既読スキップと読み返し

以下は個人的な意見ですので、気を悪くされる方もいらしゃるかもしれませんが、ご勘弁を

既読スキップと読み返し
これはゲームの機能です。既読スキップは一度読んだ所を飛ばしてくれる。
読み返し(バックログ)は、今より前の文章を表示してくれる機能。
どちらも主にマルチエンドノベルなどで使われている事が多いです。
ゲームをコンプリートしたい、やり込みプレーヤーには重宝がられています。
既読スキップは、何度も同じ所を見ないで済むし、読み返しは誤ってまだ読み終えていないのにクリックしてしまった時に使うようです。(コンプリート型の人はせっかちにクリックするからでしょうか)
それと選択肢まで飛ばした後、あれっこれなんの選択?って時にも読み返しを使う。

製作者側からすれば、本当はやって欲しくない機能だと思います。つまりセリフ、演出などに面白みがないので何回も見たくないと言うことですから。
でも、これが無いとプレーヤーにストレスを与え、プレーしてもらえないのも事実のようですが。

私はノベルでエンドが幾つもあって、便利な機能がなかったりすると、選択肢が慎重になり、ストーリーに身がはいらないか、一度エンドを見たら止めたりします。

昔は、セーブボイントをこまめに作って、そこからプレー、若しくはスキップして止める。のゲームが殆どでした。
この早送り機能はYUUKI!NOVELやコミックメーカー3で標準でもっています。

ツールには特性があって得意な部分とそうでない部分があります。
YUUKI!NOVELでは超簡単にノベルゲームを作る事が出来ます。(下書きすら無くても良い人も)
でもマルチエンドでのプレーは不便です。一度読み終えないとフラグが立たないので、過去の選択肢に戻ってからプレーも出来ません。(でもこの機能は製作者側には楽ですが・・・)
あまり煩雑な選択肢のゲームがあると、選択肢の無いノベルでも、このツールで作った物はプレーしたくない、っとなってしまいかねません。(この不便さが面白い人もいるでしょうが)

コミックメーカー3は、画面をクリックしたり、変数を使ったりするゲームを簡単に作る事が出来ます。シミュレーションなどでも多いようです。
ノベルとしては標準でのスキップの他に、既読スキップや読み返しを独自に付加する事が出来るようになっています。
濃崎様も公開しています。
これもYUUKI!NOVELと同じように、煩雑な選択肢のゲームを何の工夫もせずに公開すると、同じ評価をえるかもしれません。
コミックメーカー2以前でのXP問題点を気にするプレーヤーもいるかも?

もちろん、既にこの機能があるツールには問題はないです。(ただタグ打ち面倒?もありますが)

日野まやむ様のHino's Free Game Reviewを参考にさせて頂きました。



既読パス(スキップ)と読み返しをさせない考察

既読スキップは一度読んだ所を流れて飛ばす。
既読パスは一度読んだ所を飛ばして次の段落(選択肢、分岐点など)へ移動
ん…。
これって今までRPGなどで元々あったぞ。
例えば
「樽がある」
「中を覗いてみた」
「金貨を手に入れた」
2回目以降は
「樽がある」
だけ
そして次の文へ
同じじゃないか?
最近はレビューなどを職業でしている?人が多いのか、既読スキップでは
時間的に満足していないようだ。
特にエフェクトがスキップされない既読スキップは評判が悪いみたい。
1既読パスはその度に変数を用意しなくてはならない。
2段落の中ではスキップしない(セーブは選択肢ですれば良いのだが)
3恐らく読み返し(バックログ)は出来ない(移動先は3シーンぐらい手前にすれば良い)
など欠点は多いので使用していないのかもしれないが、逆に今のご時世には合っているのかもしれない。
以下追記
読み返しをさせないの前に、上で書き込み追加、エンディングスキップ(途中クリックでメニューへ)も欲しい機能のようです。
で、本題
読み返し機能を使うのは、やはり文章表示終了前に誤ってクリックしてしまった場合が殆どでしょう。
さらにその中で、文章中にウエイトが入っている為に起こるのが9割以上じゃないでしょうか
その中でも更に1ウェイトの場合例えば
「読み返しになると嫌だな」ウェイト
「読み返しは見るのも面倒だ」改行
この場合ミスクリックの可能性がかなり上がります。数ウエイトなら
よウエイトみウエイトかウエイトえウエイトし
クリックミスは気になりません。


既読スキップに変わる?早送り(案)
前回の文章の続きのような感じです。
特にYUUKI!での使用が良いと思うのですが。
製作の段階で繰り返しの文章は解っていますので、画面の端に「繰り返し文」である事を表示したらどうでしょう?
更に繰り返し文が終わりに近づくと「繰り返し文」の色が変わる(赤とか)
これなら、何処から繰り返し文か解るので、前に読んでいれば、そこで早送りをかける。
「繰り返し文」の色が変われば、そこで止めるので、いきなり選択肢になる事がないので、およその文章がわかる。
つまり読み返しの機能も兼ねるのです(ただし誤ってクリックしてしまった時は駄目ですが)。
画面の端に出てしまうのは、見た目で好きではないでしょうが、背に腹は変えられないし、でもここまでプレーヤーに媚びるのも?
良いマルチエンドのノベルがあるのに、機能で正当な評価を受けないのは悲しいですから。
そう言えば選択肢で、既読部分を飛ばせるように工夫した物もあるようですね。(作るのに大変ですが)

(2012.7.25変更)
YUUKI!に既読スキップや読み返し(バックログ)を付加する簡単な方法…夕霧というソフトがあります。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se360071.html
夕霧はYuuki!Novelを吉里吉里に移植するソフトです。
これは以前simpletextの主宰tea様が開発されました。その当時は若干の知識と手作業が必要でした。
現在のベクターでの夕霧はBRUE Official Website様によって改良され、ほぼ自動で変換されます。フォルダすら自動で作ります。
ただ対象となるYuuki!Novelのバージョン自体では文章の位置指定やウインドウ表示が出来ない為、メッセージウインドウは位置ずれします。



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