高井村歌   作歌 浅井 洌

1.高井の村の幅員は 南北一里東西は 里にあまりて村内を
 

  十の部落に区画して 戸数八百人口は  凡そ四千五百人

2.耕して食い織りて着る  生業をつとめて家富めば 公事を先にして
 
  租税怠る者もなく 人の力を仮らざれば 人にも仮さじ自治の民


3.学校たてて教育を すすむるのみか 更に又 青年婦人同窓会

  その趣は変れども 時勢に従いおくれじと 進み行くこそよろしけれ

       
 
              (4番以下省略。昭和31年合併以前の高井村歌)
 
福島正則屋敷跡
  
 (長野県上高井郡高山村大字高井字八幡添196番地)

 1621年(元和7年)、福島正則が移り住み、終焉地となった。

 後年、高井寺がこの屋敷跡に移転したが種々改築を行なったので、石垣類等その面影は全く残っていない。

福島正則火葬の地遺跡

 寛永元年(1624年)7月13日、自刃または病没の両説がある(64才)。

 樹齢300年の杉の木(石碑の場所)は昭和9年(1934年)の台風で倒れ、再植された。