よくある質問
1.自由保育って何ですか?
自由遊びを主体とした保育のことです。 遊びとは本来ひたすら楽しく、遊びの活動自身が目的であり、自発的に自由なもので、子どもは遊びの瞬間瞬間を精一杯に生きています。 保育者が手はずを全て整えて、一糸乱れずそろって計画通り遊ぶとき、子どもは遊ばさせられているのですから、子ども自身の自発性や自由などが発揮できる場面があまりありません。 旭幼稚園の自由保育を、『毎日、ほったらかしで勝手に遊ばせている』と、誤解している方もいるようですが、そんな事はありません。もし、一日中誰とも遊ばない子どもがいれば、もちろん保育者が何らかの手を打ちますし、人と人が関わっていく中で必要になるマナー等も当然教えていきます。 ⇒目次
2.遊びを通じて何が育つのでしょうか?
身体や手先を動かすことで連動感覚や器用さが磨かれていきます。また、色々な人と交わって遊ぶことで社会適応の能力が養われます。仲間とコミュニケーション成り立たせるために、力を合わせたり援助したり、対立や葛藤が生まれた時には折り合いをつけたり、我慢したりして何らかの解決をしていきます。毎日の遊びの積み重ねから、他人との付き合い方、人間関係の保ち方、ルール、自分の役割、責任などを学び取っていきます。これは、子どもの自立にとって、とても大切なことだと考えられます。 自発性、自主性の獲得も遊びを通してなされます。よく遊ぶ子どもは日々自分で考え、判断し、決定する行為を繰り返しています。このことは日常生活の中で、自己決定力の確かさとなって現れ、たくましい生命力につながっていくと思われます。 そして、自由遊びは知的能力を開発するきっかけになると考えています。遊びの中では各種の精神機能が活発に働きます。それは想像力であったり、思考力、判断力、推理力であったりします。また言語能力が高められ、手先の器用さや数概念の発達も促されたり、記憶される知識の量も増大されます。子どもは幼いほど、遊びの中でこうした能力が開発される面が大きいと思われます。 ⇒目次
3.保育者はどの程度子どもに関わっているのですか?
「遊べない子ども」が時々います。私達は遊べない子どもをそのまま放っておく事ができません。子どもをただ遊ばせればよいのではなく、「遊べる子どもに育てていく」ことが必要で、やはり保育者が声をかけて導いていくことが大切と考えています。また遊びが長続きするためには遊びが保障されていることが大切なのですが、保育者によって遊びが見守られていると言う安心感が子どもを遊びに打ち込ませます。その為には保育者がひとりひとりの子どもをよく知り、子どもの集団を深く捉えていなければならないわけです。 ⇒目次
4.縦割保育はいつから、どんな経緯で始めたのですか?
旭幼稚園で縦割保育が始まったのは1978年です。核家族化、少子化の気配が感じられるようになり、家の中で遊ぶ子どもが増え、子ども本来が持つ生命力が弱くなってきているのではないかと保育者達から声が出ました。それより6,7年前からいわゆる一斉保育の形態をやめ、子どもの遊びを重視する自由保育になっていましたが、その頃から常々子どもにとってよい保育形態とは何なのかと検討を重ねてきました。その結果、子ども達同士の多様な出会いの場がもっと必要だ。同年次の子どもだけが集まっているのは不自然ではないか。昔の巷の子ども達のようにとはいかないまでも、限られた条件の中で自然の近い状態を作りたい。家庭のような温かさの中で実現したいと思ったのです。 ⇒目次
5.縦割保育を保育者はどう捉えているのですか?
お家の方からは「発達段階に応じた保育が必要なのでは?」とか「遊びのペースが違いすぎるのでは?」あるいは「生活に無理が生じてくるのでは?」と言った質問を受けることがあります。 発達段階という観点から考えると、例えば同じ5才児でも各々子どもたちの発達の姿は違い、発達の速度も能力の現れる時期も、ひとりひとり異なっているわけです。そこで保育者は幼児期後期の標準的な発達の姿を踏まえたうえで、その子どもがさしかかっている成長の段階を捉えようとしています。ですから、子どもが10人いれば10通りの指導が必要だと考えています。同様に遊びのペースの違いや生活のリズムの違いも、何才だからと言うことではなく、全ての子どもに細かい配慮が必要となってきます。 ⇒目次
6.縦割り保育の中で見られる子ども達の交わりの姿は?
子ども達の生活の中での遊び、ことば、きまりといった「文化」の伝承が円滑に行われていることを実感します。 例えば泥だんご作り。年長児の手に輝くピカピカ泥だんごを見て、年少児は憧れを持ってだんご作りを始めます。ところが砂の分量、水の加減、微妙な力の入れ具合などひとつの泥だんごを完成させるには乗り越えなければならない壁や技がたくさんあることを知り途方にくれます。そこで登場するのが先輩達の暖かい励ましとアドバイス!だんごが固まらず苦労している人を見ると「その土じゃ固まらないよ。あそこの土がいいんだよ」とそこまで案内してくれます。だんごにヒビが入ってしまい悲しそうにしている人には「またこうやって砂をかけると、大丈夫だよ」と声をかけたり、自分から砂をまぶす姿も見られます。そんな先輩の横顔を見つめ、手元から目を離さずに見入る子ども。優しさ、強さも技術と一緒に学び取っているのでしょうね。いつの日かこの人も困っている人のために同じようなことをしてくれることでしょう。 ⇒目次
7.旭幼稚園は給食はありますか?
2011年度より外部委託の給食の導入が始まりました。 お弁当か給食かをご家庭の都合で選択できるようになります。一ヶ月分の献立の中から、この日はお弁当にして、この日は給食を頼む。そんな自由選択制になっています。 ⇒目次
8.ひとりで食べているのはなぜですか?
お弁当の時間は子ども達にとって嬉しくて、楽しい時間です。11時30分頃になると「お弁当にしましょう」と声が掛かり、お弁当の準備が始まります。 食べる場所ですが、特に新入園児は初めのうち、保育者とテーブルを囲んで食事のマナーを経験し学んでいきます。気持ちのよい姿勢で食べる、食べている途中は出歩かないなどのマナーやルールが自分のものになると、テーブルだけではなく、好きな場所で食べ始めます。友達と一緒に食べる約束をしたり、なかには誰とも約束をしないで一人で食べる子どもがいます。大人が考えると寂しそうですが、「今日は一人で食べたいの」との自分の意思があり、その想いを大切にしたいと見守ります。一人で食べていても心は動いていて、色々なものや友達をを見て楽しんでいます。一人で食べられたことが自信へとつながっていくこともあります。年長の子どもが一人で食べているのを年少の子どもが羨ましそうに見て「僕も一人で食べられるようになるんだ」と言っていたことがあります。 毎日の遊びの中から子ども達は誰と、どこで食べようか考え思い思いの場所を選びます。どの子どもがどこで食べているのか把握し、ひとりで食べている子どもに心を留めながら、保育者もそれぞれの場所で食べています。 ⇒目次
9.他園のようにアニメのキャラクター等の看板や壁画がないのはなぜ?
見た目には幼稚園らしく可愛い絵ですが、それは一時、目を楽しませてくれるかもしれません。しかし決まりきった形からは、それ以上のものは伝わってきませんし発展もありません。それよりも落ち着いた雰囲気の中で、自然から与えられるもの、よい絵本を見ること、自分達で作り出すもので感性を養ってほしいと考えます。 ⇒目次
10.積み木などが出しっぱなしですが、片付けはしてるのですか?
ご家庭では遊んだ後の片付けは、きちんと元あった場所に戻して区切りをつけていると思います。自分の使ったものは自分で片つける習慣はとても大切なことですね。もちろんそれは幼稚園でも基本的には同じです。 子ども達は積み木が大好きです。それは家や基地、乗り物になったり、そこから色々なごっこ遊びに発展するからでしょう。その遊びは一時で終わってしまうこともあれば、何日も続くこともあります。そんな時、一回一回区切って、見た目にはきれいに片付けてしまうと、子ども達の遊びの心も終わってしまいます。「また明日も続きをしたい」という気持ちを大切にして、明日また使えるようにその場に残すもの、片付けるものを子ども達が考え、整頓しているのです。その遊びが広がりをもてなくなった時には、子ども達と話し合って、全てを片付け、次の日からまた新たな活動が始まります。旭幼稚園では、片付け=明日も使える状態にする、ということです。(個人的な持ち物、ハサミ、クレヨン等は、使った後、個人の引き出しに片付けています) ⇒目次
11.固定遊具の数、種類は多い?少ない?
入園当初の子ども達にとって、自分から遊びを見つけて楽しむということはなかなか難しいことです。その手助けとして、遊びの糸口として、友達とのつながりを持つためにも役立っている遊具です。また運動能力の発達のためにも必要ですが、数や種類がたくさんあればよいとは限りません。むしろ危険が多くなったり、そればかりで遊んでいて、他の遊びを考え出すことをしなくなってしまうこともあります。本来子どもは、何もなくても遊びを作り出す力を十分に持っているはずです。与えられるものが多すぎて、それらに遊ばれている子ども達、心配です。 保育者は意図的に、何も遊具のない環境に子ども達を置くこともあります。ご自分のお子さんはそんな時どうするのでしょう?想像してみて下さい。 ⇒目次
12.送迎バスのルートはどうなっているのですか?
旭幼稚園では2003年度から、バスによる送迎を始めました。 停留所はできる限り各家庭の近くまでいきますが、道路の状況等の都合で、少し離れた場所になることもあります。 利用者によってコースは変わりますが、現在のコースはバス送迎ルートをご覧下さい。 また、2歳児クローバーの部屋の園児は週5日コース・満3歳以上の条件が満たされた場合、利用が出来ます。 ⇒目次