棋譜記録機の使用方法

 

S   スタートボタン  棋譜入力を開始する時に押す。

Tx :  パソコンへデータを送る(RS−232C通信である)。

  : 局目以降の対局を入力する時の再開ボタン

  :  棋譜入力を終了する時に押すこの終了ボタンを押さないとパソコンでの処理が正常に行われない。

 :   入力を間違えた時に押すと直前のデータを修正することが出来る。何手でも遡ることが出来るが、対局中ならば1手前の誤りを訂正するのがせいぜいであろう。

1.棋譜の入力

〇対局の開始は上列左端の押しボタン ”S(開始)”を押す(2局目からは右端の”N(Next)”を押す)。


〇棋譜の入力には”1”から”19”までの押しボタンスイッチを使う。棋譜は碁盤の縦横19本の線の交点 (目)を座標として表す。棋譜の読み方は、普通黒の方から見て左上の隅から右に順番に1、2、3、−−ー18、19と読んで行き、次に左上隅から下方に向かって1、2、3、−−−、19と読んで行く.。

*例えば右上の星の位置は(16,4)、左下の星は(4,16)である。

〇入力する際は手合い割に関係なく、第1手目から入力する。先手、後手、置碁等の区別は、パソコンにデータを転送してから処理する。

〇6ヶの数字表示LED(7セグメントLED)は、左側グリーンの2ヶが手数を意味し、残りの赤色4ヶが打った石の座標値を示す。

*5手目に右上星に打ったとすると 表示は ” ”、””、””、””、” ”、” のようになる。
*
58手目に左下三々に打ったとすると ”、””、“ ”、””、””、” となる。

〇対局の終了
対局を終了するとき、または記録を止めるときは、右下にある ”E(End)”を押す 。

2.2局目以降の入力

2局目以降を入力する場合は、上列右端のボタン ”N(Next)”を押す。誤って ”S” を押すとそれまでに記録されているデータは全部消去されてしまう。

3.入力のミス

  入力する時に座標を読み違えた場合は「訂正」ボタンで一つずつ前に戻ることが出来るので、あらためて正しい値を   入力すればよい。


4.パソコンへのデータ転送

    レベル変換機(RS−232C)を介してパソコンと記録機とをつなぐ。

パソコンの指示にしたがって「Tx(送信)」ボタンを押すとデータがパソコンに転送される。

5.棋譜の印刷

パソコンに取り込まれたデータは、プリントアウトすることが出来る。


(パソコンへの取り込み) (この項 棋譜記録機の使用方法)