長野県公立高校入試問題にみるSDGs

朝刊に別刷りで入っていた「長野県公立高校入試 問題と解説」。
今年もそんな時期か……と眺めると、「日本の食品ロスの状況」の文字が飛び込んできました!
国語の問二は、生ごみで堆肥作りをした体験から考えたことについてスピーチをする、という内容。
発表の際に提示する予定の資料が前述の「日本の食品ロス量 年間612万トン(平成29年度推計)」だったのです。
堆肥作りで「残った食品は、ごみではなく大切な資源」ということがわかった、といい、「買うとき、調理するとき、食べるとき、残したときなど、その時々で食品ロスを生まない工夫はあると思う」ので「自分にできることを考えていきたい」と締めくくられています。
まさにエシカル消費エコクッキングの世界です。

おおっ!こういうテーマが取り上げられるのか、と感心してページをめくると……
社会の【問1】Ⅱは、タピオカの原料であるキャッサバについて、取材先の方から聞いたこととして、
「〇キャッサバはむだなところがない。
 〇キャッサバは、持続可能な社会に貢献できる作物の1つとして期待されている。」とあり、
下線部のように期待される理由の1つとして考えられることを、資料(下の画像参照)から読み取って、「キャッサバは、プラスチックごみによる環境問題に配慮した袋の原料となる農産物であるから」という趣旨を記述する問題になっていました。

さらに、理科の【問4】は、クリスマスツリーなどに使われる飾りの電球が、豆電球から発光ダイオード(LED)に変わったことに注目した観察と実験について問う内容です。

驚きました。
こんなにも入試問題にSDGsに関連したテーマが盛り込まれていようとは!
「持続可能な社会」というワードが、注釈もなく受け入れられる時代になっているんですね。
若い人たちに置いて行かれないように、日々アンテナを張っていくぞ、と気を引き締めました。[YT]

 

2021年03月12日