冬の鳥❶ジョウビタキ(尉鶲)

小鳥好きの私の、とりわけお気に入りです♫ 秋になると、その到来をまだかまだかと待ちわびます。
川沿いで「ヒッヒッ」という高い声がしたら、河原の草叢に目を凝らし、鮮やかな橙色がチラっとでも見えると、胸が高鳴ります。
メスは灰色がちで探すのが難しいのですが、こちらは楚々とした可愛いらしさ。(残念ながら写真は撮れていません…)

「尉鶲」の「尉」は辞書では「①老翁。おきな。⇔姥(うば)➁炭火の白い灰となったもの。」で、頭の色が銀髪に見えることから。
スズメくらいの小ささだし、丸くポテッとしていて、仕草も子どもっぽいのに、お爺さんだなんて😢 
「鶲」は「火焚」で、カッカッと火打石をたたくような音を出すことに由来するそうです。
清少納言も『枕草子』「鳥は」の章で「火たき」を挙げています。
雌雄どちらも翼に白斑があり、「紋付鳥」とも呼ばれます。

ときどきピョコンとお辞儀をして、尾を上下にフリフリする姿が、なんとも愛くるしいのです。
水辺の石から何度もはばたいて、飛ぶ練習(?)をしている様子を、飽かず眺めたこともあります。
なんと、先程、センター隣の建物の蔦をピョンピョン跳ねた後、トイーゴの建物へ飛んでいきました。
こんな街中で見かけるとは!

シベリアで繁殖して越冬のために日本を訪れる渡り鳥ですが、近年、信州各地で繁殖している姿が確認されており、気候変動による影響も指摘されています。[YT]

〇水蹴立て 浅瀬をわたる 鶲匠(ひたき)かな (水原秋櫻子)
〇鶲来と 目くばせしをり 道祖神 (加藤楸邨)

 

2018年02月19日