタイトルも最初「五月晴れ☀」としていたのですが、念のため調べたところ、五月晴れの五月も旧暦で、梅雨の合間の晴れ間を指す、とのこと。
ちなみに、「ああ、もう五月蠅(うるさ)いなぁ」の五月も旧暦だそうです!
そろそろお後がよろしいようでー。 [YT]

2017年05月08日

紅白のハナミズキ

県センターがある八十二プラザビルの周りには、ハナミズキ(花水木)が多く植わっています。
薄緑色だった総苞が、日に日に大きくなるにつれて、薄紅色と白色に色づき、花言葉どおり建物を「華やかな」装いに彩ります。
ハナミズキの花言葉を調べると、他にも、「永続性」「私の思いを受けてください」とあります。
君と好きな人が百年続くように…と願う有名な歌と響きあうようです♫ [YT]

2017年05月01日

百花繚乱🌼GWの前に…

今年も黄金週間を前に、今朝、就業時間前の小一時間、協会スタッフ総出で、歩道の草とり作業をしました。
30Lのビニール袋に10袋分!もの収穫でした。(写真左)
この小さなスペースによくぞここまでと、目を見張るほどの生命力で、毎年、絡まりあいながら、はびこっています。
茎・蔓・葉ばかりが伸びていると思いきや、よく見ると、タチイヌノフグリでしょうか、ブルーの小さな可憐な花をひっそり咲かせていました。(写真中)[YT]

善光寺までの中央通りでは、5/3~5の3日間、【善光寺花回廊 ながの花フェスタ2017】が開催されます。
既にポットやハンギングバスケットの花たちが沿道を彩っています(写真右)が、会期中は、チューリップの花びらで路上に絵を描く「花キャンバス」、ペチュニアなどの花苗ポットを路上に並べて絵を描く「タペストリーガーデン」など、花をふんだんに活かしたアートイベントが繰り広げられ、まさに百花繚乱!善光寺界隈が華やぎます。

🌼「善光寺花回廊 ながの花フェスタ2017」公式HPは下のバナーから。

2017年04月25日

桂のハート

桜の後を受け、レンギョウ・ヤマブキ・タンポポの黄、ユキヤナギの白、カラフルなパンジー・チューリップなど、あざやかな花の競演に目を奪われがちですが、街路樹もみずみずしい若葉を日に日に繁らせています。
特に目を引くのが、ハート♥の形をしたかわいらしいカツラの葉っぱ。
センターの建物が面している中央通り・昭和通りの桂並木は、善光寺の本堂に欅と桂の大木が使われたことに由来するそうです。
ひとつひとつは小さなハートでも、たくさん集まると大きな木陰をつくり、私たちを雨や日差しから守ってくれます。数えきれないほどのハートの下で、吹きわたる風を受けながら、幸せな気持ちになりました。

昨夜、新職員の歓迎会が市内某所で開かれました🍶
県センターは、4月より、木村事務局長・塩入主査・田中の3名体制でスタートしています。
どうぞよろしくお願いいたします。[YT]

2017年04月21日

花曇りの月曜日🌸

3日前の金曜日にはまだ3分咲きほどだった長野市の桜も、土日のポカポカ陽気で一気に満開に!
写真は、県センターのご近所の県信さんの桜の木です。
待ちわびた桜ですが、あいにく今日の天気予報は午後から雨。
花の命は短くて…となってしまうのかと、心配でつい曇り空を見上げました。[YT]

〇降るとまで人には見せて花曇り(井上井月)

🌸信州の桜の名所・開花情報は
長野県公式観光ウェブサイト【さわやか信州旅.net】「信州さくらだより」で。

2017年04月17日

ツバメの空

今朝の通勤途中、昨日までの雨で増水して勢いよく流れる川音にも負けず、
チュルリチュルチュル聞こえてきたのは……上空を飛翔するツバメたちでした。
よく見ると、腰が白いイワツバメも混じっています。
高速で空高く縦横無尽に飛び回ったかと思うと、川面を滑るように低空飛行、
特に方向転換の機敏さは見事👏(拍手)という他ありません!
こんなふうに、瞬時に判断して進むべき道を決められたらなぁ、とうらやましくなります。
近年、数を減らしているツバメ、日本で元気に子育てして、秋の旅立ちに備えてほしいです。[YT]

〇行き行きてひらりと返す燕哉(正岡子規)

2017年04月12日