暮らしの中の気になるコトを大特集!
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10月28日


りんご

★果樹研究所
りんごを毎日食べると、アレルギーを予防できるのではないかということがわかりました。
りんごの中の食物繊維であるリンゴペクチンがアレルギーを誘発するといわれる体内のヒスタミン濃度を下げたということが発見されました。


◇血液中のヒスタミン濃度

気管支喘息の患者さんに対して行った実験によると、リンゴペクチンを摂取した3週間後、体内のヒスタミン濃度が確実に低下していることが判りました。
リンゴにはアレルギーを予防する効果が期待できるというわけです。 また悪玉コレステロールを減少させることも判ってきました。
高脂血症などの生活習慣病の予防効果もあります。


こんなにあります!リンゴの健康効果
・アレルギー疾患の予防
・生活習慣病、ガンの予防
・整腸作用
・美肌効果
・疲労回復など



◇勢ぞろいリンゴたち
8月上旬から10月中旬 つがる  
9月下旬 千秋 日持ちしない
10月上旬〜11月 紅玉 貯:3月〜4月
10月中旬〜11月上旬 ジョナゴ−ルド 貯:5月頃まで
10月下旬〜12月 陸奥 貯:6月頃まで
王林 貯:12月〜1月
北斗 貯:春先
11月上旬〜12月 ふじ 貯:6〜7月まで
(貯蔵性が高い)

リンゴは1年中食べられますが、取ったリンゴを炭素ガスを充満させた部屋に貯蔵して、酸素を除いて呼吸させないようにした状態です。
貯蔵したリンゴは日持ちがしないのですが、今旬のもぎたてのリンゴは日持ちがします。

青森発・産地で出会ったリンゴたち

★青森県弘前市東目屋中学校

こちらの学校では、近くの学校農園で授業の一環として全校生徒一人一人が毎日手塩をかけて、リンゴを育てています。



そして、修学旅行先の東京のスーパーで、自分たちが作ったリンゴの体験販売を行いました。

通常、生徒たちが収穫したリンゴを、出荷用・加工用・食べる用に分けられます。
獲ったリンゴを生徒が昼休みとか食べたい時に自由に取れるように、構内の廊下に置いてあります。



手間ひま掛けてリンゴを育てることを通じで、協調性・責任感を養うことを目的に、50年以上も続けています。

リンゴを使った調理実習も行われています。
そのメニューを教わりました。


◆リンゴハンバーグ


<材料>

リンゴ(北斗)・・・・・500g(2個)
※硬いほうがシャキシャキしてオススメ
タマネギ・・・・・・・・1/2個
豚ひき肉・・・・・・・・300g
食パン(薄切り)・・・・2枚
牛乳・・・・・・・・・・25cc
卵・・・・・・・・・・・1個
塩・・・・・・・・・・・小1
コショウ・・・・・・・・少々
バター・・・・・・・・・10g×2
小麦粉・・・・・・・・・適宜
【付け合せ】
ブロッコリー・・・・・・150g
ジャガイモ・・・・・・・2個

<作り方>

1)タマネギはみじん切り。

2)食パンは牛乳に浸し、固くしぼってほぐしておく。

3)リンゴ1個は飾り用として芯をくり抜き、7mmくらいの厚さの輪切りにしたものを4切れ作り、バターでソテーする。

4)もう1個のりんごは皮を剥き、1cm角に切っておく。

5)鍋にバターを熱し、タマネギを炒める。

6)さらに、1cm角に切ったリンゴを全部入れて炒める。

7)しんなりしてきたらボウルにあけ、冷ましておく。

8)7)がある程度冷めたら、2)と豚ひき肉、卵、塩・コショウを粘りが出るまでよく混ぜ合わせる。

9)形を整えて小麦粉をつけ、生地の中央はへこませる。

10)フライパンにバターを溶かし、始めは強火で、表面の焦げ目がついたら弱火にする。時々鍋をゆすって焼き、表面に肉汁が浮いてきたら、裏返して焼く。

11)ソースは、トマトケチャップとウスターソースを混ぜ、ひと煮立ちさせたものを盛り付けの器にしき、その上にハンバーグをのせ、上にソテーしたリンゴをのせる。

12)ブロッコリーは塩茹でし、ふかし芋を添えれば出来上がり。


皮を知ってまるごと食べよう

皮を捨ててしまいがちですが、とてももったいなのです。

<ツヤの秘密>
リンゴのツヤはワックスではなく、リンゴの中から出てきた脂肪酸の一つです。リンゴが熟している証拠のようなものです。さらに、皮にはいろいろな栄養素も含まれているのです。

◆皮の利用法

・皮をポットに入れて紅茶を入れます。
1個で4〜5杯分とれます。
皮の栄養を抽出するため約10分間待ちましょう。この紅茶の中には、リンゴポリフェノールがたくさん含まれています。

 

リンゴポリフェノール
体内の活性酸素の除去
生活習慣病の予防

丸ごと使ってリンゴレシピ

<ポイント1>
お菓子には紅玉
・実がしっかりしている
・酸味がある
・味が濃い

<ポイント2>
皮はむかない
・皮の近くに味がある
・香りも良い
・煮崩れしない


◆タルトタタン

<材料>

リンゴ(紅玉)・・・・3〜4個大きさによる
市販のパイ生地・・・・1枚
バター・・・・・・・・20g
グラニュー糖・・・・・大2+1/2
フライパン・・直径24cm
お皿・・・・・直径21cm(途中で使うもの)

<作り方>

1)りんごは皮のついたまま1/8の大きさにすべて切る。

2)火に掛ける前にフライパンにバターをたっぷりのばし、グラニュー糖をその上から振りかける。

3)リンゴを2)に、同じ向きに隙間を作らないように敷き詰める。

4)中火に掛けバターが溶けてジクジクいい出したら、フタを閉める。

5)フタの縁から湯気が出てきたらフタをはずし、水分を飛ばす。

6)上から押さえても蒸気が出てこなければ、底がカラメル状になっているので、ひとまずお皿に取り出す。
※そのお皿にアルミ箔を巻いておくと、後でフライパンに戻し易い。

7)市販のパイ生地は半解凍させ、そのままフライパンに入れる。

8)生地が透き通ってきて、そこの面がキツネ色になったら裏返して両面焼く。

9)お皿のリンゴを戻しいれ、少し落ち着かせたら完成。

 



◆リンゴ入り紅茶


<材料4杯分>

リンゴの皮・・・・1個分
紅茶の葉(ダージリン)・・・適量
お湯・・・・・・・適量

<作り方>

リンゴの皮を入れたポットに紅茶の葉を入れ、お湯を注ぐ。
約5〜10分抽出する。

 









明日の目玉は『キズをきれいに治す方法』

家で眠っている調味料 アイデア大募集 第3弾!!
・年末の大そうじに向けて台所にある調味料を整理!
・レトルト食品、お菓子なども調味料がわりに使える!

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