4.相手側の石の調査


  • で示した黒石(3.4)が今打たれた石とする。

  • この石の状態は前図のFig.4のルーチンで既に調査済みである

  • したがってこのルーチン(S−3)では、上部で接触している相手側の白石(3.3)の状態を調査するため、座標を(3.3)に移す。
     
  1. 右側(4.3)には石がない(線)ので、このルーチン(S−2)を出る。

  2. 左側(2.3)には黒石があるが、何もしないで次へ進む。

  3. 上(3.2)には自分と同じ石があったので、その座標の値(3.2)をメモリに保存して下のチェックに進む

  4. 下(3.4)は相手の石(黒)なのでそのまま次へ進む。

  5. 今度は自分と同じ石があった上の位置(3.2)に座標を移し、その石を中心にして左右上下を調べる。

  6. 結局、自分と同じ石に接触する石がある限りこのように座標をその石に移し周囲の調査を続ける。そして石がない状態(線)になればそれは囲まれていないと言うことなのでこのルーチンを出ることになるし、接触する石が黒石(相手の石)ばかりということであれば、それは自分の石が囲まれている(即ち取られた石である)ということなので、石を消去する作業へとジャンプする。

(Example) (この項 相手側の石の調査)