6月1日(木)取材

「ブリザーブドフラワー」

 プリザーブドフラワーの語源は、プリザーブ(preserve)「保存する」という意味の英語からきており、生花にオーガニック系の染料を吸わせ、特殊な加工を施すことでナチュラルな姿や風合い、鮮やかな花色を長期間にわたって保つ加工花のことです。欧米諸国を中心に発展した新しい技術ですが、瞬く間に多くのお花好きを魅了し、アレンジメントの可能性を広げた花材として注目を集めています。
 会場内では、円形ステージ裏の「キッチン&ガーデン」さんと「花物語」さんで扱っています。
 ドライフラワーとは違って発色が豊かで生花に近いので、なんか不思議な感じです。
 写真は「花物語」さんのブースからです。


販売ブースの商品チェック



 5/27のレポートに続いて、円形ステージ裏手と銅版画ミュージアム横の2ブースで販売されている中野商工会議所のみなさんの紹介です。
 本日からは漬物とおやきが登場していました。特におやきはブースで蒸かしていますので、作りおきとは違って美味です。北信州の郷土の味を試してみてください。


 JA中野市さんのブースでは、組合員さんが持ち寄って地元産のいろんな農産物を販売しています。
 JA中野市の主要農産物には、巨峰をはじめとするぶどう、りんご、桃などの果実がありますが、時期的にあわないので残念ながらありません。最盛期のアスパラガス、ブナシメジやエリンギ、えのきだけなどのきのこ類が豊富に取り揃えてありました。
 農産物というとちょっとぴんとこないのかもしれませんが、2004年に果実酒醸造免許を取得されて設立された「たかやしろワイナリー」さんのワインがありました。
 中野市のシンボルといえる高社山。このワイナリーの由来は、中野市を見下ろす高社山(こうしゃさん)の愛称である『たかやしろ』からきています。
 たかやしろワイナリーさんは高社山南麓に自社畑を持ち、自分たちの手で栽培した葡萄でワインを造っていて、中野市の気候と環境は、中野市が誇る生産量日本一の巨峰のみならず、ワイン専用葡萄にも最適なんだそうです。
 やかやしろワイナリーさんでは、ピノ・ノワール、メルロー、シラー、シャルドネ、リースニングなどのワイン最適種で作ったワインも生産していますが、会場では生食用のぶどうをつかった珍しいワインを中心に販売されていました。

 以下、中野市産または長野県内産のぶどうを原料にしています。

 カベルネ・ソーヴィニヨン 2004 2,500円
 ※たかやしろワイナリーさんの記念すべきファーストビンテージの一本です。

 善光寺竜眼 2005 1,400円

 巨峰 2006 1,300円

 ナイアガラ 2004 1,400円

 シードル 1,300円
 ※りんごで作った発泡酒です。

たかやしろワイナリーのホームページ